スクーターのシート下のヘルメット入れるとこに鍵をインロックしちゃった。どうしよう。
フロッギーズでライブです。
生憎の雨ですがよろしくいお願い致します。
# 4/25(土)茅ヶ崎 FROGGIES(0467-87-6526)
茅ヶ崎市東海岸北1-5-4 サザングランドハイツ 2階
開演:21:00
料金:1,500円(オーダー別)
出演:東京ローカル・ホンク
生憎の雨ですがよろしくいお願い致します。
# 4/25(土)茅ヶ崎 FROGGIES(0467-87-6526)
茅ヶ崎市東海岸北1-5-4 サザングランドハイツ 2階
開演:21:00
料金:1,500円(オーダー別)
出演:東京ローカル・ホンク
やっと観れた。
最高にエキサイティングだった。
視覚的にも聴覚的にもパワフルで
とてもインドだと思った。
っつってもインド行ったこと無いけど、このパワフルさが
インドなんだろうと思った。行ってみたいなぁ。
この時代にとってもタイムリーな映画だと思う。
ダニー・ボイルさすがだ。
『トレインスポティング』はあんま好きじゃない
(自虐的青春物みたいのあんま好きじゃない)けど、
他の何個かの作品は好きだな。
『28日後...』とか大好き。あれはただのゾンビもの
じゃない気がする。
先日のレコーディング赤裸裸レポート、たくさんの方に読んで
いただいたようで、多くのコメントやメッセージをいただきました。
ありがとうございます。
結構多かったのは「テレビ出演の予定はないのか?」というものです。
実はレコーディングの数日後、担当の方から、5月の×日と×日テレビ
の収録があるのですがスケジュール的にいかがでしょうかという連絡を
いただきました。
俺は<ウ~ン私もそうそうヒマじゃないんだよね~>なんて言う訳も無く、
オファーをうけることにしました。
ホンクのメンバーと『じゃ、バンドの名前が大きく入ったTシャツを着て
出よう』(バンド・スタッフの石塚君は『みっともないから絶対よしてく
ださい!かえってマイナスです!』と言ってたけど..)とか、
『やっぱここはタンクトップ着てびーちく・ちら見せルックかな』とか、
『もし中島美嘉と一緒になったらメルアド教えて欲しいな』とか考えたり
してました。
そしたらまた数日後担当の方から、
「今回テレビでの露出方法に関して再検討をしようということになりま
して、申し訳ありませんが例の5月の×日と×日バラしてください」
という連絡がきました。
なんだよ俺だって露出方法考えてたのに!
どうやらコッチの不埒で不穏な空気、感づかれたようです。
テレビジャック失敗! チャンチャン。
(注:びーちく=ちくび)
いただいたようで、多くのコメントやメッセージをいただきました。
ありがとうございます。
結構多かったのは「テレビ出演の予定はないのか?」というものです。
実はレコーディングの数日後、担当の方から、5月の×日と×日テレビ
の収録があるのですがスケジュール的にいかがでしょうかという連絡を
いただきました。
俺は<ウ~ン私もそうそうヒマじゃないんだよね~>なんて言う訳も無く、
オファーをうけることにしました。
ホンクのメンバーと『じゃ、バンドの名前が大きく入ったTシャツを着て
出よう』(バンド・スタッフの石塚君は『みっともないから絶対よしてく
ださい!かえってマイナスです!』と言ってたけど..)とか、
『やっぱここはタンクトップ着てびーちく・ちら見せルックかな』とか、
『もし中島美嘉と一緒になったらメルアド教えて欲しいな』とか考えたり
してました。
そしたらまた数日後担当の方から、
「今回テレビでの露出方法に関して再検討をしようということになりま
して、申し訳ありませんが例の5月の×日と×日バラしてください」
という連絡がきました。
なんだよ俺だって露出方法考えてたのに!
