しるべない旅

幼い頃の思い出と日々の雑感気まぐれに綴っております。

バイクふれあい記77

2023-09-26 18:43:04 | 日記

ギアとエンジンの絡みも耳を澄ますといろいろ聞こえてきました。

ローギアはトットッ、セカンドはドッドッ、サードはロッロッ、トップはシュルシュル、こんな感じでした。セルモーターやキックをすると、一旦回転数を上げるから、ドロッドロッという音が鳴るのかなぁと思いました。この音が鳴ると、とにかく愛しくて、ボタンを撫でていました。キックして、ピストン位置を確かめながら、再始動する時は、ボタンは、押しっぱなしにせず、圧縮がわかると、弱めていました。

ギアが重いと登坂距離の時間が長かったです。トップで走り出す時より、助走距離が長くなりました。スピードは遅くても、圧着がよく、車体が安定していました。お兄ちゃんと、少しでも長くベンリイちゃんと遊んでいたいから、お休みは楽しみでした。


バイクふれあい記76

2023-09-26 11:49:11 | 日記


お兄ちゃんと代わる代わる砂山を上がったり下がったり、刻々と変わる音の変化を感じ取っていました。夕刻近くではなくても、通電状態がわかるから、ヘッドライトは大事なしるしになっていました。エンジンが止まりかかり、セルモーターがカチッと回りかけたり、キュルキュルと回ったりしていると、その間は、照度が落ちて面白い現象でした。時々、左指先でセルモーターに通電させながら、メインスイッチを切ると、次のエンジンかけが早まりました。

セルモーターだと、カチッキュドッドッドロッドロッ、キックだとガリッドロッガリッドロッバーンという感じで、エンジンと熱の関係がよくわかって来ました。


バイクふれあい記75

2023-09-26 11:26:44 | 日記

ドロッ ドロッ ドロッ ドロッ ドッ ドッドッ ドッ トッ トッ トッ トッ トッ トッ ガクッカチッカチッキュ 

この音は、坂の中腹まで上り詰め、エンジンが粘り、モーターにスイッチが入りかけて、エンジンが自然に着火し、ピストンが下がり、発電機にまた切り替わる音です。喘ぎの音が始まると、頑張って、とアクセルグリップをホールドしながら、セルボタンをグイッと挟み押ししたり、側面を撫でたりして、かわいがってあげます。

ドッウォーカチッヒューンドロッドロッドッドットットッ

さらに左足を着地させながら、距離を伸ばしながら、限界まで上がってみます。




バイクふれあい記74

2023-09-26 09:38:25 | 日記

左足を着地させながら動かすと、砂に足を取られるから、距離を保つのが難しかったです。しかし、ブレーキも必要ないし、エンジンの鼓動に合わせ、アクセルを開けたり閉めたりクラッチを握りしめたり、解放したりに集中出来ました。入れたギアを途中で変える必要もないから、路上乗りよりふらつきを気にせず安全な遊びでした。
セルボタンは作動の時カチッていうから、発電機からの蓄電が出来て切り替わり、エンジンがしっかり回っていると、回り過ぎて壊れる心配がなく、安心していました。お休みの日は、モトクロス乗りの方が長くなっていました。

バイクふれあい記73

2023-09-26 09:15:46 | 日記

どのギアでもクラッチを握りしめながら、ゆっくりアクセルを上げて行くと、ドロッドロッという音がするのがわかりました。悪路走行だと、半クラッチにしながら、ドロッドロッと音をさせて遊べるから、楽しくなって来ました。すり鉢状の地面は、アパート側が高く、金属道路側が低くなっていました。だから、登坂時間がそれぞれ違うから、喘がせる音が微妙に変化しました。スロットルを捻り続けると、腕が痛くなり、パッと戻してしまい、セルモーターが作動しました。キュルキュルとドロッドロッをたくさん出していました。