白菜・ネギの寒起こし

●今日の主な作業は次のとおり
・片付け、寒起こし（白菜・ネギ）
・鶏糞追肥、根元に土寄せ（スナップエンドウ、空豆）
・通路際に化成追肥、土寄せ（ナバナ／カキナ、カラシナ）
・ダコニール散布(ニンニク、玉ねぎ)
・収穫、中耕（法連草／小松菜）
・収穫（大根など）

●白菜・ネギの寒起こしをした。
寒さがピークを迎えるので、これが最後かと思っていたが、まだ大根の畝も残っている。
２週間後でも良いのではないかという意見も出たが、それでは遅い。
NHK「みんなの園芸」には次のような説明が載っている。
『土を冬の寒さにさらすことで土中で越冬していた害虫や病原菌、雑草のタネや根にダメージを与え、翌春以降の病害虫・雑草の発生を抑制する』

●打ち合わせで２月の休みの日を決める時に、来週は休みにすることになったので、
各自で大根の畝の寒起こしをすることにした。
今日やっても良いのだが、沢山の収穫で食べきれない人もいるため、各自に任せることにした。


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こんな本を書いてます。
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・カミーノ旅日記；後編　レオン〜サンティアゴ編
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・貧乏人は野菜を作ろう【上中下合本版】: 食と農は近いほど良い
・通信工学を習ってない人の為の通信工事入門　LAN工事編
・情報工学を習っていない人の為の情報システム入門　統合編
・電気工学を習ってない人の為の電気工事入門　統合編

2月の主な作業

2月の主な作業は次のとおり
・片付け、寒起こし（白菜・ネギ）
・鶏糞追肥、根元に土寄せ（スナップエンドウ、空豆）
・通路際に化成追肥、土寄せ（ナバナ／カキナ、カラシナ）
・ダコニール散布(ニンニク、玉ねぎ)
・収穫、中耕（法連草／小松菜）

（以下は昨年2月の写真）

ソルゴーの用途

●ソルゴーについては過去にも調べてこのブログに色々と書いてきたが、これまで作ったことはなかった。
最初にこれを見たのは餅田農園で2009年の中山農園の見学バスツアーだった。
畑の周囲をバンカープランツで囲ってあったのがソルゴーだった。（写真上）

●一時期、ナスにカメムシがついたことがあったが、ソルゴーを周囲に植えることっで対策になるらしい。
オクラもナスの近くに植えると良いとのことだが、こういう知識は知っていても使わなければ何の意味もない。
https://blog.goo.ne.jp/saayananoda/e/45f51140b756172cf4fb2057b73a8c5b

●BOTANICAによると、ソルゴーは緑肥植物の他にも用途があるという。
①障壁栽培
②防風対策
③牛の飼料
④緑肥作物
⑤食用作物

●ソルゴーが食用になるとは知らなかった。
以下は同じくBOTANICAからの引用。
『ソルゴーの子実はアフリカや中国では、米と一緒にお粥にしたり、麺やパンの原料にしたりと主食として食べられています。また、発酵しやすいため蒸留酒の白酒（パオチュウ）やビールの原料として使用されています。食べた味はソバに近い味がします
　　（中略）
ソルゴーは、小麦などの穀物に含まれているグルテンを含まない作物です。小麦アレルギーの方でも、食べることが可能なグルテンフリーのパンやお菓子などの原料として使われています』

●また、Wikipediaには次の様に書いてあった。
ソルゴーとはモロコシのことだったのだ。
『作物としては根が深く、吸水能力が非常に高いため主要穀物の中では最も乾燥に強い穀物である。吸肥性も同様の理由で高い。その割には湿潤にもよく耐え、日本のような多湿地域でも栽培が可能である。
　　（中略）
モロコシ（蜀黍、唐黍）は、イネ科の一年草のC4植物・穀物。
タカキビ（高黍）とも呼ぶ。
外来語呼称にはコーリャン（中: 高粱）、ソルガム（英: sorghum）、ソルゴー（伊: sorgo）がある。
沖縄ではトーナチンと呼ばれる。』

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春夏野菜の配置計画；その３、ローテーション

●拡張部のローテーションが可能かチェックしてみた。
上図は１年目から３年目までの野菜の配置である。

●２年目は１年目の通路部分に作り、３年目はまた隣の通路へと畝を移動していく。
このようにすることで、４年目には１年目と同じ場所に戻る。
前回も書いたが、この畑には昨年ナスやトマト（いずれもナス科）が作られていたが、これで３年間はナス科を作らずに済む。

●４年目もキュウリを作ってもよいのだが、３年休ませたらナス科に変えても良いだろう。
ナス科は連作障害を避けるためには3～４年休むことが推奨されているが、接木苗や牛糞堆肥も使うので多分大丈夫だと思う。
３年後にまた話し合うことにしよう。