どうやらコッチの不埒で不穏な空気、感づかれたようです。
テレビジャック失敗! チャンチャン。
(注:びーちく=ちくび)
吹石一恵が好きです。
ということで、今日はライブ。
# 4/18(土)高円寺 JIROKICHI(03-3339-2727)
杉並区高円寺北2-3-4高円寺ビル 地下1階
開場:18:30、開演:19:30
料金:2,700円(ドリンク代別)
出演:StumbleBum(井上民雄vo,g、笠原敏幸b、椎野恭一dr)、
東京ローカル・ホンク
ということで、今日はライブ。
# 4/18(土)高円寺 JIROKICHI(03-3339-2727)
杉並区高円寺北2-3-4高円寺ビル 地下1階
開場:18:30、開演:19:30
料金:2,700円(ドリンク代別)
出演:StumbleBum(井上民雄vo,g、笠原敏幸b、椎野恭一dr)、
東京ローカル・ホンク
最終回!(1回目、2回目を先に読んでください)
ヘッドフォンから『お疲れさまでーす!とりあえず一回聴いてみましょう!』
といういまみちさんの声。
重い重い扉を開けると林檎嬢が『すごいカッコいいー!バッチリ!』
といいながら手をたたいてくださっている。
[※この瞬間私は、事前にガラスの向こうでいまみちさんと林檎嬢がこんな
打ち合わせをしたんじゃないかと想像をする。
いまみちさん:『今日は俺がちゃんとシメていくから、椎名さんは
ホメ役ってことでいきましょう!アメと鞭ね、ワッハッハッハッ』
林檎嬢:『わかりました、任せてくださーい。フフフ。』
(すみません!こんなこと書いて、ホントかもしれないし~)。]
いまみちさん:『ドラム、すごくいいかんじ。アラケンさんはね~、
もうちょっと抜いたカンジがイメージかな~。』と心無しか重い表情。
私:「あ~、すみません!」
< だってだってだって.......ごめんなさいごめんなさい>
いまみちさん:『ラインというよりドッシリとリズムを刻む...ウ~ン、
初めてのセッションでシンプルに音を探ってるカンジっていうのがいいかなぁ。』
私:「はい解りました」< そうですよね、俺アドレナリンとかいろんなヘンな
物質出ちゃってるみたいです。ホントにすみませんすみません >
さぁ、2テイク目...
再びブースに戻り、チューニングをする。呼吸を整える。やっぱり整わない。
静かに目を閉じる。目を閉じたら譜面が見えない。
.......と、こんなかんじでカースケさんと一緒に2回位、俺だけで2回位録り、
最終的に一番何もせずにシンプルに刻んだカンジのテイクでようやく、
『オッケー今の最高、バッチリ!だよ』といういまみちさんのお言葉。
[※ココでまたガラスの向こうでの会話を想像....。
林檎嬢:『彼、もうこれ以上はムリじゃないかな~』
いまみちさん:『そだねぇ、まぁこれくらいで勘弁してあげよっかー』
(すみません!嘘です。そんなことないですよね、ね。でも、いつだって
知らない人ばっかりのレコーディング現場のガラスのコッチと向こうって
絶対こういうカンジがあるでしょ?
あっ今、俺の悪口言った!とか思っちゃう。
逆にコッチがブツブツ言ってんのもオフのマイクで聞かれちゃったりしてね。
あ~怖い怖い。
役所広司が『ダイワハウチュ』って言っちゃうのもムリないよ。)]
..............そんなこんなで録りは無事(?ぜんぜん無事じゃない!
大火傷!ほうほうの体ってやつ、ほうほうってなんだ?
なるほど這々の態か。)終了。
その後、テイクを並べて聴き比べチェックをする。何とかなりそうか。
(ベースの音色は自分で言うのもなんだけど、かなりイケテルと思う。
プレベちゃんありがとう!頼もしいぞ!)
あ~もうあとは機材を積み込んでゲルニーするだけだ!
(※おっと業界用語だよ、[逃げる]のことね、[ドロンする]とも言う。
言わねーか。)
あ~、でもゲルニーする前に、林檎さん、かーすけさん、いまみちさん、
一緒に写真撮ってください!みんなに自慢しなきゃなんですー。
お三方とも快くツーショットに応じてくださいました。
そりゃそうだ!もう僕達、一緒に演奏した仲間だもんねもんねもんね~。
♪ナカマ、ナカマ、ナ~カ~マ~♪
握手もしちゃった~ん!
林檎さんの振る舞い、言葉、すべて実にチャーミングで魅力的だった!
そして溢れ出る感性、惚れてまうやろ~!
カースケさんドラム、プレイも音も最高でした。オールド・ラディック
しぶいっす!
エンジニアの人もスタッフの人もみんなスゴくカンジ良い人達だった。
ありがとうございました~!
