5/3「新しい風」
今日
東京では,
山本太郎氏、「緑の党」長谷川共同代表、安部芳裕氏による
公開討論会「ヤオヨロズの合議 TPP 原発 増税 ー市民のための 市民による 市民のための「政治(まつりごと)」はなるか?」が行われている。
夏の総選挙を控え、
山本氏、長谷川氏、安部氏それぞれが独自の視点から
「原発」「TPP」などを熱く語っていた。
しかし、
3氏の思いは
「日本を守る」「人間を守る」
と言う点では一致していて、
私達が3,11以前にいい加減にしていた
「民主主義」
を取り戻す為に
何をしなればならないかと言う点を
鋭く付いていた。
「人間を守る」
と言う事はそんなに容易い事ではないと思っている。
以前の私は
「神の為なら死んでもいい。」
と教え込まれていたので
たとえ,
原発事故があっても
「あれは神の成せる御業」
と正直に信じていた。
しかし、
その発想が
「違うのではないかと
」いう思いになった時、
初めて自分の足元にある
「被曝の恐怖」を
自分自身も
そして、
福島の住民の方々も受けている実感がした。
毎日口にする食品や地元の雑草の変化など、
「この中にある放射能は何と言うもので、どれ位入っているのか」
と考えた時、
「皆そうしてるのか?」
「いや、そんな事をしていたら生活など出来ない」
と言う葛藤が頭をよぎるのである。
きっと福島県民の方々は、
毎日、
そして、
1秒ごとにこんな思いをしているのだろう。
そう思うと胸が張り裂けるような思いだ。
今回長谷川氏は
「緑の党」
と言う市民政党を立ち上げ、
参議院選挙に挑戦する。
「本当の政党は市民から」
と言う
スローガンなどで選挙を戦うようであるが、
この試み自体、
原発事故がなかったら起こらなかったと思っている。
福島から起こった新しい風
「緑の党」
が再稼働問題や最終処分問題で
小さくても良いので、
国会に新しい風を起こしてほしいと思っている。
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