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旅:高知県・弘法大師が自らを空海と名乗るきっかけとなった御厨人窟(みくろど)

2014-05-23 07:46:12 | 
高知県の室戸岬の尖端に、「御厨人窟(みくろど)」という洞窟があります。

ここは、弘法大師が、修行した洞窟で、ここから見える空と海にあやかって、「空海」都なのるに至ったそうです。

私がうかがったときは、休み期間に入っていたこともあり、非常に混雑していました。

御厨人窟は、弘法大師が居住し、となりの神明窟で修行されたのだそうです。
神明窟は今は崩れてしまって入ることはできません。

少し意外でしたが、御厨人窟には、五所神社という神社があります。最初、仏式で祈ってしまいました。


左が御厨人窟、右が神明窟です。神明窟は入ることができません。


この洞窟の上です。


いよいよ入ります。


御厨人窟の中から、外を伺うと、空と海が見えるかな、と思いきや…。


もう少し外を伺うと、

更に空と海が見えました。


御厨人窟につく前は雨が降り、嵐の前の様な雲が飛んでくる日でしたが、こうした空と海の荒涼感を目の当たりにしつつ、静かでひんやりとした洞窟のなかで思考に耽溺していく、密教である真言宗を形作る原型となったような印象を受けました。


波の音がすごいようで、環境省の日本の音風景100選に選ばれています。またいつか来たいと思います。

御厨人窟(みくろど)
高知県室戸市室戸岬町


<このブログの管理人>
40代中年男性。
人生100年時代をどう生き抜くか、人生の羅針盤を探して、「心の放浪中」。

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