そして何よりも今回はいまみちさんの音楽に対する愛と、プロとしての
立ち位置、タフな精神を間近に見させていただいた。めちゃラッキー!
超カッコいい!音楽を愛しそれを糧とする人間という意味で、僕にとっての
ヒーローがまた一人増えたというカンジ。
誘ってくださってありがとうございました。
今回の件、普通こんな赤裸裸に書いちゃだめだろーって、カンジで
怒られそうだけど、結局、俺なんかいくつになっても融通のきかない
ぶきっちょバンドマンってことですよ。しかし、しかしですよ、
そんな奴がベース弾いてる東京ローカル・ホンクってバンドのすばらしさを
嗅ぎ取ってこんな危険なミッションを命じるなんざ、いまささん!ますます
天晴じゃないですか!
っつうことで、、
5月27日
<5年ぶりの椎名林檎ソロ名義シングル>
『ありあまる富』発売!
(しかも4月17日(今晩!)O.Aドラマ「スマイル」の主題歌!だぜ!)
そう、K田S治氏みたいにスゴくないけど、変なテンションでベースを
弾いているのは
その昔・エレキメロン、現在・東京ローカル・ホンクの新井健太です!
< ミックスの音、しばらくしてから聴かせていただいた。
いまみちさんの尖っていて鋭くそれでいて包み込むようなギターが随所に
ちりばめられ、林檎嬢の声がそれはまばゆいほどに輝いて素晴らしいもの
となって いた。ドラムとベースの立ち位置もすごく良い。さすがのミックス。
だけど最初聴いた時、ベースが入ってくるのが2コーラスめからで、
ドラムが入るよりも更に後になっていて、なかなか入ってこないからベースは
カットされたんじゃないかとドキドキしちゃった。
番宣で流れてる部分は(ほとんどのバージョン)、ベースが入ってくる前の
とこです。シングルを最後まで聞いていただけば、とりあえずは拙いプレイが
聞けるハズです。
そしてありがたいことに、ハイポジションで弾いた間奏の4小節の部分が
(例の一番最初のテイクのヤツね)、林檎ちゃんの一言があって採用された!
“アソコの僕のプレイは、あなたの声によって引き出されたものです。”
プシュ~!(チャレンジャー、おもいっきり胴体着陸!)。 >
あー俺、お疲れちゃ~ん
ヘッドフォンから『お疲れさまでーす!とりあえず一回聴いてみましょう!』
といういまみちさんの声。
重い重い扉を開けると林檎嬢が『すごいカッコいいー!バッチリ!』
といいながら手をたたいてくださっている。
[※この瞬間私は、事前にガラスの向こうでいまみちさんと林檎嬢がこんな
打ち合わせをしたんじゃないかと想像をする。
いまみちさん:『今日は俺がちゃんとシメていくから、椎名さんは
ホメ役ってことでいきましょう!アメと鞭ね、ワッハッハッハッ』
林檎嬢:『わかりました、任せてくださーい。フフフ。』
(すみません!こんなこと書いて、ホントかもしれないし~)。]
いまみちさん:『ドラム、すごくいいかんじ。アラケンさんはね~、
もうちょっと抜いたカンジがイメージかな~。』と心無しか重い表情。
私:「あ~、すみません!」
< だってだってだって.......ごめんなさいごめんなさい>
いまみちさん:『ラインというよりドッシリとリズムを刻む...ウ~ン、
初めてのセッションでシンプルに音を探ってるカンジっていうのがいいかなぁ。』
私:「はい解りました」< そうですよね、俺アドレナリンとかいろんなヘンな
物質出ちゃってるみたいです。ホントにすみませんすみません >
さぁ、2テイク目...
再びブースに戻り、チューニングをする。呼吸を整える。やっぱり整わない。
静かに目を閉じる。目を閉じたら譜面が見えない。
.......と、こんなかんじでカースケさんと一緒に2回位、俺だけで2回位録り、
最終的に一番何もせずにシンプルに刻んだカンジのテイクでようやく、
『オッケー今の最高、バッチリ!だよ』といういまみちさんのお言葉。
[※ココでまたガラスの向こうでの会話を想像....。
林檎嬢:『彼、もうこれ以上はムリじゃないかな~』
いまみちさん:『そだねぇ、まぁこれくらいで勘弁してあげよっかー』
(すみません!嘘です。そんなことないですよね、ね。でも、いつだって
知らない人ばっかりのレコーディング現場のガラスのコッチと向こうって
絶対こういうカンジがあるでしょ?
