リリィが嘔吐

●今朝、リリィが吐いた。
まだ食べる前だったので胃液が出ただけだ。

●昨日は朝夕の散歩、ペットフードを2回と普段と変わらない生活だった。
薬が体内にまだ残っているのだろうか？
様子を見るしかない。

フィラリアの疑い

●里親契約をする前に動物病院でリリィの健康診断があった。
その結果、フィラリアの疑いがあるので血液を精密検査に回すことになり、とりあえず狂犬病の注射を打ち、フィラリアなどの薬（ネクスガードスペクトラ）を貰った。

●翌朝、薬を飲ませたら・・・
午後に胃の中のものを吐き出した。
暫くは家内の腕の中で抱れていたが、床に寝かせたら息が荒くなって苦しそうにしていたが、生憎、動物病院は休み。

●水を飲んでは吐くこと7回。
自分で体の毒素を出しているらしい。
動物は偉い！

●一晩経って今朝は大分回復していた。
ああ、良かった。

●薬について調べてみると・・・
『フィラリア感染がある場合に予防薬を飲ますと、重篤な副作用で死亡する場合があります。
毎年の飲み始めには必ずフィラリア検査（血液検査）が必要です』
https://www.ani-kuri.com/medical/filaria/
処方した獣医はこのことを知っていたのだろうか？

正式に里親契約

●昨日、3週間のトライアル期間が終わって正式に里親契約をした。
係の方が
「この子、おとなしいけど頑固だね」
ほんの数分で犬の性格を見分けたのは流石だ。

●最初は玄関から外に出ようとしなかった。
それを何とかオヤツで連れ出す訓練を続けた。
この3週間でやっと階段の上り下りや散歩は出来るようになった。
娘婿が毎朝、我慢強く散歩に連れ出してくれたおかげだ。

●オシッコシートを床に敷いて、そこでやらせるようにしている。
出来るようにはなってきたが、時々オシッコを床にやってしまう。

●メルの時にはすぐに覚えて、オシッコをしたい時には外へのサッシをガリガリとやって出たいという意思表示をするようになった。
チャオは何も教えなくてもメルの行動を見て自然に出来るようになったが、リリィは最初から教えなきゃいけない。

リリィの体重

●リリィの体重を測った。
まず人間が載って74.9kg、次にリリィを抱っこして測り87.8kgで、その差12.9kg。

●事前の予測は15〜6kgだったが、意外なことにメルの最高記録13kgとほぼ同じだった。
毛がふさふさして着ぶくれしているんだ。

階段を歩けた

●繁殖犬で散歩をさせて貰えなかったためか、階段の上り下りが全く出来ない。
おまけに、お手もオスワリも駄目だ。
イチからしつけをする必要があるのだが、玄関前の数段の階段を降りるのに全く動かないため難儀をしていた。

●ところが、昨日、店へ行った時にたまたまお話をした女性から訓練の仕方を教えてもらった。
その方は、大型犬４匹、中型犬と小型犬を各々１匹ずつ飼っておられるとのことだった。
「引っ張っちゃ駄目ですよ、オヤツを目の前に置いて自主的に進むようにしなきゃ」
「名前を呼ぶときには家族で統一してね、リリィとリリィちゃんの両方は駄目です」
など。

●目の前で数回訓練したら、数段の階段を上り下りできた。
でも、これを１〜２週間繰り返さないと定着しないのだそうだ。

車への乗り降りも餌を使って練習する。

●毎朝、娘婿がリリィを散歩に連れて行ってくれるので、この話をして階段の訓練をしてもらった。
おかげで夕方、我々夫婦が散歩に出たら、ちゃんと階段を歩けるようになっていた。

「大きなお尻だねぇ」

去勢

1週間が経過したので犬を譲渡会のある店へ連れて行き飼いたい意思を伝えた。
そしたら、今度はもう2週間のトライアル・コースに移行するように言われて契約書を交わした。
正式に飼うためには、去勢と予防注射、マイクロチップの挿入などが必要とは前回も聞いていたが、腑に落ちないものがあった。
なぜ去勢しなければならないのか？

そこで、高校の同級生で獣医をしているH君に去勢の必要性を聞いたら次の返信を貰った。
『女の子でしたよね。
子犬を希望し貰い手の目処がつくのであれば、敢えて避妊手術をする必要は無いでしょう。
しかし犬は年２回発情があり、その時管理出来る自信が無いならお互いのため可哀想かも知れませんが避妊手術をした方が良いと思います。
散歩の時も安心できるでしょう。
（中略）
もしするときは、卵巣だけでなく子宮もとってもらうことをオススメします。
理由は子宮を残しておくと、子宮蓄積症を患う確率が高いからです』

手術日を11/17に決めた。

リリィ

●犬の名前はリリィにした。
鼻の形が百合に似ているので最初の候補はユリ、次がリリィ、リリカ＊、リンリンの中から呼びやすいリリィに決定。。
　＊注）私が現在飲んでいるが効能に疑惑がある痛み止め薬

●バーバラストランサイドに似ているのでバーバラも出たが、人前で私が呼ぶにはやや抵抗がある。
映画「男はつらいよ」の浅丘ルリ子も役の上ではリリーだが、ウチのリリィは目が小さくて全然似ていない。

犬の里親

●大澤さんの奥さんは猫好きで野良犬を捕まえては去勢手術をして引き取り手を探しておられるのだが、生憎、ウチは犬派で協力できない。
犬を紹介してくれる所を聞いたらセンター南で毎月日曜日に、ボランティア活動で犬と猫両方の里親斡旋をしていると聞いて出かけた。

