センムのブログ

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デジタル一眼レフ用センサーについて

2012-02-18 | 日記
先ごろ、ニコンから有効画素数3630万画素のデジタル一眼レフが発売されました。35mmフルサイズとしては最高画素数となりました。
私の持っているカメラが2400万強なので、それの1.5倍です。

さて、ソニーの新しいフルサイズデジタル一眼レフは、3600万画素であるとか4800万画素という噂がずっとありました。このところニコンはソニー製の新しい高速メモリーカードをフラッグシップ機のD4に搭載するなど蜜月関係にあるようですし、今までの噂からしてもこの3630万画素のセンサーはソニー製であることは間違いないように思います。

ではなぜソニーは自社製カメラに搭載する前に他社にセンサーを供給することになったのでしょうか。
センサーの高画素化路線に一番のっていたのはソニーであるし、早くから時期フルサイズ機に乗るという噂もあったので、他社に供給するにせよ、最初は自社機というのが当然な流れのはず。それが「最高画素数」を他社に与えてしまうとは、いったいなぜなのでしょう。

ここに、もう一つの新しいセンサー開発の噂があります。こちらは2400万画素でかなりの高感度耐性をもったセンサーです。

ここからは全くの私の予想であり、以下は与太話であることを先に断っておきます。
当初、この新しい2400万画素センサーは、先に登場した「ニコンD4」に搭載される予定であった。しかしタイの洪水やロンドン五輪にフラッグシップ機を間に合わすという都合のため、D4はこのセンサーを採用することが時間的に無理であった。
そこで、このセンサーを「最初にソニー機に採用する」見返りに3600万画素センサーを「先にニコン機へ」ということに相成ったのではないだろうか。

3600万画素機が先代のD700と同程度の高感度ノイズであるとすれば、それより画素ピッチが大きい2400万画素センサーがかなりの高感度画質を有してることは想像できます。
高画素高感度となれば、テレコン使用や高価な大口径単焦点レンズでなくとも、f値の暗い安価なレンズでも十分使用可能となりますし、いざとなればトリミングしても画質劣化を抑えることができます。

なんとも楽しみなカメラが登場しそうですが、できればこのセンサーを採用したプロ機というのを見てみたいものです。
とても買えないでしょうけど。