今日、あの恐怖が再び…その２

「団地が沈んでるぅぅううう　」


昨日の衝撃的なセリフからスタートしましたアタシの“恐怖の世界”第２弾です。えっ？そんなもん聞きたないって？まっそう言わずにサラッと読んどいて下さい


このセリフは今でもハッキリ覚えています。ホントに沈んでるように見えたんです。って言っても「なにゆ～とんねん…」ですよねあの頃のアタシはかなりイッテましたんで（爆）
そんなアタシに業を煮やしMy母は…

「そんなことばっかり言ってたら、パパもママも会いに行けないような病院に行かないとダメよっ！そんなんイヤでしょ！」

って言ったそうです。これは全然記憶にないんですよね。でアタシは「ごめんなさい…涙」と言うけどその時だけ。。
もうココまで来たら“ノイローゼ”ですよね。カウンセリングへ行こうかとも考えたそうです。まずMy母は担任のM先生に学校の様子などを聞きがてら相談に。どうやら学校ではそんなにおかしなことにはなってなかったそうです。M先生はある日の放課後、アタシに原稿用紙を渡して「今思ってることを書きなさい」と。書きに書きましたよ。原稿用紙１３枚。それを全部読んだM先生はアタシに優しくいろいろ話してくださいました。たくさんお話しして下さったんでしょうけど覚えてるのはこれだけなんですよね↓↓↓

「先生も子供の時、宇宙人が地球を攻撃するって言われて恐かったのよ～」

この緊急特別個人面談でアタシは恐怖の世界から脱出することが出来ました。その後すぐに学校で台風に関する映画を見たんです。「今日、これこれしかじかな台風の映画を見ましたが大丈夫でしょうか？」と家庭訪問に来て下さいました。復活したアタシはヘッチャラプ～だったんですよね。ホント人騒がせな“問題児”です。。
M先生にはホントにホントに感謝してます。恐怖の世界から救ってくれたのですから！とてもキレイな大人の文字を書く先生でした。引っ越した後も年賀状を出していたのですが、それから数年後、先生が引っ越されたようで連絡先がわからなくなりましたでも先生のことは一生忘れないでしょう

この“恐怖の世界”って自分では１ヶ月ほどかな？なんて思ってたのですが、大人になってからMy母に聞いてみたところ「何ゆ～てんの！もっとよ」と…定かではないですがどうやら３ヶ月ほど続いたようですね（爆）実は、これで終わりじゃないんです.....えぇぇ～～～

２～３年後、TVで映画『日本沈没』が放映されました。
My兄がアタシにお伺いをたてました。

兄：もう、大丈夫やんなっ？
私：うんうん！大丈夫やって（笑）見てみて！
兄：おう！（満面の笑み）

１時間経ったでしょうか？経ってないかもしれません。

私：おでぃ～ぢゃん、、ご、べん、だざい（泣）やべで…（号泣）
兄：………（滝汗）

就寝中の両親飛び起きる。

父：そんなしょうもないモン見てんとさっさと寝ろっ～！（激怒①）
母：テレビ消しなさい！！（激怒②）
兄：大丈夫やって言いおってんやんけ！（激怒③）
父：ど～でもえぇから早よ寝ろっ！（激怒④）
兄：何でオレばっかりやねん！（激怒⑤）

この両親＆兄の激しいやりとりを見ながらアタシは泣くばかり…
“恐怖の世界”が蘇ってきたんですね～。また思い出したかもと心配した両親はアタシに「大丈夫か？一緒に寝るか？」と。幸い蘇った“恐怖の世界”はすぐに消え去ってくれ、再び一人で寝ることに。ベッドでアタシはただただ「おにいちゃん、ごめんなさい」を何度も言いい、泣きながら寝たのを覚えています。

このエピソード、友達は笑って信じてくれません（）
今のアタシには、そんな「繊細で気が弱くデリケート」な面なんてひとつもないってことですよね～（爆笑）

もう恐くないし“恐怖の世界”に陥ることはないですが、今日ロードショーの『日本沈没』は絶対見に行きません（苦笑）