と聞いて、「どんな車?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
残念なことに、日本ではほとんど「不人気車」扱いになってしまっているようですが注意していると結構走っているのです。
別名が「デカヴィッツ」ですから、気がつかないだけなのかもしれませんが……。
そんな車なのですが、実はトヨタが心血を注いで開発した「欧州戦略車」なのです。
フォルクスワーゲンゴルフやプジョー207あたりと真っ向勝負するために開発された車で、国産車では、以前から欧州で定評のあるマツダアクセラやスバルインプレッサあたりがライバルでしょうか。
あちらでは、アウトバーンを超高速で巡航したり、古い町並みで石畳の道を走るための性能を持っているようで、現に発表当時は「直感性能」を謳っておりました。
しかもハッチバックスタイル(日本では、スモールカー以外は人気ありませんが、私は好きです)なので実用性は十分という、「ほぼ」理想に近い車がありました。
いろいろ評判を聞いてみると、こと走りに関しては良さそうです。
実際にディーラーで見せてもらい、ラゲッジルームの大きさを測ってみましたが、十分な容量も確保しておりました。
ゴムボートにフィッシングタックルを載せたり、撮影機材を2~3人分乗せるだけのスペースはありそうです。
本当は6MTに乗りたいところですが、私一人が運転するわけにはいかないので、AT(CVT)に。
1.5Lか1.8Lについては、実用燃費は大きく変わらないうえ、価格差が小さいことから1.8Lを。しかもこちらのCVTはシーケンシャルシフトで、マニュアル的な操作も可能とのことで、ささやかなこだわりを持つことができます。
さてここで、車に詳しい方ならお気づきだと思いますが、同車には、より大きなエンジンを搭載し、豪華な内装を与えられた兄弟車「ブレイド」があることをご存知かと思います。
確かにこちらも考えましたが、値段が高く、エンジンが大きいだけランニングコストがかかります。まあ、これらは対処できるとしても、
搭載される2.4Lエンジンが、あまりフィーリングが良くないこと、また100Kg以上重く、そのほとんどがハンドリングにかかわるフロント荷重の増大という形になるため、ドライブフィールが悪化する。そしてパーキングブレーキがMCで足踏み式になってしまったので、ほとんど購入対象から外れてしまいました。(その他の車の成り立ちなど、パーソナリティについては割愛いたします)
レバー式のパーキングブレーキがなぜ必要かというと、カーブを曲がる際、アクセルを踏んだまま軽く当てるように引くとフロントに荷重をかけられるので、コーナーが安定して曲がることができるのです。もちろん、常識的な速度での話しですが結構重宝します。
また、プラットフォームが優秀なので、高いボディ剛性を生かしてとなれば、ベストバランスは1.8Lあたりであろうとの判断です。
それ以前に、ヨーロッパが主戦場の車で、新婚旅行で行った時も何度も目撃していることも大きな要因です。
そんなこんなで交渉も終わり、ようやく納車されました。
13年乗った車のあった場所に新しい車が納まりました。ちょっと変わった風景です。
必要のないガソリンの消費はできるだけしたくない時期。
ドライブのインプレッションは、また別の機会にアップしたいと思います。
この車は、トヨタの岩手工場で作られています。
契約したのが震災前、どうやらギリギリで被災をまぬかれたようです。
偶然とはいえ、この先もこの車と共に走るということは、この震災のことを常にそばにおいていることになるのかもしれません。
このたびの東北関東大震災により、甚大な被害が出ております。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災地の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
一刻も早い復興をお祈りいたします。
有限会社木村製作所
http://www7b.biglobe.ne.jp/~meister-kimura/
残念なことに、日本ではほとんど「不人気車」扱いになってしまっているようですが注意していると結構走っているのです。
別名が「デカヴィッツ」ですから、気がつかないだけなのかもしれませんが……。
そんな車なのですが、実はトヨタが心血を注いで開発した「欧州戦略車」なのです。
フォルクスワーゲンゴルフやプジョー207あたりと真っ向勝負するために開発された車で、国産車では、以前から欧州で定評のあるマツダアクセラやスバルインプレッサあたりがライバルでしょうか。
あちらでは、アウトバーンを超高速で巡航したり、古い町並みで石畳の道を走るための性能を持っているようで、現に発表当時は「直感性能」を謳っておりました。
しかもハッチバックスタイル(日本では、スモールカー以外は人気ありませんが、私は好きです)なので実用性は十分という、「ほぼ」理想に近い車がありました。
いろいろ評判を聞いてみると、こと走りに関しては良さそうです。
実際にディーラーで見せてもらい、ラゲッジルームの大きさを測ってみましたが、十分な容量も確保しておりました。
ゴムボートにフィッシングタックルを載せたり、撮影機材を2~3人分乗せるだけのスペースはありそうです。
本当は6MTに乗りたいところですが、私一人が運転するわけにはいかないので、AT(CVT)に。
1.5Lか1.8Lについては、実用燃費は大きく変わらないうえ、価格差が小さいことから1.8Lを。しかもこちらのCVTはシーケンシャルシフトで、マニュアル的な操作も可能とのことで、ささやかなこだわりを持つことができます。
さてここで、車に詳しい方ならお気づきだと思いますが、同車には、より大きなエンジンを搭載し、豪華な内装を与えられた兄弟車「ブレイド」があることをご存知かと思います。
確かにこちらも考えましたが、値段が高く、エンジンが大きいだけランニングコストがかかります。まあ、これらは対処できるとしても、
搭載される2.4Lエンジンが、あまりフィーリングが良くないこと、また100Kg以上重く、そのほとんどがハンドリングにかかわるフロント荷重の増大という形になるため、ドライブフィールが悪化する。そしてパーキングブレーキがMCで足踏み式になってしまったので、ほとんど購入対象から外れてしまいました。(その他の車の成り立ちなど、パーソナリティについては割愛いたします)
レバー式のパーキングブレーキがなぜ必要かというと、カーブを曲がる際、アクセルを踏んだまま軽く当てるように引くとフロントに荷重をかけられるので、コーナーが安定して曲がることができるのです。もちろん、常識的な速度での話しですが結構重宝します。
また、プラットフォームが優秀なので、高いボディ剛性を生かしてとなれば、ベストバランスは1.8Lあたりであろうとの判断です。
それ以前に、ヨーロッパが主戦場の車で、新婚旅行で行った時も何度も目撃していることも大きな要因です。
そんなこんなで交渉も終わり、ようやく納車されました。
13年乗った車のあった場所に新しい車が納まりました。ちょっと変わった風景です。
必要のないガソリンの消費はできるだけしたくない時期。
ドライブのインプレッションは、また別の機会にアップしたいと思います。
この車は、トヨタの岩手工場で作られています。
契約したのが震災前、どうやらギリギリで被災をまぬかれたようです。
偶然とはいえ、この先もこの車と共に走るということは、この震災のことを常にそばにおいていることになるのかもしれません。
このたびの東北関東大震災により、甚大な被害が出ております。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災地の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
一刻も早い復興をお祈りいたします。
有限会社木村製作所
http://www7b.biglobe.ne.jp/~meister-kimura/