自分探し。自らの長所を知る方法。

答えをベンサムが問う最大多数の最大幸福論から導き出せば、私達の長所とは自らの力で最大多数の人を助けられる能力、または最大多数の社会に貢献できる能力のことを言います。

つまり、あなたが一人の人を助ける能力や、小さな社会に貢献することは、何もあなたの長所を使わずとも短所でも最小少数に貢献することは可能だが、出来る限りの最大多数の人をあなた一人で、しかも同時に助けるとなると、もはやあなたの短所は何の役にも立たず、自らの長所を発揮しなければ一度の最大多数の人達を救うことは事実不可能だからです。

長所の本質は、いかに役に立つことが出来るかにあります。正議論です。

あなたの人生の目的や願望や長所が何であれ、自己中心的なエゴでは永遠に手に入れることが出来ず、自らの存在理由にも気づく事が出来ない合理的なシステムです。離れ業です。

人は自分の事しか考えられないと人生に価値が認められないように、人が喜び自らも喜ぶその一点の追及にのみ我々の生きる道がある。

賢者は言います。
「奉仕の仕方を見つけた者こそ幸福者である」と。

私達は何をためらっているのでしょうか。

たった一度の人生ですから、役に立って人生を終えたいものです。たとえ地獄に落とされたとしても・・・。