serow250sフェールポンプ不具合顛末記（①ヤマハ指定店へ入庫）

　　
　

２０２１年２月１７日（水）
暖かいという天気予報に誘われてセローカフェミーテングへ出掛け、早めに帰宅しようとしたところエンジンが掛からな～い！
すぐに、フェールポンプから「ブ～ン」という音がしていないことに気がつたものの、自力では どうしようもありません。

＜ セローカフェミーティングinビオトピア ＞


ＳＬ２３０からセローに乗り換えるときに、一番気にしたのがこの不具合です。
単独でのバイク旅や日本全国林道物見遊山を目指しているので、このような不具合は 死活問題ですから
でも、足つきと航続距離を考えると 選択肢は他にありませぬ。

バイク王で見つけた このセローは、ちょっと年式は古いけど 欲しいオプションが付いていて 控えめなデザインも気に入りました。
そこで、リコール対応について尋ねると、過去に２回 フェールポンプを交換した記録が残っているとのこと。　それならと購入を決定。
でも、二度あることは三度あるんですね～

＜ ＳＬ２３０とのお別れ ＞　　＜ 新しくない新しいセローで最初にやること ＞


それから　約３年。　忘れかけていたフェールポンプが動かないという 一番恐れていた事態が発生。
たまたま発生場所が 立派な施設の駐車場で 周りにはバイク仲間がいらして助かりました。

そして、任意保険のロードサービスで自宅まで運んでもらっい。　まず インターネットをフル活用して情報収集。
バイク屋さんのwebサイドが多い中、「燃料ポンプに関するサービスキャンペーン情報」というサイトが目に留まり、
次の日、ＹＡＭＡＨＡの市場改修お客様相談窓口へ電話してみることに。

すると、想定外の丁寧な対応で「現象が確認できれば 無償でフェールポンプの交換が可能」とのこと。
更に、行きつけのバイク屋さんは無いと言うと、自宅からほど近いＹＳＰ茅ケ崎を紹介してくれ、修理の段取りまでつけてくれました。

そんなことで、トラブル発生から３日後の本日。 ＹＳＰ茅ケ崎（お店の名前は「オートサロン水沢」に変わっているとのこと）へ。
この不具合は、燃料温度が高い状態で継続使用されるとインペラが変形し、燃料ポンプ内で干渉する ためらしい。
なので、タンク内が冷えてくるとフェールポンプが動き出すこともあるとのことで、前日に動作音を確認。　無事、自走で持ち込むことができました。　

　



ちなみに、緊急時の対処方法として．．．
・20分～2時間ほど時間を置き、エンジンを冷やすことで始動を促す
・直接燃料ポンプに振動を与える（燃料タンク周辺をたたく）ことで始動を促す
・エンジンキーでオン・オフを交互に切り替えることで始動を促す
などが考えられるとのこと。　事前に知っていれば、あんなプチパニックにならずに済んだかも（？）



バイク屋さんと言えば、なんとなく胡散臭いイメージがあって大の苦手なのだが、ここは さわやかな兄さんが対応して下さって、一安心。
それに、ＹＡＭＡＨＡのお客様窓口の方が ファックスまで送ってくれていて、話は超スムーズで ５分ほどで手続き終了。

これで ちょっと緊張が解れ、ショウールームを見渡すとセローファイナルの赤と緑が展示されていて、赤が１万円安い値が付けられていました。

　



そして、一番目を引いたのが オプション品満載の ↓↓↓　このセローファイナル。
これは売り物でしょうかと尋ねると、お兄さんが「私のです」と。　さらに走行距離はと質問を続けると「５００kmぐらい」とのことでした。
たぶん、お店の宣伝のために作られたんでしょうね（？）　カッコ良いけど、林道でコケられな～い。

　



帰りは電車とバス。　海老名市に住みつき ４０年近くなろうというのに、相模線に乗るのは初めてです。　たぶん？
車とバイクとバイクの生活を忘れて たまには公共交通機関を利用しての移動も楽しい。　鉄ちゃんの気持ちが ちょっと分かったりして

　



では、では、



・走行距離　：　１３kmくらい？
・燃費　　　：　測定不能