じゃがいもが恋をした。正に彼を料理しようとしている女に。
「ほら、俺を愛おしそうに、掴んだぞ!これは相思相愛だっ!」
玉葱と人参はうんざりしたように「一時の錯覚だよ」
三者はどんどん切り刻まれて、お湯の中へ。女はカレールーを手にしている。
「あっ!カレーだなんて、俺はシチューになる予定なのに!」
すると玉葱と人参は声を揃えて言った。
「お前はめんどくさい」
~saito sekaiの解説~
なんか分かるなぁと思いました。いつも自然体でいるだろうか?そんなこと考えてしまいました。しかしながら、極端であります。
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