センムのブログ

日常の事柄、仕事から趣味まで風の吹くまま気の向くまま書いてみたいと思います。

季節の移り変わり

2010-09-30 | 日記
今日は朝から雨でした。
秋雨前線が南下して、大陸の空気が入り込み、季節の割りに肌寒く感じました。ついこの間まで暑くて汗が出て大変でしたが、いつの間にか「寒」←この漢字を使う季節になりました。

私は暑い方が好きなので夏が過ぎていくのはちょっと残念なのですが、さすがに体は楽になります。単に年取っただけなんでしょうが。
楽なのはいいのですが出かけるとき、特に私は釣りだの写真だの気候に影響されたり、街の感覚ではえらい目にあう外出が多いので、着ていく服に悩んだり、寒かったときのために服を余分に持っていく心配をしたりと、面倒くさい季節でもあります。

適当な長袖などを袋に入れて寝袋と一緒に車に積んであるのですが、実はあんまり使ってません。現場から車に取りに帰るのが大変だし、「あと2時間我慢すれば終わりだし」と思って結局我慢大会になったりします。

もう2~3ヶ月すると、また服に困らない季節になります。
厚着専門で。

マイル消化DE長崎へ(撮影編)

2010-09-29 | 旅行


長崎ブログの最終編、撮影編です。本来私は写真撮影旅行をするためにマイルを集めているのですが、ここ1~2年は状況がかわり、撮影のため「だけに」マイルを使うことがなくなりました。しかしそれではストレスも溜まろうもんです。ちょこっとだけ撮影時間をもらいつつ旅行をしました。

まずはJR大村線。20年も前の雑誌に載っていた撮影ポイントに行くも、いろんなものに埋もれて、当時のアングルでは撮れませんでした。まあお見せするほどのカットでもないので割愛します。

続けて軍艦島。島内では時間が限られ(気象や波の関係で時間厳守)、また行動範囲も狭いため船の上からのカット。こうしてシルエットで表現すると、確かに軍艦に見えます。ガイドさんのTシャツもこのようなイラストでした。二日前のブログ(9月27日参照)のとおり、島内の写真はあまり公開するものでもなく、それほど撮っていないためご容赦ください。

今回のメインともいえる長崎の夜景。事前に調べたら夜景ポイントはいくつかあり、日本三大夜景のひとつであり、最も有名な稲佐山の他、鍋冠山など数ヶ所ありました。方角と時間の関係で、まず鍋冠山に行きました。ここからは夕焼けと巨大なつり橋、ビーナスウィングのカットが見事に決まり、そのまま右を見ると、入り江が深く長崎市内に入り込み、私としてはいかにも長崎らしい風景の夜景も収めることができました。その後稲佐山にも行き、そこで撮ったのがこのカットです。ちょうど月も出ており、鍋冠山に負けず劣らずいい雰囲気で撮れました。
個人的には鍋冠山が気に入っています。稲佐山は観光客も多く、駐車場の空き待ちで30分以上ゲートで待つほどでしたが、鍋冠は閑散としており、自由に撮ることができました。機会があれば写真を公開したいと思ってます。

長崎市内は市電が走っており、何カットかとったのですが、このカットは映画「解夏」にも挿入されたカットで、多少柵やのぼりが目立ちますが、長崎でぜひとも押えたかった写真です。
いわゆる「撮り鉄」といわれるような車両中心の価値観の撮影者からすれば突っ込みどころ満載の駄作かもしれませんが、街の雰囲気を出すには、こうした写真の方が私はいいと考えています。

と、旅行に撮影はつきものと考えている私です。デジタル効果なのか新婚旅行では1500枚近くも撮るような人間です。
こんな私が長崎の平和公園でシャッターを切らなかった………。

本当に意義深い旅行になりました。


本ブログ作成者の勤務先です。

金型、金属加工について何でもお問い合わせ下さい。
有限会社木村製作所
http://www7b.biglobe.ne.jp/~meister-kimura/

マイル消化DE長崎へ(グルメ編)

