横浜・池辺農園の秘密(旧中山農園の秘密)

横浜市都筑区にある農業体験ファーム中山農園が閉園したため、有志でやっている池辺農園での野菜作りなどを紹介しています。

第24回農作業

2004-09-30 21:25:50 | 中山農園の秘密
(9/18)の作業
・定植(レタス)
・播き直し(白菜)
・間引き、土寄せ(大根)
・消毒(キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー・キャベツ・大根・白菜)

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【定植】
●3種類の苗をマルチの穴に次の手順で植える
 ①農薬(ダイアジン粒剤)を一つまみ撒き、移植ゴテで土と混ぜる
 ②ノズルで灌水
 ③定植
 ④土寄せ・灌水

●腰をかがめた作業をし続けると出っ張った腹が苦しくなるので、時々「ウ~」と声を出して背伸びをしたら
「腰痛ですか?」
とTさん。
事情を話したら
「腰痛なら許してあげるけどねぇ・・・」
我がブロックは男性4名、女性1名だが、その内3名の男性が珍しく同時にお休み。
Uさんの奥さんが応援に来てくれたが、滅多に畑に来られないので能率は良くない。
女性2人に任せるわけにもいかず、フーフー言いながら苗植え作業をする。

●悪いことは重なるもので、右足の膝が痛む。
金曜日に昼食を食べ勘定を払って外に出ようとして、透明のガラスのドアーに頭と右ひざをぶつけてしまったのだ。
いつもは開いたままになっているドアーがその日に限って閉まっていたのに気付かなかった。
ドンと大きな音がして、恥ずかしさよりも痛さの方がつらかった。

【播き直し】
他の区画は順調なのに我々の所だけ白菜の発芽が思わしくない。
●原因は2つあり、大澤講師の解説によると、
マルチと土の表面の間に隙間があり、そこで暑くなった空気が出たばかりの芽を直撃しダメにした。
従って、また種を蒔き直しても空気層を防がないと同じ結果になってしまう、と言われた。

●私の推測は次のとおり
先週、種まきの時に農園主から空き缶の底で押しつける「窪みが深すぎる」という注意を受けていた。
ただ、その時点では既に大半の播種が終わっていて、やり直しが出来ず後の祭り。
作業前のレクチャーで土被りは「種の直径の3倍」という話を聞いていたのも関わらず、
先に蒔いた大根の種と同じ深さで作業を進めてしまったのだ。
大根と白菜では3倍ほども大きさが違う。
白菜は直径1ミリあるかどうかの小さな種で一旦蒔いたらやり直すのは無理だ。

●しかし、強い味方が用意されていた。
こういう時のためにビニールハウス内でポットに発芽させてある"バックアップ"の苗だ。
これを植えた。
このバックアップがなければ、最悪、今冬は我々の区画だけが白菜なしという惨めな結果に終わることになっていた可能性が大きい。
先祖代々の知恵を継承しておられる農園主に感謝!

【農薬の話】
今回、苗に使用した農薬(エスマルクDF、Zボルドー)についての解説が、お茶の時間に大澤講師からあった。
●前者は、自然界に広く存在している「細菌」で害虫駆除能力のあるものを選別・改良した毒性が低い農薬だそうだ。
ただし、値段が高いのが難点とか。
詳しいことは下記URLで。
  http://www.greenjapan.co.jp/esmaruku_bt.htm

●後者はブドウの「べと病」などに使われている農薬で中身は硫酸銅。
これも薬害の心配はないらしい。
  http://www.greenjapan.co.jp/zborudo_ds.htm

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