佐賀大学病院放射線科アンオフィシャルブログ ~さがの読影室から~

放射線科医の日常や、診療紹介、推薦図書などをご紹介します。問い合わせ先等、詳しくはカテゴリー「はじめに」をご覧下さい。

Common diseaseの画像診断 (1)

2008年10月28日 19時10分42秒 | 独断!放射線科医の推薦図書
 少し前の画像診断からで、初期研修医や新入局員によく薦めている雑誌です。

特集 読影レポートのエッセンス(1)-common disease診断の要点と表現のコツ-
 
画像診断 (Vol.26No.11)

秀潤社

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 この号では、

・脳神経疾患
・頭頸部疾患
・脊椎疾患
・循環器疾患
・呼吸器疾患
・骨軟部疾患

 における、common diseaseのCT,MRIがまとめられてます。日常の読影業務でよくオーダーされる疾患、よく目にする所見を呈する疾患が集められています。
 経験があまりないうちは、いざ初回で書こうとすると「どう書こうかな?」とか、「臨床上、必要な情報は?」というところで、迷うものが結構あります。
 たとえば、いわゆる脳の白質病変や、変形性脊椎症、脊椎圧迫骨折、人工血管置換術後フォロー、孤立性肺結節、股関節痛など。

 このような疾患の画像とエッセンスを見開きでまとめてあります。教科書を調べようとすると時間がかかってしまうものばかりで、今でも手放せません(もうそろそろ卒業したいのですが…)。

 放射線科医のいない病院に勤務している研修医や、一般内科医などにもオススメと思います。
 2006年の本ですが、バックナンバーがあるようなので是非一度ご覧になってみて下さい。
   

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