渋谷で『チェルノブイリ ハート』を観た。
1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の16年後、
現地の子供たちにどのような影響を与え続けているかを取材したドキュメンタリー。
最近原発関連の映画が沢山上映されていることに関して、福島の事故に乗じて巧く金儲けをしてると見る人もいるけど、実際、俺なんか今回のことがなかったら観てなかったからね。
本編約一時間、『映画の日』割引で1000円。しかし考えてみると本当だったらこんなの金払って観るもんじゃないのではないか。こういうものこそタダでテレビで放映するなりして日本国民全員で観てこの先のこと考えなきゃいけないんじゃないかと思う。
最近、『テレビは内容はくだらないし、ねじ曲げられたモノしか流されないし、おまけに意味も無く地デジ化なんかしてけしからん!』とか文句をよく聞くんだけど、昔からテレビ大好き人間の俺はそれを聞く度に悲しい気持ちになる。ジャンクでくだらないものは楽しいからね。(ただ内容に愛の無いものが多いってことなんだろうけど)。
そうだこの時期にこそやっぱり放映するべきだ。
元々ドキュメンタリーは苦手で、ジャーナリストとか評論家とかコメンテーターとかそういう人があんまり好きじゃなかったし、事故直後のそういったものやネット上の混乱したいろいろな情報を憎んだりしたけど、最近、それは受け手によって良くも悪くもなるのであって、受け取る自分の器の小ささというか勉強不足、バカであることこそに問題があったのだなと感じて深く反省したりしています。
こういう事をブログに書いたりしてなんかハズカシいやつだな、俺ったら。
さぁ、帰りにタワーで買ったスライの新譜聴こう。