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福祉施設やイベントで活動する ” ボランティア グループ ”
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エクセレント東山 -2019/6/26

2019-07-04 |  ├エクセレント東山

6月下旬に、エクセレント東山での第19回目の活動を行いました。

前回の活動で、利用者さんに夏野菜の苗トマトミニトマトピーマンナス)を植えて頂きました。
梅雨らしいお天気となり、雨の滋養をもらって、エクセレントの中庭の野菜たちはすくすくと育っています

夏野菜を育てるのは初めての試みでしたが、トマトナスを咲かせ、ミニトマトピーマンをつけ始めています。
今回の活動では、もちろん、この成長中の野菜を側で見て&触れて頂く、計画を立てました。

また、そろそろ夏本番ということで、夏の夜空を彩る、花火のクラフトも楽しんで頂く計画を立てました。

夏野菜&紫陽花と触れ合う
花火のクラフト

今回の活動は、はなとたえが担当しました。



夏野菜&紫陽花と触れ合う

お部屋に[ミニトマト][ピーマン][ナス]のプランターを一つずつ持ち込みました
また、梅雨の代表的なお花である紫陽花にも触れ合って頂こうと、いくつかの種類を準備しました。

ナスの葉っぱを触り「大きな葉っぱやねぇ」ピーマンの実を手に持ち「立派やねぇ」ミニトマトの赤い実を「かわいいなぁ」
部屋中から、嬉しそうな声が聞かれました 身を乗り出して見て下さる方もおられました

色も種類も違う紫陽花も、「うわぁ、きれいやねぇ」「これ、何色っていうんやろ?」など、見て触って楽しんでおられました


お花の水やり&夏野菜の収穫

今月も数名の利用者さんに、お花野菜に水やりをして頂きました。車椅子の方も出て来てくださいました

腰をかがめて根元にお水をかけてくださったり杖をつかれながら苗の一つ一つにお水をあげてくださったり
心を込めてお世話してくださいました

ほんの数個ですが、ミニトマトピーマンがなっていたので、利用者さんに収穫をお願いしました。

ミニトマトを指先で持って満面の笑みハサミで切ったピーマンを持って笑顔でポーズ
お二人とも、お見せできないのが、とてもとても残念なほどの笑顔です



花火のクラフト

暑い時季は、利用者さんは冷房の効いた室内で過ごされることが多くなりがちです。
そこで私たちは、夏を感じる屋外の風景を味わって頂きたいと思い、花火のクラフトを思い付きました。

また最近は、利用者さん達の積極性や達成力が増しているので、何か違った作業で作る花火のクラフトを考えました。
いくつか試してみて、“トイレットペーパーの芯”“ストロー”を使って、黒い画用紙に花火を描いて頂くことにしました

準備したもの
トイレットペーパーの芯(細かく切り込みを入れておく)
ストロー(6本を束にしてセロテープで留めておく)
ペイント(白、赤、黄、青など)
アルミホイル、紙皿(パレットのかわりに使う)
黒い画用紙



トイレットペーパの芯を開く&ビニール手袋をつける

細かい切り込みを、丁寧に開いてくださいました

ペイントを使うので、手が汚れないように、“ビニール手袋”をつけて頂きました。
そしていつものように、手をグーパーしたり、握手をしたりして、楽しみながら手袋に慣れて頂きました


クラフト開始

トイレットペーパーの芯を開いた部分に、[白][赤][黄][青]などの“ペイント”をつけて、黒い画用紙に繰り返し押していきます。
ストローも同じように、“ペイント”をつけて、押していきます。

最初は「どうやってするの?」と戸惑う方もおられましたが、どんどん積極的に楽しまれていきました

「次は何色にしよう~」「ほかの色はないの?」「もっとやろうかな~」「これくらいでバランスが良いわ~」など
楽しそうに色合いを考えられたり、バランスを考えたりされながら、どんどん花火を完成されていかれました
 

完 成


色とりどりの花火のクラフトですどれもとても美しく、利用者さんの笑顔も満足そうです



~ 今日の中庭 ~

野菜の苗がぐんぐん成長しています
朝顔のつるが伸び、支柱に巻きつき始めていました

今年は、夏のお花のマリーゴールドやペチュニアなど…元気がありません他の場所でもそんな様子と聞きましたが…。
成長の時期に必要している、気温や日照時間が足りなかったのか…これから元気になってもらいたいです


今月の活動の掲示です



今月の季節の掲示です
利用者さんが描いて下さった花火を、壁一面に飾りました。
夜空いっぱいに花火が輝いているようで、とても美しい掲示になりました

夜空の下の笹の間にはをいっぱい飛ばせました




編 集 後 記

前回の活動で植えた、夏野菜が順調に大きくなっていて、お部屋に持ち込み、触れ合って頂くことができた。
利用者さん達は、とても嬉しそうな様子で、目の前の野菜を触ったりされていた
また、数人ではあったが、収穫して頂くこともでき、その満足そうな笑顔は格別であり、多くの利用者さんに収穫を経験して頂きたいと思った

今回、三階で参加してくださった利用者さんの数が、今までで一番多かった。
職員さん達の協力があったからこその活動となったが、これからも、柔軟に対応していけるようにしたい

今回も、夏野菜と触れ合って頂いたり収穫して頂いたり、ペイントを使い花火を描いて頂いたりと、新しい試みが多かった。
でも、利用者さん達は、とても積極的に関わろうとしてくださっている
その様子に私たちも、喜び充足感を頂いている


特に、今回、心に留まった二人の利用者さんのことを記録し、次に繋げていきたい。

今まで余り関心を示してくださらなかったお一人の利用者さんが、今回は、終始積極的に関わってくださった。
半身がご不自由であるが、トイレットペーパーの芯を、ご自分でゆっくりと一つずつ丁寧に開いておられた。
利用者さんの変化の理由は分からないけれど、今回、少しでも楽しさや充足感を感じて頂けていたら嬉しい。

ある利用者さんが、さらに意欲を持たれていて、ご自分で行おうとしてくださるようになった。
その反面、こちからが手を添えるのを待たれているような感じの時もある。
少し手を添えさせて頂き、そしてご自分で行なって頂くようにしているが、今後も繊細に感じながら対応していきたい。


今回行なって頂いた、花火のクラフトでは、ペイントが服や顔についてしまった方がおられました
今後、このようなことがないよう、次に繋げていきたいと思います

利用者さんの視覚、聴覚、触覚、嗅覚の、良い刺激になり〜
少しでも元気や幸せに貢献できているならば、とても嬉しいです