あっ今、俺の悪口言った!とか思っちゃう。
逆にコッチがブツブツ言ってんのもオフのマイクで聞かれちゃったりしてね。
あ~怖い怖い。
役所広司が『ダイワハウチュ』って言っちゃうのもムリないよ。)]
..............そんなこんなで録りは無事(?ぜんぜん無事じゃない!
大火傷!ほうほうの体ってやつ、ほうほうってなんだ?
なるほど這々の態か。)終了。
その後、テイクを並べて聴き比べチェックをする。何とかなりそうか。
(ベースの音色は自分で言うのもなんだけど、かなりイケテルと思う。
プレベちゃんありがとう!頼もしいぞ!)
あ~もうあとは機材を積み込んでゲルニーするだけだ!
(※おっと業界用語だよ、[逃げる]のことね、[ドロンする]とも言う。
言わねーか。)
あ~、でもゲルニーする前に、林檎さん、かーすけさん、いまみちさん、
一緒に写真撮ってください!みんなに自慢しなきゃなんですー。
お三方とも快くツーショットに応じてくださいました。
そりゃそうだ!もう僕達、一緒に演奏した仲間だもんねもんねもんね~。
♪ナカマ、ナカマ、ナ~カ~マ~♪
握手もしちゃった~ん!
林檎さんの振る舞い、言葉、すべて実にチャーミングで魅力的だった!
そして溢れ出る感性、惚れてまうやろ~!
カースケさんドラム、プレイも音も最高でした。オールド・ラディック
しぶいっす!
エンジニアの人もスタッフの人もみんなスゴくカンジ良い人達だった。
ありがとうございました~!
そして何よりも今回はいまみちさんの音楽に対する愛と、プロとしての
立ち位置、タフな精神を間近に見させていただいた。めちゃラッキー!
超カッコいい!音楽を愛しそれを糧とする人間という意味で、僕にとっての
ヒーローがまた一人増えたというカンジ。
誘ってくださってありがとうございました。
今回の件、普通こんな赤裸裸に書いちゃだめだろーって、カンジで
怒られそうだけど、結局、俺なんかいくつになっても融通のきかない
ぶきっちょバンドマンってことですよ。しかし、しかしですよ、
そんな奴がベース弾いてる東京ローカル・ホンクってバンドのすばらしさを
嗅ぎ取ってこんな危険なミッションを命じるなんざ、いまささん!ますます
天晴じゃないですか!
っつうことで、、
5月27日
<5年ぶりの椎名林檎ソロ名義シングル>
『ありあまる富』発売!
(しかも4月17日(今晩!)O.Aドラマ「スマイル」の主題歌!だぜ!)
そう、K田S治氏みたいにスゴくないけど、変なテンションでベースを
弾いているのは
その昔・エレキメロン、現在・東京ローカル・ホンクの新井健太です!
< ミックスの音、しばらくしてから聴かせていただいた。
いまみちさんの尖っていて鋭くそれでいて包み込むようなギターが随所に
ちりばめられ、林檎嬢の声がそれはまばゆいほどに輝いて素晴らしいもの
となって いた。ドラムとベースの立ち位置もすごく良い。さすがのミックス。
だけど最初聴いた時、ベースが入ってくるのが2コーラスめからで、
ドラムが入るよりも更に後になっていて、なかなか入ってこないからベースは
カットされたんじゃないかとドキドキしちゃった。
番宣で流れてる部分は(ほとんどのバージョン)、ベースが入ってくる前の
とこです。シングルを最後まで聞いていただけば、とりあえずは拙いプレイが
聞けるハズです。
そしてありがたいことに、ハイポジションで弾いた間奏の4小節の部分が
(例の一番最初のテイクのヤツね)、林檎ちゃんの一言があって採用された!
