この本すごく面白かった。
明治、大正、昭和にかけて50年以上筑豊の炭坑労働者として働いた山本作兵衛という人が当時の生活などを描き記した画文集。
すごくつらくて悲しいけどちょっと笑っちゃうような、暗いけど明るいようなカンジのする『絵』がとにかくすごい。
過酷な作業風景、貧乏な暮らし、炭坑のしきたり、リンチや夜逃げの様子、村にやってくる大道芸人、米騒動、どれをとってもすごい衝撃を受ける。
そこからは運命に対するあきらめというか悲哀のようなものと、逆にそれをモノともしない人間の根源的なエネルギーも伝わってくる。
人間社会の陽の当たる場所と当たらない場所。ココに描かれている陽の当たらない炭坑で生活する人達の姿は、闇という意味では根っこの部分で、これまたチョット前に読んだ「原発労働者(原発ジプシー)」に通じてると思う.
明治、大正、昭和にかけて50年以上筑豊の炭坑労働者として働いた山本作兵衛という人が当時の生活などを描き記した画文集。
すごくつらくて悲しいけどちょっと笑っちゃうような、暗いけど明るいようなカンジのする『絵』がとにかくすごい。
過酷な作業風景、貧乏な暮らし、炭坑のしきたり、リンチや夜逃げの様子、村にやってくる大道芸人、米騒動、どれをとってもすごい衝撃を受ける。
そこからは運命に対するあきらめというか悲哀のようなものと、逆にそれをモノともしない人間の根源的なエネルギーも伝わってくる。
人間社会の陽の当たる場所と当たらない場所。ココに描かれている陽の当たらない炭坑で生活する人達の姿は、闇という意味では根っこの部分で、これまたチョット前に読んだ「原発労働者(原発ジプシー)」に通じてると思う.