下記の記事は朝日新聞デジタルからの借用(コピー)です
癌は代表的な現代病の一つとして知られています。一度癌にかかってしまうと正常な細胞が癌細胞になり体内で広がっていき、急性もしくは慢性のがんになります。普段の生活でいかに癌にならない様に気を付けることが重要です。ここでは、癌のリスクを高める一般的な21品目の食べ物そして代替品をリストアップをします。予防医学の知識として参考にしていただければと思います。
ジャンクフード
ジャンクフードは癌のリスクを最も高める食品の1つです。ハンバーガー、ピザ、ホットドッグなどジャンクフードの種類も豊富で世界中に普及しています。忙しい現代人はジャンクフードを口にすることも多々あることでしょう。安価に仕上げるために材料に防腐剤、化学調味料、着色剤などがたくさん取り入れています。高脂肪、高カロリーで腐りにくいのが大半のジャンクフードの特徴です。お手頃価格で味が美味しい物が多いので、癖になりついつい食べたくなります。手軽に買ってその時は便利でたとえ美味しくても、長期間食べ続けることによって、健康に深刻なダメージを与える可能性があります。
代わりのおすすめ食品→ファストフードで販売されているものがどうしても食べたくなったら、面倒でも自分で作ることをお勧めします。代表的なハンバーガやフライドポテトは簡単に家で作れます。ドーナツやピザも手間はかかりますが自分で作ることが出来ます。ファストフード店で購入して食べるよりも健康でおいしく頂けます。
炭酸飲料
世界各国で必ず売られている炭酸飲料。暑い日や運動量が多い日に飲むとおいしいので、大人から子供まで大人気です。炭酸飲料には想像を絶する大量の砂糖が含まれています。炭酸飲料一缶につき、約55グラム、角砂糖にすると14~15個分になります。15個分の砂糖を食べるのも、これらの角砂糖を溶かした砂糖水を飲むのも不可能ですが、炭酸飲料一缶のむのは簡単です。癌細胞にとって、砂糖が一番良い燃料なのです。実際には、砂糖が含まれていないソーダであっても、私たちの体に悪影響を及ぼします。なぜなら、ソーダの成分にはしばしば人工キャラメル着色料などが含まれているからなのです。この人工キャラメル着色料は”Caramel Ⅳ”と呼ばれ、その中にはアンモニアから化学反応によって生成される、発がん性物質の ”4-MI” が含まれているのです。
代わりのおすすめ食品→水(天然水)を飲むことをおすすめします。もし、甘い炭酸水を飲みたい場合は、Caramel Ⅳが含まれていないブランドを選ぶようにしましょう。
赤身のグリル
焼き肉やステーキ、バーベキューなど、グリルされた赤身の肉はとても美味しいですよね。赤身肉の代表、牛肉は世界のどのスーパーやレストランでも調理販売されています。しかしその赤身肉を高温で調理する際、肉に高温熱の圧がかかることにより肉本来の化学的および分子構造の変化が起こり、がんの原因となる炭化水素が生成されることが科学者によって発見されました。
代わりのおすすめ食品→赤身の肉は調理法に気をつけて調理しましょう。特に高温で調理することを避けましょう。または、赤身の代わりに鶏肉などの白身のお肉を摂取しましょう。
レンジでチンするポップコーン
レンジで作るポップコーンもスーパーで売られていて手軽に食べることのできるファストフードの代表的食品です。電子レンジさえあれば色んな味のポップコーンが簡単に作れるのでカウチポテトなどに最適です。しかしそのポップコーンにはダイアセチルという成分が含まれています。大アセチルは、電子レンジでつくるポップコーンの味を美味しくするものです。この物質は加熱すると発がん性の有毒な物質を放出します。 それに加えて、容器の裏には発がん性のあるものが使用されていて、市販の容器でレンジで加熱することによって容器からもポップコーンからも有害物質を発するという仕組みになっています。 こうした事実があるのにも関わらず、ポップコーン業者は、それらの事実を公表、記載したり穀粒がGMO(遺伝子組換え作物)であるかどうかを報告していません。
代わりのおすすめ食品→遺伝子組み換えのコーンは避け、オーガニックのとうもろこしを材料とし、オーブンレンジでオリーブオイルと調理するか、ポップコーン機を使用しましょう。
缶詰製品(特にトマト缶)