“アソコの僕のプレイは、あなたの声によって引き出されたものです。”
プシュ~!(チャレンジャー、おもいっきり胴体着陸!)。 >
あー俺、お疲れちゃ~ん
第二回 (昨日の第一回目から読んでください)
3月18日、いよいよレコーディング当日。車で機材を搬入し、ミーティング
ルームに入りました。
「おはようございまーす!」(ココは余裕なカンジで元気にいかなくてはネ。)
するといまみちさんがすぐに次々とそこにいる人達を紹介してくれました。
いまみちさん:(ただならぬオーラを放つ女の子に手のひらを向け)
『えっと、こちらシーナさん』、
私:< オ-、なんかカワイ子ちゃん、今日はこのコのレコーディングなんだな>
オジさんの私は照れてしまい、ろくすっぽ顔も見れずに、ただただ
「あ、よろしくお願いしまーす」。
いまみちさん:『こちらドラムのカワムラさん』、
私:< ワー、本物のカースケさんだ。 >
(※実はこの愚図でノロマな私、楽器を搬入し車をエレベーターで屋上の駐車場に
持って行く際に往生してしまい、後ろに並んでいたカースケさんの車にも迷惑をかけ
てしまっていたのを私はバックミラーで知っていたのでした)
「先ほどは駐車場でスミマセンでした」。
カースケさん:『あー、アレ新井さんでしたか。ははは、大丈夫、大丈夫。』
< あー優しそうでよかったー >。
いまみちさん:『えっとこちらがEMIのYさん』、
私:(※それまでメールや電話でやりとりをしてくれていたので)
「いろいろ連絡ありがとうございました、よろしくお願いいたします。」
その後コントロールルームに入り雑談。
いまみちさん:『アラケンさんのやってる東京ローカル・ホンクってのがすごく
ってさ、........』といろいろ俺のことを説明してくださる。
私:< あー、いまみちさんありがとうございます。でもハードルぐんぐん上がって
ますよ。 >
ブースに入りセッティングをし、音決め。フェンダープレベとフリーダムジャズベ
どちらで行くか迷ったんだけど、カースケさんがまた違う別のブースでドラムを叩い
ているのをちょっと聞かせていただいたのと、ココんとこ季節のおかげかプレベちゃん
が旬なカンジなのでここは直感でフェンダープレベちゃんを選択。
マンレイのチューブD.Iいいなー。すげー太くて暖かい。プレベにピッタリ。
コントロールルームに戻り
『じゃぼちぼち始めましょうか。さっきアコギと歌入れ終わったから、まずはそれ
聴いてもらいましょうか。』
(※今回、歌とA.ギターの後にドラムとベースをいれるらしいのだ。)
『じゃー流しまーす。』
まずイントロ。
私:< おー、メロウでいいカンジ >
つづいて歌が入る。
< おー、コレも良いなー、...........おや?なんか聴いたことある声....だ...な。
ん........あれ?シーナさん?..... >
先ほどのカワイ子ちゃんの顔をチラと見る俺。
<.................>
< アレ?あのう、あなた、もしかしてシイナさん?もしかしてもしかして....
あのシイナさん....? あわ、あわ、
もしかしてココ椎名林檎さんのレコーディング現場だったりしちゃいますか?
あの僕、天王洲テラ・スタジオのAスタに来いと言われて来たんですけど、
うーん僕ちょっと道に迷ってしまったのかな.... >
なんと!その日のそれは椎名林檎のレコーディングだったのでしたー!
ド~ン!(津波に呑まれる音)
いまみちさん!人が悪すぎます!それまで、もちろん林檎さん
の唄は聴いてるけど、お姿といえば、メイクをバッチリされていて、妖艶なカンジしか
知らなかっただもん!その日の林檎さんはほとんどナチュラルでめちゃカワイイ!
その瞬間からもう俺はリキミまくりテンパリブンブンベーシストだもんね。
カースケさん:『もう一回聴かせてくださーい』。五線紙にすらすらと構成を書き
取っている。
私:「グブ~」。
いまみちさん:『じゃ、軽く一回録ってみましょう、えーと最初のAメロは唄とギター
だけで、リズムが入るのはBメロくらいからかな』
カースケさん:『了解~』
私:「グブ~」
もう一回チューニングをし呼吸を整える。整わない。
ヘッドフォンから良いカンジでとギターと唄が流れ始める。
さぁここからは美しい音に包まれながらもある意味、独りぼっちの世界。
<だっ、誰か、たっ、助けてくれ~!>
Bメロ手前の二拍、ドラムのフィルが入る。
< う~、カースケさんカッチョイイ~、あ、しまった!俺も一緒に入るんだ!
なーんちゃってわかってますよココからですよね~ >
『ブンッ!』
< うわ~かえってツっこんでしまった~!アレ~ベース音小ちぇー、しまったオケ、デカ過ぎたー >
キューボックスに手を伸ばそうとするがなぜか手が出ない!
