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ヨハネの黙示録。

2019-03-10 | 文学
 3月10日 日曜日

 おはようございます。 ウィン・ウィン王国です。


「一粒の麦は地に落ちて死ななければ一粒のままである。

 良きものをこの地に落として死すれば多くの実を結ぶ。」

聖書の言葉です。

私の聖書でのお気に入りは、「ヨブ記」と「ヨハネ」。

今日は「ヨハネの黙示録」を

ウィン・ウィン王国がひも解いてみます。


口から刃を突き出した全能者の使いの者が、

7人の天使と7つの業でもって

世界中の人々を苦しめる物語・・・。

この謎をこの様に読み解きます。

この者たちが世界を救いに来たアルマゲドンだと。

なぜなら、

死で以って救われるからである。

死で以って神の国へと帰れるからである。

死は神からの贈り物であり、好むと好まざるとに関わらず、

私たちは地獄に堕とされているのである。


ヨハネの黙示録が示すものとは、

人々を恐怖に陥れるものではなく、ましてや

地獄の使者でもなければ人類滅亡などでもない。

死は自の為の死。神の国へ帰る為の贈り物だ。

問題なのは、死に脅える私たちにある。

これこそが、この死の恐怖こそが罪であって懺悔である。

神への祈りは、神への反省というべきであろう。

従って、苦しみの無い人生はない。


仮に、そうだとして受け入れたとしても、

気になることがあるはずです。

「一体なぜ? 地獄に堕ちたのだろうか?」

美しい神の国から追放された理由が気がかりです。

恐らく、

美しくなかったのでしょうか。怠惰かな。

人間を観察すると、多くの怠け者が犯罪者予備軍ですから、

「怠け者には用はない」。まんざらでもなさそうだ。

そう考えると、

怠け者が死して神の国に戻れても再び堕とされる?

その可能性がありそうだ。もしかすると、

私は数えきれないほど堕とされているかもしれない・・・。

いったい今回が何回目の罰なのだろうか・・・。

前世にせよ、あの世にせよ、霊能力にせよ、

そんなものにはまったく興味はないのですが、

死の恐怖を克服できれば 「あがり」 かも!?

「ヨハネの黙示録」 を結論付けるとこうなります。

「みなさん。頑張って生きましょう。そしてサッサと逝きましょう」


    つづく。



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