●着いてみたら20人くらいの人が並んでいて驚いた。
駅前で斡旋しているところを何度か見たことはあるが、あまり人はいないからこちらも少ないと思っていたらこの行列。
同時に1家族10分限定で中に入れてもらう。

●10匹ほどの犬がゲージに入れられていて、娘が最初に目があったシェルティに一目惚れ。
家内も気に入り1週間のお見合いということでウチにつれて帰った。
お父さんはキャバリアが良いんだけど・・・

完熟きんかん「たまたま」

●ご近所のKさんがチャオの訃報を知って花を持ってきて下さった。
チャオが死ぬ数週間前にやはり愛犬を亡くされていたのだが、その時には多分なにもしなかったのに申し訳ない。

●ついでにお嫁さんの宮崎の実家から送ってきたという金柑「たまたま」も頂戴したが、これが大きい。
我が家の庭のより2倍以上もある。
食べてみると甘さは3割増しでジューシーさに驚いた。

●家内が言った。
「このタネを取っておいて植えよう」
実を収穫できるまで何年かかることやら。

可哀想なチャオ

●メルと同じところで火葬をした。
その日の夕方に電話があり、翌日は混雑しているので昼前に受け取りに来てほしいとのことだった。
翌日、遺骨を取りに行ったら10時、11時、12時に「お別れ会」があるとホワイトボードに書いてあった。

●考えたらチャオは可哀想な子だった。
まず、我が家に来た経緯からして不幸だった。
ご近所のご主人が奥さんの誕生日祝にチャオを買ったのだが、これがホントのサプライズ・プレゼントになってしまった。
奥さんは犬嫌いだったのだ。

●いまさらペットショップに返すわけにも行かず、同じキャバリアを飼っているご近所へ飼ってもらえないか相談に行ったが断られて転々として我が家に来たのだった。
ところが、先住民のメルが拗ねて、チャオを邪険にした。
拗ねる、妬む、怒る・・・メルは人間のような感情を持った犬だった、
怒られても必死にしがみつくチャオ。
見ていて哀れだった。

●散歩に行くとオス犬共はメルには擦り寄るのだが、チャオは無視された。
まだ子犬で色気に欠けるためだと思っていたが、成犬になっても全然モテない。
人間から見るとチャオの方が可愛いと思うが、犬の世界では評価基準が違うのだろう。

チャオの容態が急変

●深夜の2時過ぎ、チャオが悲しそうな鳴き声を上げて目覚めた。
前の夜は部屋の中を徘徊したが立上がることが出来なくて鳴いたようだ。
それから半時間から1時間おきに鳴き、その度に同じように家内と交代で寝かしつけた。

●明け方、痙攣を起こしたがその時には回復した。
これはもうだめだなと思って家内と相談し、今日はちょうどレーザー治療の日だったので獣医さんに注射を打ってもらおうという話をして、娘を呼ぶことにした。

●娘にその話をすると
「苦しんでいるわけじゃないし無理に死なさなくても・・・」
と娘。
「じゃあ明日にする？」
と家内。

●今夜苦しんだら可愛そうじゃないかと私が言おうとしたら・・・
「あれ？息してない」
「ホントだ」
「でも、心臓は動いてる」
体を擦っているうちに心音も途絶えた。

●メルと違ってチャオは病院が大嫌いだった。
「よほど病院へ行きたくなかったのね」
寝顔のように安らかな顔だった。

チャオが急に弱り初めた

●先週のこと、チャオが庭へ通じる2段のステップを歩けなくなったので、家内が延伸してステップを追加した。
庭へ降りたら普通に歩けていたので一安心。

●ところが、それも数日間だけ。
筋肉が弱り歩いてもヨロヨロしてふらつくし、頭が隙間に入ってバック出来ずに立ち往生する。
目が見えていないのだろうか？

●さらに、深夜に家の中を徘徊するようになった。
昨夜は私が2回、家内が3回、抱っこして眠らせてベッドに寝かせた。

●5年前のメルの時の症状に似てきたが、苦しむ様子がないのが助かる。
もし、あのような状態になったら今度こそ安楽死させてもらおうと家内と話をしている。

レーザー治療

●チャオ（15歳）のお腹に出来た腫瘍が拳大の大きさになってしまったので、掛かり付けの獣医さんでレーザー治療をして貰った。
2日に1回のペースで、全10回のうち昨日は5回目。
お陰で半分ほどの大きさに縮小した。

●調べてみると、レーザー治療は色々な病気に効くらしい。

図は日本レーザー獣医学研究会より引用

●治療が済んで家に戻ると元気が出てもりもりと食べる。
治療費も１回千円程度と高くはない。
もっと、早く教えてくれたら良かったのに・・・

チャオの手当

●チャオのお腹にできた大きな腫瘍に穴が空き、血液やリンパ液が出た。
もう何回目だろうか？
初めての時は慌てて獣医さんへ連れて行ったが、手当にも慣れた。
普段はサラシを腰に巻いているのだが、手術をするには年をとり過ぎていると言われた。

老犬介護

チャオが私の目の前でバタンと倒れた。

これまでも、よろける事はあったが倒れたのは初めてだ。

「だ、大丈夫か」

家内が近付いて見たら、、、

「寝てるわ」

恥ずかしくて寝たフリしてるのかもしれないと観察していたが、30分ほどでムックリと起き上がり自分のベッドに戻った。

1ヶ月ほど前に犬用のバギーも買ったし、これから老犬介護も本格的になってきそうだ。