横浜・池辺農園の秘密(旧中山農園の秘密)

横浜市都筑区にある農業体験ファーム中山農園が閉園したため、有志でやっている池辺農園での野菜作りなどを紹介しています。

レモンの花が・・・

2023-05-02 07:53:33 | 俳句のまねごと
●たくさん咲いていたレモンの花が強い雨風で落花した。
昨年もそうだった。
哀れ味を感じるなぁ・・・

●そこで一句
 白き花 風に舞い散る 涙かな
凡人以下の出来だな・・・

●もう一句
 一夜明け 庭一面に 白き花
これだと庭一面に白い花が咲いていると誤解される。
やっぱり俳句は難しい。

お題 台風

2020-09-09 08:37:55 | 俳句のまねごと

●家内が久し振りにお父さんに手紙を書くから俳句を作れという。
今回のお題は台風。

●台風ねぇ・・・10号は被害が少なくてよかった。
急に言われても出てこない、と言ったら
「明日まででいいわよ」

●工事の音が煩くて集中できない。
ダメだ、便秘だ。
「明日まででいいって言ったでしょ」

●まず、季語が浮かばない。
台風に変わる言葉はないか?
強風、大雨・・・
ネットで季語を調べてみよう。

●雨の季語が多いのに驚いた。
日本は雨が多いからなぁ。
夏の雨の季語・・・白雨が気に入った。
台風ではないけど、普通は使わないし俳句っぽくていい。

●最初に浮かんだのはこれ。

家建てる
 音も消え去る
  白雨かな

●我ながら気に入らない。
「家建てる」は俳句らしくないから「金槌の音」に変えよう。
「音も消え去る」も「音もかき消す」にしよう。

●ということで今回は比較的簡単に出来た。

金槌の
 音もかき消す
  白雨かな


お題 猛暑

2020-08-18 20:11:42 | 俳句のまねごと
●家内がまたお父さんに手紙を書くから俳句を作れという。
今回のお題は猛暑。

●下がったかと
何度も睨む
温度計🌡
 ↓
(季語なしのためボツ)
 ↓
死んだふり
して 過ごす
炎暑かな
 ↓
川柳みたいだな
ま、いいか

真夏の増築工事を詠む

2020-08-10 20:14:11 | 俳句のまねごと
●家内がお父さんに絵手紙を出すので俳句を捻れと言った。
ちょうど増築工事中だったので、それを詠んで

金槌と
 カンナの音や
  酷暑かな

❌「や」と「かな」は共に感嘆符だからダメだ。

 ↓

金槌と
 カンナの音や
  半夏生

 ↓

❌白い半夏生が涼しげで暑さと相反する
暑苦しい花と言えば、真っ赤なサルスベリ

 ↓

金槌と
 カンナの音や
  百日紅

百日紅が如何にも取ってつけたようだ。

 ↓

金槌と
 カンナの音やみ
  かき氷

うん、これの方がいい。

梨の人工授粉

2019-04-15 20:05:20 | 俳句のまねごと
●大沢農園の道一本を挟んだ梨園を見ると白い花が咲いていて、人工授粉の真っ最中だった。
大澤さんも農業実習生時代にこの作業をやらされたという。
「いやー、ずーと上を向きっぱなしで首が痛くなって大変でしたよ」

●ここで一句
梨棚の跳ねたる枝も花盛り 松本たかし

雨振らぬ 畑の影で 猛暑避け

2017-07-27 05:03:35 | 俳句のまねごと
●首都圏は空梅雨が終わり、ずーと暑さが続いている。
中山農園は13時に集合し、その日の作業説明後に農作業が始まるため一番気温が高い時間帯と重なる。
あちらこちらで、フーと溜息が聞こえた。

●久々の一句
雨振らぬ 畑の影で 猛暑避け

鷹の爪 枯れても・・・

2014-09-20 05:28:11 | 俳句のまねごと
⚫️家内が干した鷹の爪をコーラス仲間に分けるために切っていた。
いつもながら乾燥しても鮮やかな赤い色に感心する。

⚫️ここで、久々の一句。
ちょっと意味深でしょ。

 鷹の爪 枯れても色は 失わず

葱坊主

2011-06-03 05:28:32 | 俳句のまねごと
●葱坊主は栄養がネギに行かなくなるため切り取ってしまうのだが、どんな花が咲くのかなと思って1本だけ残した。
久し振りに1句と思っても、やはり常に練習をしていないと出てこない。
そこで、葱坊主で俳句を探して気に入った句を紹介する。

  葱坊主 風と話してみたくなる       山崎梅代

農作業 見つめて十年 花梨咲く

2009-03-24 07:47:03 | 俳句のまねごと
●畑の横にある花梨(カリン)の花が咲き始めたので、それを句にした。
体験農園が始まって満十年、私が参加して8年が過ぎた。

●先週日曜日のNHKの俳句番組
「俳句とは口から出任せです」
と著名な人の言葉を紹介していた。
そういう風に思えば気楽に作ることができる。

ボロボロに添削

2009-03-12 07:03:53 | 俳句のまねごと
●義父から添削のFAXが届いた。

・畦道の小さき花や春近し
  →さっそうと歩く姿や 春近し

・一つだけ咲きしタンポポあわてんぼう
  →唯一つタンポポ咲きて一目ぼれ

・久々の 青空に咲く 菜花かな
  →久々の晴天に咲く花菜かな

・菜の花の 絨毯に 蝶遊び
  季語がダブっている。(菜の花と蝶)
  →菜の花の黄絨毯に家族連れ

ほとんど全然違う句になっているが、まあにしないでいこう。

●ついでに、義父が句会で特選になった2句が書いてあった。

・たんぽぽを摘んで遊びし友は今

・ふるさとも年毎遠し 猫柳


やはり上手い。
年季が違うもんな。

久し振りの俳苦

2009-03-10 07:49:36 | 俳句のまねごと
●一面に広がる菜の花畑を見て、4年半振りに俳苦を捻った。

 「久々の 青空に咲く 菜花かな」

 「菜の花の 絨毯に 蝶遊び」

●義父にメールで送ったが添削が帰ってこない。
家内が電話をしたら
「ずいぶんと推敲したようじゃな」
といっていたとか。
ほめ言葉と理解しておくことにしよう。

門に待つ母立葵より小さし 岸風三楼

2006-06-16 19:31:02 | 俳句のまねごと
●中山農園の入り口にあったタチアオイが見事だったのでカメラに収めた。



●姉妹農園の山下農園でたくさん咲いていたウコンの花。
 地下の芋の姿に似合わず可憐で美しい。



 新しいカメラを買ってから週末の度に雨か曇天。
なかなか鮮やかな色合いで撮れない。
その間に我が家の庭に植えてあるユリも満開になってしまった。

花びらのうすしと思う白躑躅  高野素十

2006-06-09 19:02:36 | 俳句のまねごと
●ツツジを撮ろうとカメラを構えていたらハチが視界に入った。
レンズを近づけようとしたらすっと逃げる。
追いかける。
を繰り返してやっと撮った。
タイムラグが少ないといってもやはり動く被写体は難しい。