< うわーリキリキだ~!アレーいつのまに、なんで指がハイポジションにあるんだー?!
しかもここは後でギターソロが入るとこじゃないか!
あー.....うわーもうエ ンディングーッ、ああああだめだーありゃー分数コードってなんだっけー!
『~♪ABCは知ってても~、それだけ~じゃ、困ります~♪』コレって何の宣伝だっけ?なんつって、
ああー..俺って俺って......ブヒ~!ブヒ~!........ >
エンディング
アコースティックギターのストロークが流れ
やがてスーッとオケの音が消える。
シーン.......。
私:「プシュ~」
(※冥王星から帰ってきた音。魂[ソウル]の不時着ともいうらしい。
車輪は全部もげ、羽根はドロドロにとけている。ああ悲しきチャレンジャー。)
< あぁ俺って....。>
.....つづく
(※キューボックス:レコーディングの際、ヘッドフォンに流れてくるそれぞれの
音のバランスを各々のプレーヤーが手元で調整することができる。だいたいは音決めの
時やリハーサル、一回目のテイクの段階でいじっていくカンジじゃないかな。
これの調整によってプレイのやりやすさがかなり左右される。)
3月18日、いよいよレコーディング当日。車で機材を搬入し、ミーティング
ルームに入りました。
「おはようございまーす!」(ココは余裕なカンジで元気にいかなくてはネ。)
するといまみちさんがすぐに次々とそこにいる人達を紹介してくれました。
いまみちさん:(ただならぬオーラを放つ女の子に手のひらを向け)
『えっと、こちらシーナさん』、
私:< オ-、なんかカワイ子ちゃん、今日はこのコのレコーディングなんだな>
オジさんの私は照れてしまい、ろくすっぽ顔も見れずに、ただただ
「あ、よろしくお願いしまーす」。
いまみちさん:『こちらドラムのカワムラさん』、
私:< ワー、本物のカースケさんだ。 >
(※実はこの愚図でノロマな私、楽器を搬入し車をエレベーターで屋上の駐車場に
持って行く際に往生してしまい、後ろに並んでいたカースケさんの車にも迷惑をかけ
てしまっていたのを私はバックミラーで知っていたのでした)
「先ほどは駐車場でスミマセンでした」。
カースケさん:『あー、アレ新井さんでしたか。ははは、大丈夫、大丈夫。』
< あー優しそうでよかったー >。
いまみちさん:『えっとこちらがEMIのYさん』、
私:(※それまでメールや電話でやりとりをしてくれていたので)
「いろいろ連絡ありがとうございました、よろしくお願いいたします。」
その後コントロールルームに入り雑談。
いまみちさん:『アラケンさんのやってる東京ローカル・ホンクってのがすごく
ってさ、........』といろいろ俺のことを説明してくださる。
私:< あー、いまみちさんありがとうございます。でもハードルぐんぐん上がって
ますよ。 >
ブースに入りセッティングをし、音決め。フェンダープレベとフリーダムジャズベ
どちらで行くか迷ったんだけど、カースケさんがまた違う別のブースでドラムを叩い
ているのをちょっと聞かせていただいたのと、ココんとこ季節のおかげかプレベちゃん
が旬なカンジなのでここは直感でフェンダープレベちゃんを選択。
マンレイのチューブD.Iいいなー。すげー太くて暖かい。プレベにピッタリ。
コントロールルームに戻り
『じゃぼちぼち始めましょうか。さっきアコギと歌入れ終わったから、まずはそれ
聴いてもらいましょうか。』
(※今回、歌とA.ギターの後にドラムとベースをいれるらしいのだ。)
『じゃー流しまーす。』
まずイントロ。
私:< おー、メロウでいいカンジ >
つづいて歌が入る。
< おー、コレも良いなー、...........おや?なんか聴いたことある声....だ...な。
ん........あれ?シーナさん?..... >
先ほどのカワイ子ちゃんの顔をチラと見る俺。
<.................>
< アレ?あのう、あなた、もしかしてシイナさん?もしかしてもしかして....
あのシイナさん....? あわ、あわ、
もしかしてココ椎名林檎さんのレコーディング現場だったりしちゃいますか?
あの僕、天王洲テラ・スタジオのAスタに来いと言われて来たんですけど、
うーん僕ちょっと道に迷ってしまったのかな.... >
なんと!その日のそれは椎名林檎のレコーディングだったのでしたー!
