PRESSな時間

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2014-05-06 21:17:38 | 社会

(写真:守ろう憲法 かがやけ9条集会での橋本治さんとご自身の作品@日比谷公園)
5/6「今だけ カネだけ 自分だけ」
昨日IWJで配信(本当は再配信ですが)があった岩上安身氏と植草一秀氏との対談の中で
植草氏が
「今世の中を動かしている人たちの頭の中は「今だけ、カネだけ、自分だけ」なんだなあとしみじみ思います」
と語っていました。
この発言について異論を唱える人はまず、いないと思っています。
右を見ても左を見ても、
「先ずは自分の事」が
一番で、
その次は家族や職場の事
それ以上は全くと言って良い程の
「無関心」
だと思っています。
その事を象徴するような出来事が
原発再稼働であり、
集団的自衛権の行使、更には「憲法改正」ではないでしょうか?
かつて
原発事故が発生した直後に
「俺達には原発事故は関係無いや」と言った近隣の人々がいましたが、
(それを放射性物質の影響と見なすかどうかは各自の意見ですが)
私のアパートの周囲のタンポポはかつて私が知っていた以上に高く咲き誇り、
葉も横に広がるのではなく、
縦方向に伸びています。
或る地点でのすすきも異常な程大きくなり、
その周囲のアザミも異常な程伸びています。
そのような
異常とも思える状況に対して
「関係無い」と言う言葉が通用すると思うでしょうか?
私にははなはだ疑問が残ります。
そうなると(もちろん私も時々そう思う時がありますが)
「今だけ、カネだけ、自分だけ」と言う我が儘が首をもたげて来てなりません。
日本には
「相互扶助」と言う概念がありますが
この概念が小泉構造改革の頃から消え去り、
「自己責任」と言う概念が闊歩(かっぽ)する事になってしまった事は、
とても嘆かわしいと思っています。
人間ですから「自分が可愛い」のは当然ですが、
この概念が闊歩する事によって
日本ブランドの一つが失われないかと
心配になるのは私だけでしょうか?

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2014-05-05 19:31:14 | 社会
5/5「重大な誤り」
今日は「こどもの日」。
繁華街を歩いて来ましたが
やはり、
家族連れが少ないですね。
バスに乗っていても私の左右は高齢者ばかりですし、柏餅も余り売れてはいないようです。
ご近所を見渡しても鯉のぼりがひらひらと泳いでいる風景もありません。
過去のブログに書いたと思いますが、
「5月3日はこどもの日」
であると教えている親子連れを見た時、
私は「日本の民主主義の風化」を感じました。
情けない。
そんな光景を観る度に今の親世代は民主主義になれ切っていて、
いや、
民主主義のぬるま湯につかり切っているとしか思えないのです。
ところで
先日米国オバマ大統領が来日した際、
日米共同宣言が出たのですがその際に「重大な誤訳がある」と琉球新報が伝えていました。
それは或る部分の単語に対して
大メディアは
「正しくない」
と記事に書かれていたのに対して
琉球新報が「重大な誤り」
と訳してその事が更に伝えられたと言う事です。
英語から日本語に訳される場合、
そのニュワンスの違いは決定的な違いとして
時の政府関係者に都合の良い言葉として使われる可能性があります。
例えば英語の「エンペラー」は日本語では「皇帝」と訳される場合が多いのですが、
日本ではそれを「天皇」と訳す場合があります。
この問題は大変重要なので一概には言えませんが、
英語の「エンペラー」を「天皇」と訳すのは私自身としては大変な「誤訳」と考えています。
何故なら「天皇は日本国憲法の中で「象徴」と規定されており、君主や皇帝ではない」からです。
(これを不満とされる方もいるでしょうが、、)
つまりこの「正しくない」と「重大な誤り」と言う意味を考えてみると
もちろん
「重大な誤り」
の方がより、重大に聞え、
さらに言葉を発したご本人(この場合はオバマ大統領)の意思が色濃く反映していると思います。
また、
日本国民に対する大統領の意志も
「重大な誤り」の方が痛烈に伝わる可能性が強いと思っています。
反対に「誤った」の方は「重大な、、」より軽い意志として聞えたように感じています。
もちろん安倍政権は政権全体が軽いので
「誤り」
を取りたいと思っているでしょうが、
マスコミは安倍政権に対して
「重大な誤り」
をきちんと伝える義務があるように感じてなりません。

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2014-05-04 20:56:22 | 社会
(東京新聞に掲載された意見広告@まもろう憲法 かがやけ9条パレード@銀座)
5/4「日本ブランドとは何か」
今日は最近良く言われる「日本ブランド」と言う事について書いてみたいと思います。
最近安倍首相は自ら「日本ブランドのトップセールスマン」を自称されていますが、
では果たして安倍首相の言わんとする
「日本ブランド」とは何なのでしょう?
また、真の日本ブランドとは何なのでしょうか?
先ず、
安倍氏が言わんとする「日本ブランド」とは「原発技術」であるようです。
ですから、
彼は外遊先では常に「原発関連産業」である「高速炉の共同開発」や
「廃炉に関する技術の共同開発」について調印をしています。
彼が最も押し進めようとしているTPPに関してもあまり話題には上りませんが、
「原発」はちゃんと絡んでいます。
(TPPの交渉相手にはGEが入っています)
しかし、
それは間違っているのではないでしょうか?
最近、集団的自衛権の事が話題になっていますが、
真の「日本ブランド」とは
「日本国憲法」であり、
それを持って海外に行けば
立派な
「日本ブランド」として通用するのではないでしょうか?
しかし、
国内においてすらこの「日本ブランド」は関心が薄れつつあるようですし、
はたまた、
このブランドを厳守しなければならない「首相」が自らぶち壊そうとしているのです。
私達はこの現実にどう向き合ったら良いのでしょうか?
明日は「こどもの日」です。
私達は今一度「童心」に帰り、
「日本ブランドとは何か」を
考えてみてはいかがでしょうか?

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2014-05-03 21:56:35 | 社会
(写真:まもろう憲法 輝け9条5、3銀座デモ)
5/3「平和ヘの階段」
今日比谷公会堂では「まもろう憲法 かがやけ9条5、3」があった。
同じ時間帯に教育会館で「平和フォーラム」主催の集会があったので
人が分散したせいか
人が少ない気持ちもしたが、
若者や孫を連れた方まで多くの参加者があった
。演壇には津田大介さんを始め
憲法学者の方も参加し、
今の内閣が行なおうとしている
「無知と無理」

について熱っぽく語っていた。
平和と言うものは砂糖菓子のように脆いと思っている。
「誘惑」野「利権」と言った「水」を浴びせられたら
一気に解け落ちてしまう。
しかし、
砂糖菓子と一寸違うのは、
「憲法」と言う支柱があり、
その支えによって
私達が壁を作っている事で
「平和」が保てるのである。
その壁を「安倍内閣」は「支持率」と「アベノミクス」と言う
幻想だけで
破壊しようとしている。
今日の2つの集会では、参加者の壁が結集したと言っても過言ではない。
その壁を一段一段構築する事によって
私達の子孫が「平和」の階段を登る事が可能になるのである。
そう思えば破壊させる事など出来ないと思いつつ、
連休明けとも言われる「あんぽほうせいこん」
の意見を待とうと思っている。