しるべない旅

幼い頃の思い出と日々の雑感気まぐれに綴っております。

バイクふれあい記49

2023-09-24 22:25:57 | 日記

折り返し練習をしっかりして、方向指示器を消し、ハイビームで路面と周囲を照らしながら復路を走り始めました。
ガチャ 1速 ウォ〜ンシュルシュルロロドドトト…… 最高回転域から徐々に最低回転域に落ちる音が、股間に響き気持ちよくなりました。セルボタンを挟み押ししながらのアクセル操作はすっかりクセになりました。ボタン側面の凸感と中央の凹感が滑りにくいから安定感がありました。エンストの恐怖感からも解き放たれていました。モーターが切れて発電機に変われば、モーターの破損も心配ないし、バッテリーの充電も出来て、バッテリー上がりも心配ないです。いい機構だと感心しました。
ライトに照らされた沿道を見ていると、砂山が次第に削られ、宅地造成が始まっているのがわかりました。日暮れが日に日に早まり、夕焼けに染まる鰯雲が秋の深まりを感じさせました。
ガチャウォ〜ンシュルシュルガチャウォ〜ンロロロロガチャウォ〜ンドドトトウォ〜ントトガチャウォ〜ントトガチャウォ〜ントトトトキ〜キ〜トトトト……
「ただいま〜。」
「おかえり。いい音出していたね。」
「うん。いろんな音がおもしろい。」
ガクッカチッキュルキュルキュル……ヒュ〜ウォンウォン…
「ボタン押して簡単にエンジンかかるね。」
「すごく楽ちん。」
つづく


バイクふれあい記48

2023-09-24 14:35:42 | 日記

対向車も無かったから、左路肩右回りと右路肩左回り両方を練習してみました。
ロービームのまま
カチッ セルボタンを親指と人差指で挟み押ししながらアクセルグリップを上下させる ヘッドライトの照り方を確かめる ウォンドドトト クラッチをゆっくり握りギアを1速に入れる ガチャ ニュートラルランプ消灯確認アクセルグリップを上下させる ウォ〜ンドドドドトトトトウォ〜ン手足ブレーキキ〜キ〜 爪先からガチャガチャガチャガチャニュートラル 踵からガチャガチャニュートラル ターンが終わったらハイビームに切り替えます。ターンの瞬間、ヘッドライトがブロック塀やフェンスに投影され、闇の中の明るさにホッとしていました。
つづく


バイクふれあい記47

2023-09-24 11:03:26 | 日記
左人差し指でヘッドライトをロービームに切り替えました。ターンの前に、小休止しながら、メインキーを切らずにエンジンを止めたり、再始動したりして遊びました。傘のストッパーを外したり、懐中電灯のフラッシュボタンを押したりする感覚でした。
セルボタンを親指と人差指で挟み押ししながら、手のひらでアクセルを上下しました。
アクセルを絞りながら止まるところで腕の力を抜いていました。
トトトトトッ トッ トッ トッ ガクッカチッキュルキュル…
暫くモーターを鳴らしました。続けながら、少しずつ手のひらを回したり親指を離したりして、音を変えていきました。
キュトルキュトルキュトルキュトルキュトトルキュトトルカチットトトト…
カチッと音がすると、発電機機能が働き、モーター音が止まりました。ここがアイドリングだとわかりました。
ボタンを親指と人差指で挟み押ししたまま、アクセルを最上部の止まるまで徐々に上げました。ここがフルスロットルだとわかりました。
ドドドドロロロロウォ〜〜
もうエンジンが暖まって暫く経ったから、指先にも熱伝導していました。
エンスト位置、アイドリング位置、フルスロットル位置がわかるとこまめにアクセルグリップを動かし、セルとエンジンの関わりを調べました。
ウォンウォンウォンガクッカチッキュルキュルキュルカチッウォンカチッキュルドドルキュルドルキュトㇳカチッヒュ〜〜ウオンウォンウォン
ボタンを緩めて惰力があれば、再始動しました。アクセルグリップを上げるとコールドスタートで、チョーキングしたあとも熱伝導がなかなか進まないと、こんな感じの音を響かせていたのです。自分でも実証して納得していました。
さて、難関の一つ、ターンの練習です。
つづく

バイクふれあい記46

2023-09-24 08:41:16 | 日記

蓴菜池の北口で見守られてギアチェンジせず往復、ターンの練習をしました。
左足から跨り直すと、右手のひらでアクセルグリップを握り、セルボタンを親指と人差指で挟み押ししました。
カチットトトト…
右中指薬指小指で前ブレーキをやんわり握り、右爪先で後ろブレーキをやんわり踏みました。左踵でサイドスタンドバーを蹴り、右に身体を傾け、右足を地面につけ、車体を立てました。左フットレストに土踏まずを乗せるようにして、ギアを爪先と踵で操作出来るようにしました。左手のひらをグリップに乗せながら、中指薬指小指でやんわりクラッチを握りました。
「お母さん、いってきま〜す。」
「いってらっしゃーい。」
ピッピー
親指でホーンを鳴らし、人差し指でヘッドライトをハイビームに切り替えました。見通しよく遠くまで照らせました。
金属道路は約1500メートルほどの距離だったかと思います。
ガチャ ニュートラルランプ消灯を確認し、右手足をゆっくり緩めました。
1速 親指と人差指でセルボタンを挟み押ししながら、アクセルを真ん中辺りまでやんわり上げながら、左クラッチをゆっくり緩めました。
ウォ〜 
アクセルを少し戻し、次第に上げて行きました。
ドドドド…… 
走り始めたら、クラッチをゆっくり離しました。ローギアはどっしりした走りで、エンジン音も重く安定していました。
スピードが出始めると、砂埃が吸い付くように見えました。
トトトトドドドドロロロロシュルシュルシュルシュル……
進行方向右側の住んでいたアパートへの短絡路畑入口が見えたらアクセル徐々にダウン
ロロロロドドドド
左側の中学校道路のT字路に来たらブレーキ準備
クラッチをゆっくり握る(ロータリー式を確認) 爪先からエンジンブレーキのギアチェンジ ガチャ ウォ〜ン 2速 ガチャウォ〜ン 3速 ガチャウォ〜ン 4速 ガチャウォ〜ン ガチャウォ〜ントトトト ニュートラルランプ点灯確認 ガチャニュートラルランプ消灯確認 ガチャ 1速 余力走行 ウォ〜ンドドドド 踵でガチャニュートラルランプ点灯確認 トトトト クラッチをゆっくり握る 手足ブレーキをゆっくり握り踏みする キ〜キ〜 トトトト…
終点は工場の正門です。止まったら身体を左に傾けながら、左足を地面に着けました。
つづく


バイクふれあい記45

2023-09-24 07:54:55 | 日記

「キュルキュルキュルキュルキュトキュキュトトルカチッ ここまで回すとかかるね。 トットッ…ボタン緩めるよ。止まらない。また押すよ。カチッ止まらない。トットッ…」
「ライトがチラッとしたけど明るいね。」
「アクセル下げて止めたよ。トッ トッ トットットッガクッ」エンストした。」
「カチッキュルキュルキュルキュル…モーター回ってる。カチットットッドロロウォンウォン…」
アクセルを上下させ、快音を出していました。
つづく