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折り返し練習をしっかりして、方向指示器を消し、ハイビームで路面と周囲を照らしながら復路を走り始めました。
ガチャ 1速 ウォ〜ンシュルシュルロロドドトト…… 最高回転域から徐々に最低回転域に落ちる音が、股間に響き気持ちよくなりました。セルボタンを挟み押ししながらのアクセル操作はすっかりクセになりました。ボタン側面の凸感と中央の凹感が滑りにくいから安定感がありました。エンストの恐怖感からも解き放たれていました。モーターが切れて発電機に変われば、モーターの破損も心配ないし、バッテリーの充電も出来て、バッテリー上がりも心配ないです。いい機構だと感心しました。
ライトに照らされた沿道を見ていると、砂山が次第に削られ、宅地造成が始まっているのがわかりました。日暮れが日に日に早まり、夕焼けに染まる鰯雲が秋の深まりを感じさせました。
ガチャウォ〜ンシュルシュルガチャウォ〜ンロロロロガチャウォ〜ンドドトトウォ〜ントトガチャウォ〜ントトガチャウォ〜ントトトトキ〜キ〜トトトト……
「ただいま〜。」
「おかえり。いい音出していたね。」
「うん。いろんな音がおもしろい。」
ガクッカチッキュルキュルキュル……ヒュ〜ウォンウォン…
「ボタン押して簡単にエンジンかかるね。」
「すごく楽ちん。」
つづく