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春夏野菜の配置計画；その２、拡張部

●南側に新たに増える農地も野菜の配置計画を作った。
昨年までは大澤さんがナスやトマトなどを作られていた場所のため、ナス科の野菜は数年間避けることにした。

●最初は横（東西）方向で配置案を作成したが、N田さんから縦（南北）方向にしたらどうかという提案があった。
その方が日光が満遍なく当たるのが理由だ。
なるほど、言われてみればそのとおりだ。
昨年までの大澤さんも南北方向で作られていた。

●ということで、上手く行きそうか南北方向に描き直してみた。
2列のキュウリ以外にあと2列を作ることができるが、１つは60cm幅しか取れない。
これを書いていて気がついた。
通路幅を右側だけ70cmから60cmにすれば、畝幅70cmを確保できる。

●ミョウガは現在は資材置場の裏側で作っているが、ここ数年の出来が悪いので拡張部に移植することにした。
その際、日当たりが良すぎるので背の高いソルゴーで遮光することにした。
「根が深くまで伸びるんですよ」
とN田さん。
今回始めて作るソルゴーは緑肥植物だが他にも用途があり、後日、書くことにする。

●南側に3列の里芋（共同）があるのは、山下グループと共同で作る畝だ。
高低差があって不公平にならないように、この部分は暫くの間は共同で作り公平に分配しようという結果になっている。

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後方に注意

●N田さんが
「後ろのカキナを踏んでるよ〜」
とK村さんに声をかけた。

●K村さんは足元や後方に注意を払うのがどうも苦手なようだ。
先日も収穫時に寒起しをしたところに足を踏み入れていた。
ま、自分の区画で誰にも迷惑をかけていないからいいのだが・・・

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春夏野菜の配置計画；大麦

●休憩時に春夏野菜の相談をした。
これが今季４回目だ。
でも、最初が肝心で何をどこに作るのかを十分に相談しておかないと、種苗を蒔いたり植えたりした後で気づいても手遅れになる。

●毎回、気づくことがあるので少しづつ修正して最終案を作る。
今回でほぼ内容が固まったので図を修正してグループLINEで配った。
それらの内の一つが上図である。

●今回の特徴は過去3年間にネギ類を作った場所には、徹底的に大麦を計画したこと。
これまでにも書いているが、黒腐れ病対策の一つだ。
毎年少しずつ大麦にしようと思っていたが、南側に新しい耕作地が出来たので一気にやることにした。

●これでも黒腐れ病が発生したら、土を消毒しようという話になっている。

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スナップエンドウの防寒対策

●堆肥を運んで敷き均しの立会後に（作業を見ていただけ）、貸していた一輪車などの道具を片付けて北側の畑へ戻ったら、次のメーンイベントが既に始まっていた。
我々のグループのスナップエンドウの防寒対策だ。

●まず、U字パイプを各々の区画境に立てて、次に横パイプを上下に固定する。
そこまでは良かった。
次のネット張り作業の前にどのように取り付けるかの議論があった。
買ったおいたのは幅1.8ｍｍ長さ30ｍで、畝長は11mだからぐるりと一周回すつもりだった。

●しかし、上からすっぽりと被せた方がやりやすいとN田さんが言った。
「ぎゅっと上下にひっ張ればいけるかも知れないなぁ」
「じゃあ、試しにやってみよう」
下から50〜60cmほど隙間が空いたが、これでやることにした。

●N田さんの指示通りに他のメンバーは補助に回る。
ネット張りは最初が肝心だ。
両端を束ねた紐を先に外してしまうと、後で前後が逆になっていたりするとにっちもさっちも行かなくなってしまう。
端部には支柱に括り付ける短い紐がついているので、最初にそれを見つけて目印にしてネットを整理する。

●これさえ出来れば、後は横方向にネットを伸ばして所々をプラ製の留め具と紐で結んでほぼ完成。
次は、ダンポールをスナップエンドウ苗の近くに立てて誘引する。
そして仕上げは防寒（霜除け）のために寒冷紗で囲む。
寒冷紗も幅が違う2種類があり、最初の1枚だけはピッタリだったが、その次の持ってきたものも、さらにその次も幅が短くてやり直した。
毎年の作業だけど、年に1回しかやらないので結構時間がかかる。

●例年、この作業をやる頃の苗は枯れているものがあるのだが、今年はすこぶる成長が良くて全て順調に育っていた。
なかなか幸先が良いな。

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高さ調整のため土の移動と敷均し

●今日の主な作業は次のとおり
・高さ調整のため土の移動、敷均し（南側拡張部）
・片付け、寒起こし（キャベツ）
・追肥、支柱立て、ネット張り、誘引、不織布で囲む（スナップ）
・化成追肥（法連草／小松菜、ナバナ／カキナ）
・鶏糞追肥、ダコニール散布(ニンニク、玉ねぎ)
・収穫
・春夏野菜の相談；４回目

●先週の続きで南側拡張部で高さ調整を行うために、高い位置の土を低いところへ運び、それらを敷均した。
しかし、その前に区画位置を示す支柱を元の位置の戻さないといけない。
起点は近くの資材置場の足場2箇所からの距離を測り目印をつけていたので、そこからの円弧の交点に支柱を立てた。