2010-09-28 | グルメ


私は食べることが好きです。特にその土地の名物といわれるものは、一度は食してみたいと思ってます。前に書いた鮒寿司(9月9日、14日参照)もそうです。
今回の長崎は、ガイドブックによると「長崎五大グルメ」というのがあるそうで、
・ちゃんぽん
・皿うどん
・豚肉の角煮
・トルコライス
・ミルクセーキ
だそうです。余裕があれば、潮風に吹かれた牧草を食べて育った長崎牛(霜降りとは違う、本場の肉質だそうです)などを食してみたいのですが、まず庶民(?)の食べ物から。

初日、長崎に入ってすぐ中華街に入り、ちゃんぽんと皿うどんを食べました。実は先に寄った大村線の川棚にリンガーハットがあったのですが、さすがにこれには寄らず、時間はかかるが長崎まで頑張った次第です。
嫁さんと二人で両方を半分ずつ。皿うどんは香りが立って美味。ちゃんぽんはこちらも出汁の風味がよく、こちらのチェーン店で食べるのとは別物です。皿うどん共、野菜がしゃっきりと仕上げられております。ちゃんぽんの麺は…好みがありそうです。

夜はホテル近くの居酒屋で海鮮を。それでもアジやいわしなどでしたが、これがなかなかです。お品書きを読んだら、つい最近釣ったキジハタ(関西以西では"アコウ"。9月12日参照)が、ほぼ一人分の飲食代くらいの値段がついていました。まあ、自分で釣って食べられる魚はやめて、メニューにあった豚の角煮を注文。しっかり皮までついており、濃厚な味付けで美味しくいただきました。
飲んで食べて、一人当たり3500円はとってもお得です。

翌日の昼はトルコライスを求めて西へ東へ。ようやく見つけて食べることができました。関西の「ケニア」という喫茶チェーンの店(全店かどうかは知りませんが)でも食べられますが、プレートの上にのっているものが多少違います。ま、普通のランチ風ですが、ボリュームもありなかなかです。食後にミルクセーキもいただきました。これはよく家で作って飲んでいましたが、嫁は知りませんでした。今度作ることになりそうです。

結婚してから、旅行に行くと食べ物も結構楽しめるようになりました。しかもそれなりに美味しく、またリーズナブルに。
ちなみに、嫁さんの得意メニューのひとつは豚の角煮です。



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マイル消化DE長崎へ(総評)

2010-09-27 | 日記
総評は普通最後にすべきなんですが、今回の旅行はいろいろなことがあったので、まずこれを先にしなければならないと、総評から書きます。

旅行は普通楽しいものです。もちろん、この長崎への旅行は楽しいものでしたが、それだけでない貴重な体験をしました。
最初に立ち寄ったのは「特攻 殉国の碑」です。ここは別の用で行った所(後日詳しく)の近くに、カーナビに表示されたところで、少し時間があったのでいった所です。よく考えたら九州は戦争の前線に近いところで、軍港や基地、末期には特攻隊の出撃があったところです。その碑の前で目を閉じていると、彼らの命の上に今の日本や自分の命があると思うと、自然と気持ちが熱くなってきます。
その「特攻 殉国の碑」は→という案内看板の下に○○党の掲示板があったのは、なんともいえない日本の姿を見ました。

午後は軍艦島へ行きました。ガイドをしてくれたのは軍艦島で育ち、今は島を世界遺産に登録するための活動をしている団体の理事長さんでした。個々の説明はもちろんですが、当時、軍艦島の絶頂期に書かれた新聞記事の切り抜きを出し、そこには「日本の未来の姿」と書かれていました。まさに夢の島と言われた絶頂期です。
その「明るい未来」がこんな廃墟です。さらに日本の資源自給率は4%、環境も年々破壊されている今の地球に、私たちはどんな未来を作るのでしょう。との話がありました。
軍艦島は過去の島。しかしそこに日本の未来を描いていました。明るい未来を。しかしそれが廃墟となり私たちに今見せられています。世界の過去と現在と未来を一気に見せられてしまいました。後述の長崎とあわせて、是非とも世界遺産に登録すべきだと思います。

翌日は朝一番に平和公園に行きました。私は恥ずかしながら原爆関連施設に行ったのは初めてです。が、これほどのものを感じるとは思っていませんでした。なんといっても私が平和公園で一枚も写真を撮りませんでした。「記念」写真を撮ったりするような場所ではない、もっと真剣に戦争のこと、命のことを考えなければならない場所である。そう思うとこの私が写真を撮ることは必要ないと考えたのです。
心に焼き付けられる光景というのは確かにあると感じました。ここで写真はいらない、その時感じた気持ちをしっかり持ち続けることが一番大事であるし、それ以上のものはないということでした。