ド~ン!(津波に呑まれる音)
いまみちさん!人が悪すぎます!それまで、もちろん林檎さん
の唄は聴いてるけど、お姿といえば、メイクをバッチリされていて、妖艶なカンジしか
知らなかっただもん!その日の林檎さんはほとんどナチュラルでめちゃカワイイ!
その瞬間からもう俺はリキミまくりテンパリブンブンベーシストだもんね。
カースケさん:『もう一回聴かせてくださーい』。五線紙にすらすらと構成を書き
取っている。
私:「グブ~」。
いまみちさん:『じゃ、軽く一回録ってみましょう、えーと最初のAメロは唄とギター
だけで、リズムが入るのはBメロくらいからかな』
カースケさん:『了解~』
私:「グブ~」
もう一回チューニングをし呼吸を整える。整わない。
ヘッドフォンから良いカンジでとギターと唄が流れ始める。
さぁここからは美しい音に包まれながらもある意味、独りぼっちの世界。
<だっ、誰か、たっ、助けてくれ~!>
Bメロ手前の二拍、ドラムのフィルが入る。
< う~、カースケさんカッチョイイ~、あ、しまった!俺も一緒に入るんだ!
なーんちゃってわかってますよココからですよね~ >
『ブンッ!』
< うわ~かえってツっこんでしまった~!アレ~ベース音小ちぇー、しまったオケ、デカ過ぎたー >
キューボックスに手を伸ばそうとするがなぜか手が出ない!
< うわーリキリキだ~!アレーいつのまに、なんで指がハイポジションにあるんだー?!
しかもここは後でギターソロが入るとこじゃないか!
あー.....うわーもうエ ンディングーッ、ああああだめだーありゃー分数コードってなんだっけー!
『~♪ABCは知ってても~、それだけ~じゃ、困ります~♪』コレって何の宣伝だっけ?なんつって、
ああー..俺って俺って......ブヒ~!ブヒ~!........ >
エンディング
アコースティックギターのストロークが流れ
やがてスーッとオケの音が消える。
シーン.......。
私:「プシュ~」
(※冥王星から帰ってきた音。魂[ソウル]の不時着ともいうらしい。
車輪は全部もげ、羽根はドロドロにとけている。ああ悲しきチャレンジャー。)
< あぁ俺って....。>
.....つづく
(※キューボックス:レコーディングの際、ヘッドフォンに流れてくるそれぞれの
音のバランスを各々のプレーヤーが手元で調整することができる。だいたいは音決めの
時やリハーサル、一回目のテイクの段階でいじっていくカンジじゃないかな。
これの調整によってプレイのやりやすさがかなり左右される。)
超長文です。とあるバンドマンに突然起こったノンフィクションドラマです。
(3回連載、赤裸々な告白手記。その方面からの要請により数日で消去の可能性も
あります。)
ことの始まりは、3月13日のアゲインでのホンクワンマンライブの日です。
その日は二部制で一回目と二回目のインターバルの時のことでした。
入り口でいまみちさん(※あのバービーボーイズのいまみちともたかさん!
去年かな?渋谷のBYG でライブをやらせていただいた時、これまた日本のロック、
ポップスの生き字引きとも言われる川村恭子さんが連れて来てくださったのが
最初で、この日も突然遊びに来てくださったのだ。)と雑談をしていたクニ君が
私を呼びました。
『いまみちさんがアラケンにレコーディング手伝って欲しいってさ』。
「エ~ッ、それは大変!」
(※どうやらこんな会話があったらしいです。
いまみちさん:『最近ホンクの調子はどうなの?』
クニ君:『いやぁ最近、友部正人さんに良くしていただいてて、先日も友部さんの
レコーディングの演奏をホンクでやらせていただきました。二、三曲ずつで
すけど録りためてアルバムにしましょうって話してます。』
いまみちさん:『へー、ホンクって人のバックやったりもするんだねー。ふーん
それじゃぁ........』
ってカンジだったのかな。)
予定された日にちもバッチリ合っていたし、これは神様の思し召しに違い
ないと思い、私は二つ返事でやらせていただく旨を伝えました!
