さくら薬局だより

さくら薬局からの情報をお届け

「新しい生活様式」の実践へ

2020年05月29日 | 日記
みなさん、こんにちは

4月からの外出自粛・テレワーク・感染対策に全員で取り組んだ結果、
全国的に緊急事態宣言が解除され、少し落ち着き始めたように思います
みなさんも心に余裕が出てきたのではないでしょうか

しかし
緊急事態宣言の解除 = 安全宣言 ではありません

今まで通りの生活に戻すと、状況は一気に後戻り
せっかく自粛した期間が水の泡となってしまいます・・・
また、第2波・第3波が来るとも想定されているため、引き続き感染を抑えなければいけません

まだまだ油断が出来ない中ですが、緊急事態宣言が解除された今、
私たちはどのようなことに気をつけていけばいいのでしょうか

今回は、基本的な感染対策を含めた「新しい生活様式」についてお伝えします



 日常生活での感染対策

・ こまめな手洗い、手指消毒
・ 咳エチケットの徹底
・ 人との間隔はできるだけ2m(最低1m)空ける
・ 「3密」を避ける(密集、密接、密閉)
・ 会話をするときは、可能な限り対面を避ける
・ 感染が流行している地域の往来は避ける




 買い物

・ 1人、または少人数で空いた時間に
・ 電子決済を利用する
・ 展示品への接触は控えめに
・ レジに並ぶときは前後を空ける




 娯楽・スポーツなど

・ 公園は空いた時間、場所を選ぶ
・ ジョギングは少人数で
・ すれ違う時は距離をとる
・ 筋トレやヨガは自宅で動画を活用
・ 狭い部屋での長居は避ける




 食事

・ 対面ではなく、横並びで座る
・ 大皿は避けて、料理は個々に
・ お酌や回し飲みは避ける
・ 持ち帰りや出前、デリバリーも活用
・ 屋外空間で気持ちよく





このように、「新しい生活様式」が厚生労働省や各都道府県から発信されています
今回は特に大事な項目をお伝えしましたが、
この他にも「これは危ないかも・・・」と感じることは避けましょう

これからは、ひとり一人が考えて行動することが大切です
まだ安全ではないという意識を持ち、感染を広げないようにしましょう


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医療機関 受診時の注意

2020年05月22日 | 日記
みなさん、こんにちは

これまでコロナウイルスの予防方法についてお話してきました

感染しないためには不要不急の外出をしないことが大事ですが、
体調の優れない時や、定期的に診察を受けている方は医療機関の受診が必要です
感染リスクは高いですが、オンライン受診ではなく直接受診をしないといけないこともありますよね

今回は、受診にあたっての注意点をお伝えします



 混雑を避ける工夫を


たとえば、曜日や時間帯。
休診日前後はどうしても混み合うことが多いです
また、お昼時は皆さんが出かけやすい時間であり、終了間際は仕事終わりの方が集まりやすいのです
コンビニ等でも混む時間帯を掲示し、なるべく避けて来店してもらうように呼びかけていましたね
医療機関も同様、接触を最低限に抑えられるように、来局のタイミングを工夫してみてください





 受診は余裕をもって


上記のように、混雑を避けて接触を減らすことが重要
定期的に受診をしている方は、薬がなくなるギリギリに受診するのではなく、余裕をもって受診日を決めておきましょう

計画的に決めておけば、心にも余裕ができますね



さくら薬局でも、換気・消毒液の設置・飛沫感染防止用のビニールカーテンやアクリル板の設置など、
できる限り安全にお薬をお渡しできるよう、感染対策を行っています



 コロナかも・・・と思ったら


もし熱が続いたり、その他の症状がある時は、最寄りの保健所などに設置されている
「帰国者・接触者相談センター」(地域によって名称が異なることがあります)に連絡を
医師会や診療所等で相談を受け付けている場合もあるので、そちらの利用も可能です

