日曜日の午前中は、決まってテレビの前にいる。「サンデーモーニング」とNHKの将棋番組。「サンデーモーニング」は1週間を振り返って主なニュースを知らせてくれる。スポーツコーナーの張本氏のもいい。野球人としての見解がいいが、他のスポーツについても控えめの評論が加わり、総じて的確。張さんの心配りを感じる。ニュースコーナーでいつごろから始まったか、手作りの小道具での解説もいい。宇宙や核物質といった小難しい話は、この手法が親しみが持てていい。箱を見つけるとすぐ工作をしたがる小一の我が孫も面白がってみる。
それが済むとちょっと一息おいて将棋。プロ棋士の雰囲気が伝わってくる。TVカメラの動いているところで駒を進めるのは勝負士たちも大変だろうが、ちゃんと時間内に終えてくれる。ライブの良さで同時体験している気分になる。そこでお願いなのだが、盤面から出来るだけカメラを動かさないでほしい。譜面を見ながら棋士と同じように「次の一手」を考えている。野球実況ではボールが動いているときは、ボールと追いかける野手にカメラが動く。歩が成るという思いもよらないファインプレーの瞬間が訪れるかもしれない。盤面に感情移入しているのです。
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