ありがたき幸せ、ありがとうございます、ありがとうございます。
クニちゃんサンキュー。
しかしその日のライブを無事終え帰って来たところでふと我に返りました。
<あれ?果たして俺は単身でいまみちさんの期待に答えることができるのかな?!>
いまみちさんが聴いてくれている俺のプレイは東京ローカル・ホンクでのベース。
あの楽曲と長い年月によって培われたメンバーとの人間関係があってこそ生まれる
ドッシリとして緩やかで落ち着いて弾けてるプレイです(自分で言ちゃうからね!)。
そりゃこんな俺だってたまには別でベース弾かせてもらったりもしてます。だけど
“~ リキミまくりテンパリブンブンベース~”とか、それじゃなきゃ、
“ぜんぜん練習してないよ~!結果~ヤッツケヘロヘロベース~”
みたいなカンジが多くてね。どれも楽しいし、一生懸命やってるつもりなんですけど
実際失敗ばかりです。
さて、それから詳しい内容も聞かされないままレコーディング予定日はあっと
いう間に近づき、とある女の子が書いたという曲を元に、いまみちさんが作った
A.ギター&クリックが入ったデモカラオケ音源やコード譜などが(いまみちさんか
ら直々に!)メールで届いたり、レーベルの方からのお話でドラマーはあの
河村カースケさん!ということが判明したりしました。
うー、メジャー感バリバリだな~、今回俺はどうなってしまうのか?!
.....続きはまた明日
(3回連載、赤裸々な告白手記。その方面からの要請により数日で消去の可能性も
あります。)
ことの始まりは、3月13日のアゲインでのホンクワンマンライブの日です。
その日は二部制で一回目と二回目のインターバルの時のことでした。
入り口でいまみちさん(※あのバービーボーイズのいまみちともたかさん!
去年かな?渋谷のBYG でライブをやらせていただいた時、これまた日本のロック、
ポップスの生き字引きとも言われる川村恭子さんが連れて来てくださったのが
最初で、この日も突然遊びに来てくださったのだ。)と雑談をしていたクニ君が
私を呼びました。
『いまみちさんがアラケンにレコーディング手伝って欲しいってさ』。
「エ~ッ、それは大変!」
(※どうやらこんな会話があったらしいです。
いまみちさん:『最近ホンクの調子はどうなの?』
クニ君:『いやぁ最近、友部正人さんに良くしていただいてて、先日も友部さんの
レコーディングの演奏をホンクでやらせていただきました。二、三曲ずつで
すけど録りためてアルバムにしましょうって話してます。』
いまみちさん:『へー、ホンクって人のバックやったりもするんだねー。ふーん
それじゃぁ........』
ってカンジだったのかな。)
予定された日にちもバッチリ合っていたし、これは神様の思し召しに違い
ないと思い、私は二つ返事でやらせていただく旨を伝えました!
ありがたき幸せ、ありがとうございます、ありがとうございます。
クニちゃんサンキュー。
しかしその日のライブを無事終え帰って来たところでふと我に返りました。
<あれ?果たして俺は単身でいまみちさんの期待に答えることができるのかな?!>
いまみちさんが聴いてくれている俺のプレイは東京ローカル・ホンクでのベース。
あの楽曲と長い年月によって培われたメンバーとの人間関係があってこそ生まれる
ドッシリとして緩やかで落ち着いて弾けてるプレイです(自分で言ちゃうからね!)。
そりゃこんな俺だってたまには別でベース弾かせてもらったりもしてます。だけど
“~ リキミまくりテンパリブンブンベース~”とか、それじゃなきゃ、
“ぜんぜん練習してないよ~!結果~ヤッツケヘロヘロベース~”
みたいなカンジが多くてね。どれも楽しいし、一生懸命やってるつもりなんですけど
実際失敗ばかりです。
さて、それから詳しい内容も聞かされないままレコーディング予定日はあっと
いう間に近づき、とある女の子が書いたという曲を元に、いまみちさんが作った
A.ギター&クリックが入ったデモカラオケ音源やコード譜などが(いまみちさんか
ら直々に!)メールで届いたり、レーベルの方からのお話でドラマーはあの
河村カースケさん!ということが判明したりしました。
うー、メジャー感バリバリだな~、今回俺はどうなってしまうのか?!
.....続きはまた明日
東京ローカル・ホンクのMySpace作っていただきました。
http://www.myspace.com/tokyolocalhonk
よろしく。
http://www.myspace.com/tokyolocalhonk
よろしく。