そこから大浦天主堂へ行く途中、乗った路面電車のなかで隣に座ったご婦人と話をしました。その人は被爆者で、少し前に大病を患い、もういくばくもないと言われたそうですが、それから三年元気に生活してられるとの事でした。
心臓の病気なのですが、原因は過大なストレスを受けるような人の死に直面したことがあり、そのことが原因になったようでした。多くを語られませんでしたが、それが原爆に関係していることであることは間違いないのではないでしょうか。
いろいろな話をし、途中でその方は降りられましたが、電車が動き出したときに元気に手を振ってくれたその姿をみた私と妻は、空席の目立つ車内で涙を流さずにはいられませんでした。

もっともっと、この目でみて感じなければならないことがたくさんあります。

マイル消化DE長崎へ

2010-09-24 | 日記
私は旅行が好きなので、そのためにマイルを貯めているのですが、一昨年は自身の結婚騒動(←こうかくと嫁に怒られそう)で時間が取れず旅行に行きませんでした。つまりマイルを一年間消化しなかったのですが、それのアオリでマイルの期限切れが頻発し、7月いっぱいで4000マイル強が消えることとなり、急遽航空券を取りました。

通常であれば写真撮影のために北海道行きに使うのですが、今回は仕方ありません。九州となり、しかも写真撮影は二の次という旅行になりました。

あまりお金は使いたくない状況なのですが、とりあえず行き帰りの旅費がかからず、泊まるホテルも二人で7000円程度とお得なプランも発見し、高速1000円だし、レンタカーは割引券もアリと、ずいぶんと節約旅行となります。

映画「解夏」のロケ地を見ながら、軍艦島クルーズ、長崎の夜景を見つつ、撮り鉄も2ヶ所ほど織り交ぜられればと思ってます。

次は北海道へSL撮りに行くためにマイル使いたい。

趣味を持っていること

2010-09-23 | 日記
前回のブログにバスフィッシングのことを書いたので、久しぶりに今のバスフィッシング界のことを調べてみました。
というのはここ10年くらいは新しいタックルやルアーはほとんど買っておらず(買わなくとも釣りに行けるだけの備品は持っているし、それで十分人並み以上に釣れるし、驚異的な新製品のウワサも聞かないから)、買うといってもフックやシンカー、ラインなどの消耗品と、緑色のワーム(他の色は買いませんねぇ。買っても灰色)数種だけという、日本経済の復興には全く協力しないフィッシャーマンなので、業界の動向など10年前から時計が止まっていました。

で、ちょこっと調べてみたらビックリ。
よく行く釣具店の店長さんが「バスプロの○○が追放されたような問題も…」と最近言っていたのを思い出したのでいろいろ検索してみたのですが……。
あるバスプロは違反行為で永久追放されていたり、当時から知っているトッププロがサラリーマンを辞め会社を興していたのはいいとして、ガンの手術をして、その後元気に復帰されているなど、ちょっとした浦島太郎状態でした。

その病気を克服したバスプロのブログの、入院していた前後を見てみましたが、「好きなことがある」というのは本当に素晴らしいことであると思いました。
私はそのバスプロの姿勢はすごく好きで、サラリーマン時代の勤めていた会社に対する考え方とか(←だから退社したことに驚いた)、釣りに対する考察の深さ(多少?の誇大表現や真偽のほどは別として)からは得るものが多い人です。

好きなことをすることによって生まれた人間関係や、きっと大きな効果をもたらしたであろう術後の回復など、単に「好きなこと」だけでは収まりきらない「良きもの」になっていることが、同じ趣味(向こうは生活の手段でもありますが)を持つ者として嬉しく思いました。

私は彼ほどの影響力を持っているわけでも、他の趣味も含め大した腕も技術もありませんが、この「良きもの」を持つことができたことに感謝してます。

嬉しいこと

2010-09-21 | 日記
今日は嬉しいことがありました。
このブログを読んでいると、直接言ってもらいました。しかもその人は、私がブログを見て欲しいと思っていた人のうちの一人なのでなおさらです。
自分のつたない文章でも、見てくれている人がいるというのは嬉しく、そして励みになります。
書き始めてほぼ一ヶ月。そろそろ最初の挫折がやってくる頃かもしれませんが、できうる限り頑張って見たいと思います。

