ねむねむになるほど、楽しかったの その3

散歩が終わってから、
お家の中で、
追いかけっこをしました。
市がケント君を誘ってあげたの。
リードがないのだから、
走り放題よ。
おまけに、
お昼寝した布団が引きっぱなしだから、
お布団の上で、ドタバタするのって
すっごく楽しい！
追いかけたり、追いかけられたり、
テンションMAXでした。

それから、お夕飯になったのだけど、
なんだかケント君のお茶碗からよい匂いがしたから、
食べてる横からご相伴させてもらったの。
すぐにカアチャンが止めたけど、
結局ケント君がご飯を残すなんてあり得ないことをしたから、
残りは市がきれいにしてあげました。
そういえば、ケント君の食べ方って変。
いつもと違うお茶碗のせいか、
一粒ずつカリカリを畳に置いてから
食べてたのよ。
やっぱり、ご飯はがっつり行かなくちゃね。

その後は、なんだかいつもよりずっとずっと眠い、ねむ・・・・





母ちゃんの声が遠くから、
女の子なのにって
何のことだろう

後で聞いた話だけど、
ケント君は、夕飯の後
一人違うお部屋で、すねてたんですって。

ご飯横取りされたとか、
お茶碗が違うとか、
ここは僕のお家じゃないとか、
追いかけっこがしつこいとか、
市にはよくわからないことブツブツ言ったらしいの。
でも、一人でいてもつまらないから、
結局は、みんなのところに来たらしいけど。

それで、夜は、市のカアチャンの布団で寝たんですって。


翌朝は、霧雨の降る中、
市とケント君とカアチャンの3人でお散歩しました。
朝ご飯も、ケント君は残したから、
市がきれいにしてあげました。
ケント君はご飯の後、
バリケンから一歩も出てこなくなったので、
そのまま、長野へ帰りました。

また遊ぼうね！！


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