一番大事なことは、体調不良を感じたら仕事や学校も休み、外出を控えること
休みにくいこともあると思いますが、これが自分のためにも周りの人のためにもなります

まずは予防を徹底し、健康で乗り切れるように頑張りましょう



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正しいマスクの使い方

2020年05月21日 | 日記
みなさん、こんにちは

今、コロナウイルスの飛沫感染を防ぐために、多くの方がマスクを着用していますね

マスクの着用は、咳エチケットとしてとても大切なことですが、正しく使用しないと効果がありません
そこで今回は、マスクの正しい使い方をお伝えします



 付け外し方


【 付け方 】

① まず裏表の区別をしましょう
ゴム紐の接着面で判断する方も多いと思いますが、種類によっては間違ったつけ方になっているかも

パッケージやマスク自体に表記があるものはその通りにつけてください
表記がない場合は、マスクを広げた時に“ひだの溝”が下向きになる面が外側になります

※ マスクによっては両面とも上下に溝ができるものも
この場合は、下向きの溝が上部(鼻側)になるようにしましょう





② マスク表面のひだを伸ばして鼻から顎までしっかり覆い、マスク上部を鼻筋にフィットさせる


③ 耳にゴム紐をかける
紐が緩すぎると隙間ができてしまうので注意


【 外し方 】

① 表面に触らないように、ゴム紐を持って外す

② すぐに手洗い



 マスクによる熱中症に注意


夏場のマスク着用は、熱中症のリスクが高くなります
そのため、いつもより水分補給を心掛けなければいけません

のどが渇いた時にはすでに熱中症になっている可能性があり、一気飲みしても水分は体内にしっかり吸収されません・・・
水分補給は、「こまめにゆっくり」が大事なのです

これからの季節は、コロナの感染を防ぎながら、日々の健康にも気をつけていきましょう



コロナ対策で皆さんが手洗い・うがい・マスクを徹底していることにより、今年はインフルエンザの感染者が少なかったように思います
ウイルスの感染予防は、みなさんの意識1つで変えられるのです
今だからやるのではなく、これからもぜひ習慣付けるようにしていきましょう


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手洗いの効果

2020年05月18日 | 日記
みなさん、こんにちは

前回の投稿で、ウイルスの接触感染を防ぐには、こまめな手洗いが大切だとお話ししました
では、手洗いはどれだけの効果があるのでしょうか



 ウイルスは水と石けんで減らすことができる


洗っていない手には、なんと約10万個のウイルスがついています
そこから・・・

 流水で15秒すすぐと約1万個に
 石けんで10秒洗い、流水で15秒すすぐと約数百個に
 石けんで10秒洗い、流水で15秒すすぎを2回繰り返すと、ほぼ0になります


さらに消毒ができればより良いですが、今は消毒液が手に入らないこともありますよね
しかし、石けんで正しく洗えば感染対策は十分にできるのです



 正しい手の洗い方


外出先からの帰宅時や、調理の前後・食事前など、こまめに洗うことが大切です
手を洗う前には、爪は短く切り、装飾品は外しておきましょう




石けんで洗い終わったら十分に水で流して、清潔なタオルやペーパータオルでよくふき取って乾かしましょう


コロナの収束には、みなさんが今できる対策に取り組むことが重要です
次回は、正しいマスクのつけ方についてお話します



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新型コロナウイルスをおさらい!

2020年05月16日 | 日記
みなさん、こんにちは

長かった自粛期間も、少しずつ解除の方向に向かってきていますね

しかしまだまだ油断大敵
毎日コロナのニュースが流れていますが、ここでもう一度、新型コロナウイルスについて学んでおきましょう



 なぜ “新型” コロナウイルスと言われているの?


新型コロナウイルスの正式名は「COVID-19」
実はコロナウイルス自体は珍しいものではなく、人に感染するものとしては6種類が発見されています

このうち4種類はカゼの原因となるもので、カゼの10~15%がコロナウイルスによるもの。
つまり、今までも多くの人がコロナウイルスにかかったことがあるのです

残りの2種類が、SARS(サーズ)とMERS(マーズ)です
感染すると深刻な呼吸器疾患を引き起こすため、多くの方が亡くなりました・・・

今流行しているコロナウイルスは、これらに続く、「 人に感染することが確認された7つ目のコロナウイルス 」
だから “新型” と呼ばれているんですね



 どうしたら感染してしまうの?


感染方法は2つあります

【 飛沫感染 】
感染者の飛沫(くしゃみ・咳・唾など)と一緒にウイルスが放出
それを口や鼻から吸い込んで感染

【 接触感染 】
感染者がくしゃみや咳をおさえた手で周りの物に触れるとウイルスが付着
そこに触れることにより、感染者に直接接触しなくても感染してしまう



 コロナウイルスはどのくらいの時間残っている?


接触感染をするコロナウイルス。
では、身の回りのものには、ウイルスが付着してからどのくらいの時間残っているのでしょうか?


銅の表面(10円玉など) ➡  約4時間




段ボール        ➡  約24時間



ステンレス       ➡  約48時間



プラスチック      ➡  約72時間




例えば、電車のつり革の持ち手はプラスチックでできている為、ウイルスは約72時間付着したまま
それに触れた後、顔を触ったりすると感染する可能性があるということです
だからこまめに手洗いをすることが大切なんですね


感染しないためには、感染方法を知り、しっかりと予防することが重要です
その中でも、手洗い・うがいは欠かせません
次回は、手洗いの効果に注目してお話します



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