もうひとつはずっとバスフィッシングを好きであったこと。
取引先の担当者さんと話をしていたのですが、こういう時節柄、仕事の話だけですとどうしてもトーンが落ちてしまいます。私はそれほど会話をリードするような話術もオーラ(!)も発揮する才能はないのですが、そんな私を助けてくれるのは、例えばバスフィッシングの話なのです。

私はつり友達が何人かいるのですが、近頃は海に転向したりなんだかんだでバスを釣ることから遠ざかっていったのですが、私はしぶとく楽しんでおりました。これだけ長い間ただの一魚種だけにかかわっていると、なんとなくかわいく感じますし、親しみもわきます。
食べたら美味しい魚らしいので一度食べてみようと画策していますが、なんとなく気が引けることがお分かりいただけるでしょうか。

そんなバスさんからちょこっと助けてもらうことが時々あります。
なかなかいい関係が築けていると思いませんか?



2010-09-19 | 日記


家の母方の実家の近くにちょっとした畑があり、社長(父)がほぼ毎週休みになると耕したり種をまいたり、収穫したりしております。

収穫した野菜は時々もらっているので、たまにはお手伝いしなければと思い、妻と二人でいってきました。
お盆の頃は暑くて暑くて農作業どころではなかったのですが、ようやく日なたにいても汗が引く程度になりました。まあ今の晴れは大陸性の高気圧のため湿度が低くすごしやすいこともあるのですが、ようやく猛暑もひと段落ってとこでしょうか。

耕運機(家庭用)で耕して、今日はジャガイモとニンジン、ほうれん草をまきました。
順次育っていくので秋も深まる頃には採れそうです。

画像は蒔いた畝です。
畑になったのが今から4年半前ですが、その時植えた花桃がこんなに大きくなりました。木が、作物がだんだん育っていくのを母は大変楽しく眺めておりました。
私はこの風景を大切にしていきたいと思っています。

悪人その2「感想編」

2010-09-18 | 日記
今回は映画「悪人」を見た感想を。
ネタバラシはしませんので、まだ観ていない人もご安心を。

まずストーリー自体ですが、ハッキリ言いますが陳腐。
殺人者とそれにかかわる愛する(異論はあると思いますが)人、加害者と被害者の描写、そして逃避行とその行く末。もう数限りなく使われた「話の筋」なのです。

がしかし、この映画はそういった話の展開を観るものではないと思います。
私が思うこの作品のテーマは、「人の善と悪、正気と狂気」、そしてどれだけしっかりと生きているか。ではないでしょうか。
いったい何が善なのか、悪なのか。人の中にある狂気と、それに対峙する正気、これらが描かれた映画だとすると、前述の「陳腐な、わかりやすいストーリー」が生きてきます。
つまり、ストーリーの展開に観客が捕らわれることなくことなく、じっくりと「人の内面」について考えることができるからです。

映画の内容までは書きませんが、そのようなテーマを描いたにもかかわらず、マニア向けのアニメ映画のように「数回観ないと意味が汲み取れない」といったこともなく、スッキリと作られています。
ですからストーリー的にはこれといった山場はなく、粛々と進んでいく感じですが、ラスト20分あたりは、個々の登場人物の心の内面が一気に出てきます。

人からこの映画はオススメか。と聞かれたら「観るべきです」と答えます。
善とは何か、悪とは何か。世間の評価や多数の意見ではない、人の心を考えることはとても大切だからと思うからです。
私自身もこれをきっかけに、いろいろと考えることが増えたような気がします。

また、恥じない生き方、しっかり生きてきたと言えること。
これについても考えていくことになりそうです。

悪人

2010-09-17 | 日記
今夜見に行きます。
20:50からという遅い時間ですが、安くなるし映画が終わってがらんとした駐車場を深夜に歩く雰囲気がなかなか良くて、うちでは映画は遅い時間に行くのが通例になってます。

深津絵里さんはモントリオールの映画祭で主演女優賞と取ったりと何かと話題の映画ですが、賞を取る前から行く予定をしておりましたので楽しみです。

続きはまたブログで。