さいあいの里

豊かな自然の力と触れ合いながら
  豊かな心と身体をとり戻していく里を目指して
   ♪ 畑を始めました ♪

梅味噌&梅ジャム〜お礼に

2021-08-01 | 料 理
6月の下旬ごろから梅味噌と梅ジャムが、食べごろになってきました。
そこで私たちの畑作りを支えてもらっている方々に、食べて頂くことにしました。

贈らせて頂くことにしたのは、四人の方です
師匠ただしさん&さきえさん畑を貸してくださっている方


心を込めて瓶につめて

瓶詰め作業のために、えつこさいはさつきまさよの女性陣全員が集まりました
「喜んでもらえるかな」「美味しいかな」と言いながら、皆んなで楽しんで準備しました

[梅味噌]は、梅からしっかり成分が出たようなので、梅を取り除いて濾していきました。
取り除いた梅は、さいはがいつも作っている[梅麺つゆ]にしました

そして、それぞれ煮沸消毒しておいた[瓶]に詰めていきました。

絵描きでもある[さつき]は、瓶にはるラベルを作成してくれました。

[梅味噌]と[梅ジャム]の瓶を、一つずつ組んでラッピングしました。


師匠へ〜

お渡ししようと予定していた日が、なんと師匠のお誕生日だと分かりました。
早速、女性陣四人それぞれが小さなカードを書くことにしました。

そしてその四枚のカードを、さつきが描いた[お地蔵様の絵]に添えました

梅味噌と梅ジャムになったのは、師匠の畑で大きくなった梅の実です

畑の梅の実も、まさか味噌とジャムになるとは思っていなかったでしょう
師匠に喜んでいただけて、本当に嬉しいです


ただしさん&さきえさんへ〜

次は、ただしさん&さきえさん宅へ、届けに行かせて頂きました。
さきえさんが、とても嬉しそうに待っていてくださいました

あの時もこの時も、長年の経験からの知識を教えてくださいました
ただしさんは、いっぱいの道具を集めてくださいました

さきえさんの畑の野菜さん達は、いきいきと元気に大きくなっていました

畑を始めさせてもらって、お話しを伺った数ヶ月前よりも、
さきえさんが畑の野菜たちに、どれだけの心と力を注いでおられるのかが分かる気がしました



私たちが、[梅味噌]と[梅ジャム]をお届けした、もう一人の畑の持ち主の方は、
思いも掛けないものを頂いた…という様子で、心から喜んで受け取ってくださいました

皆さんに喜んで頂けてよかったです
こんなに心優しい方々に支えられ見守られて、畑をさせて頂けていること感謝です
ありがたい









作りました〜梅味噌&梅ジャム [ レシピあり ]

2021-07-29 | 料 理
師匠の畑の梅の木から取れた梅で、梅味噌1.5kg梅ジャム1.5kgを作りました。

揃えた材料です

作業工程を指導したのは、メンバーの中で、一番野菜植物料理に詳しいさいはです。

さいはは一年を通して、自然の素材を活かした料理や保存食を、手間暇かけて作っています。
今回も、梅を見たさいはが「梅干しより、梅味噌や梅ジャムに向いている」と提案してくれました。

この日参加したのは、さいはえつこさつきの三人です。
さいは指導のもと、和気あいあいと作業を進めていきました


準 備

・梅の実を軽く洗い、水に漬けておく

水に漬けておく時間は、梅の実の大きさや状態を見て決めていきます。
今回は2〜3時間、水に漬けておきました。

・梅の実を水から上げて、軽く水気を取る。
・一つ一つの実から、爪楊枝でヘタを取る。



梅味噌作り

使ったお味噌は、さいは手作り味噌です。
手間も時間もかけた美味しいお味噌の[甘口]と[辛口]を混ぜたものを使用しました



・保存する容器を、焼酎等で消毒して乾かしておく。
・瓶の中に、梅→氷砂糖→味噌の順番で重ねていく。
 ( 1番上に梅がこないようにする)
・しばらく保管する。


※その後、経過を見ながら・・・
・時間が経つと徐々に水分が出てくるので、時々馴染ませる。
・1-2か月経つと梅がとけて馴染んでくるので、その後は種をとりペーストにする。
・清潔な容器にいれて冷蔵庫で保管する。


初めて梅味噌作りをしたメンバーにとっては、
梅ー氷砂糖ー味噌の層が、どんな風に溶けて混ざっていくのかが興味津々なことになりました


梅ジャム作り

梅ジャムは、[青梅]で作る青梅ジャムと、[完熟梅]で作る完熟ジャムをつくりました。



・保存する容器を、煮沸消毒して乾かしておく。
・鍋に梅を入れて、被るくらい水を入れる。
・沸騰するまで待ち、梅が柔らかくなるまで煮る。
 (強火で煮立てない)
・梅をザルに上げて、丁寧に漉していく。
・漉しながら、梅の種を取り除いていく。
 (熱いので注意しておこなう)
・ペースト状の梅の重さを測り、梅の重さの50%の量の砂糖を入れる。
・鍋に入れて、弱火で10分ほど温める。
 (焦げ付かないように木べらで回しながら)
・ジャムが冷めたら、予め清浄にしておいた瓶に入れ保存する。


今回の砂糖の量は、甘さ控えめです。
出来上がってみると[青梅ジャム]と[完熟ジャム]では、味が違いました。

[青梅ジャム]〜梅特有の酸味があり、梅ジャムらしい。出来上がりは青緑っぽい色。
[完熟ジャム]まろやかな味。出来上がりは黄色い山吹色。


梅ジャムを作る時に、梅を茹でる梅の香りが部屋中に広がりました。
熱々の梅を濾す作業も、梅の香りの中で、楽しみながら行うことができました


レシピはすべてさいはによるさいはレシピです


さいはは、取り出した[梅の種]麺つゆなどに入れて使うそうです
早速、梅麺つゆを作ったメンバーもいました。

これからは、さいはに肖り、野菜や作物と親しませてもらいながら、
食する時には、命のすべてを美味しく頂くよう心がけたいと思いました