私は夕飯作りをしていた。冷蔵庫を開けて食材を探していた時、忘れて古くなった茄子があり、申し訳ない気持ちで処分した。すると、クローゼットの中から声が聞こえて来る。
「物を粗末にするな、俺の事忘れてる?」
恐る恐る扉を開けて見ると、最近使ってないバックが話しているのだった。
「俺を使えよ、飽きたのか?」
私は黙って扉を閉めた。久しぶりに明日はそのバックを使ってやろうと思っている。
しかしながら、レディース物が実は男だったことに、何とも言えない衝撃を感じている。完
~saito sekaiの解説~
息子の連れて来た恋人は、自分が密かに憧れているアイドルだった!!
やっぱり「好きです」の一言出ちゃいますよね。ただ、少し複雑な物語が続きそうです。
今日も訪問ありがとうございました。