●それを3箇所で繰り返して、最後に4隅の距離を測り誤差がないか確認する。
この時に、どう見ても歪んでいるように見えたのだが、距離を測ると誤差は少ししかなかった。
人間の目が如何に頼りなくて不正確かよく分かった。

●土の移動と敷均し後は、土が減った箇所へ堆肥を運び敷き均した。
同時に測量をして3者の敷地と通路の境に支柱を立てた。
こう書くと簡単だが、実際には試行錯誤の連続で予想していたよりも多くの時間がかかってしまった。





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キャベツにトンネル掛け

手前の新聞紙に来るんだ野菜の向こう側がキャベツ

●個人の自由区画にはキャベツが植えられているが、少し成長が良くない。
自分の自由区画をみてY崎さんが言った。
「これ、何ですか？」
「自分の植えたのを覚えてないの？」
「キャベツだよ、N田さんが余ったのをくれたやつ」
それを聞いてN田さんがが苦笑していた。

●「トンネルを掛けましょう」
「来週にする？」
「今週に寒さのピークが来るかも」
「簡単にできるから今やりましょう」
ということで、予定にはなかったがビニールトンネルを掛けた。


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間引き忘れの大根

●今年は大根の出来が良い。
3列の畝を次期をずらせて種まきをしたのだが、1列目はほぼ全員が間引きをしたが、2列目の間引きをK村さんほか1名が忘れていた。

●やや小ぶりのものもあるが、それでも十分な大きさの大根が育った。
「これ、間引きを忘れてた大根ですよ」
と見せてくれたので写真をパチリ。

●実は、ずっと以前は中山農園で教えてもらったとおりに、1穴2本ずつ育てていた。
それが、N田さんの提案で播種間隔を半分にして1本ずつ育てることにした。
すると以前と同じサイズの大根が収穫できた。

●つまり、間引きの手間を1回減らしても同じ大きさの大根が出来たのだ。
さらに、1穴2本作りでは1本が先に成長すると、同じ穴のもう一方は大きく育たなかった。
そういうリスクもなくなったので実質的に多くの大根を収穫できるようになったのだ。

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ダコニールと液肥を散布

●ネギ類の病気予防のため消毒薬のダコニールを先週に引き続いて散布した。
また、茎ブロッコリーの新芽の出が悪いため、これも先週に引き続いて液肥を散布した。

●茎ブロッコリーは2週間前に化成肥料も撒いているのだが、水分がないと効果が出ない。
そろそろ、雨が降っても良さそうなのだが・・・


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牛ふん堆肥の散布、敷均し

●今日の主な作業は次のとおり
・牛ふん堆肥の散布、敷均し（南側拡張部）；中山Gの部分のみ米糠散布
・液肥散布（法連草／小松菜、ナバナ／カキナ、カラシナ、ブロッコリー）
・ダコニール散布(ニンニク、玉ねぎ)
・ビニールトンネル掛け（個人区画）
・収穫
・春夏野菜の相談；３回目

●山下グループと３者共同で牛ふん堆肥を拡張部の農地に撒いた。
一輪車とレーキなどは山下農園からお借りして、全員でやったら意外と早く終了。
作業が早く終わったのは、M田さんグループの平均年齢が我々よりも随分と若いこともありそうだ。

●余った堆肥をどうするかについて、N田さんから大澤さんの農地に無料で撒いたらどうかという提案があったが、私とM田さんは反対した。
本人から頼まれてもいないし・・・2人共関西人だから。
でも、残った堆肥を北側の農地に運ぶのは大変だなぁ・・・

●我々の農地のみ用意していた米糠を撒いておいた。
来週、大澤さんが耕耘してくれることになっている。




追記）翌日曜日に大澤さんが耕耘してくれた。

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紫色の葉野菜

●共同作業がひと通り終わり、各自の畝の手入れをした。
K村さんが目立つ濃い紫色の野菜を育てているところに何となく集まった。
「これ、なんですの？」
「ホームセンターでたまたま見つけたのを買ったんですが・・・」
「どんな味がするのかなぁ」

●K村さんが葉っぱの一部を切り取って味見をした。
「キャベツの味がする」
続けて私達も味見をした。
「特に何も味はしないなぁ」
「ウン？うっすらとキャベツの味がする」
「仄かな酸味もある」
「うん、するする」

●N田さんが言った。
「この紫色はアントシアニンの色ですね」
「体に良さそうだ」

●この農園を始めた最初の頃はいろいろな野菜を作っていたが、結局、作りやすくて美味しい野菜に落ち着いてきた。
たまには、こういう珍しい野菜も面白い。



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ミョウガに不織布

●ミョウガに寒さ対策の不織布を掛けた。
ここ数年、ミョウガの収穫量が減っている。
肥料はやっているが、同じ場所に植え続けると収穫が減るのでそろそろ別の場所に植え替えないといけない。

●そう思っているところへ、南側へ拡張しないかという打診が大澤さんからあったので、まさに渡りに船だ。
次期は春頃にこのミョウガを移植しようと考えている。

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