トマト缶などの加工された缶詰商品も世界各国で販売されています。そして外食産業や家庭料理でも幅広く使用されています。缶の内側には発がん性のBPA化学物質がコーティングされていて、缶詰は実際とても危険な食べ物なのです。缶詰食品ばかりを与えたねずみで研究した結果、ねずみの脳の細胞が変化したことが分かりました。これは、ホルモン錯乱物質が発生し、それが脳に大きく影響しているためです。とりわけトマト缶はもっとも危険で、トマトの酸性度により、BPAがトマトをはじめ、一緒に調理する食品に染み込むからなのです。
代わりのおすすめ食品→生の新鮮な野菜を調理することに越したことはありません。または野菜そのものを冷凍されたものを使用しましょう。
硬化油
硬化油とは水素を化合させて作った人工的に製造された脂肪のことです。大豆油、ナタネ油、鯨油、魚油などの脂肪油はオレイン酸、リノール酸、リノレン酸などの液体脂肪酸を多く含みます。どの油も常温では液体であるが、これらの脂肪酸に水素を化合させて固体のステアリン酸にすると、常温で固体の脂肪になります。代表的なもので不飽和脂肪酸を飽和脂肪酸として組み替えられたマーガリン、ショートニング(食用固形脂肪)、工業用ステアリン酸(ステアリン)などの製品が挙げられます。これらの硬化油は原材料から化学過程で抽出されているため、健康に影響を与える危険なオメガ6脂肪酸が含まれています。この脂肪酸は、細胞膜の構造を変化させ、有害な発がん性物質となり体内に入ります。
代わりのおすすめ食品→キャノーラやオリーブオイルなど、自然に抽出されたオイルを選びましょう。
養殖魚
サーモンは大人から子供まで大人気です。天然のサーモンは良質なタンパク質が得られますが、世界で消費されるサーモンの60%以上は養殖魚です。養殖魚は養殖される際に魚の体内に浸透蓄積する抗生物質や農薬が与えられています。そのため養殖魚は少しでも数多くそして魚肉が多く取れるよう通常の天然発育では不可能な発育をします。いかに効率よく安価で高利益を得られるかを一番の目的として世界中で養殖されています。知らずとして普段口にしているそれらの養殖魚を食べ続けると、有害な発がん性の化学物質が大量に私たち人間の体内に入り蓄積されます。
代わりのおすすめ食品→魚類を購入する際、その魚の製造情報に気を付けましょう。養殖魚は通常の魚より色が鮮やかで濃い場合が多いため注意を払いましょう。天然の魚を食べるか、精製魚油サプリメントを使用するのもよいでしょう。
甘味料
人工甘味料は基本、サトウキビやハチミツ、メープルなどの天然甘味料を原材料としていて、人工的に作られた甘味料のことです。代表的なものにアスパルテーム、アセスルファムK、スクラロースなどがあります。これらの人工甘味料は砂糖の600倍の甘さがあるとも言われています。ほとんどの人工甘味料は化学合成で製造されており、安全かどうかを本当に知るのに十分なデータはありません。いくつかの研究では、人工甘味料が毒素DKP(ジケトピペラジン)を体内に蓄積させ、潜在的に脳腫瘍を引き起こすことが述べられています。
代わりのおすすめ食品→人工甘味料を使用した製品を避けること。ダイエット炭酸飲料やシュガーゼロの製品は砂糖は使われていなくても人工甘味料が使用されているので避けること。人工甘味料を使用する必要がある場合は、天然甘味料のステビアを選びましょう。 特定のレシピでは、アップルソースを代用することもできます。
精製小麦粉
安価で販売されている精製された小麦粉は、化学的過程を経なければならないため、栄養価がありません。さらに悪いことに、その真っ白な色を実現するために塩素ガスで漂白されています。そのため、炭水化物が元来の全粒小麦粉より豊富で、体内で癌のお気に入りの糖分に簡単に変換されてしまうのです。Source: thebreastcancercharities.org/
代わりのおすすめ食品→調理には無漂白の全粒小麦粉を選びましょう。購入前に、ラベルを注意深く読んで、パッケージ製品でどれだけ漂白されているものか判断しましょう。
従来の野菜・果物
野菜、果物は、私たちとって一般的に健康に良いものと考えられていますが、全ての野菜や果物が良いとは限りません。大抵の農作物は大量生産を目的として栽培するまでに殺虫剤や農薬などが使用されています。これらの殺虫剤や農薬は私たちの健康に大きな悪影響を及ぼしています。アルトラジンは、人間に深刻な問題を引き起こすためにヨーロッパで禁止されている除草剤ですが、米国や日本では未だに使用されています。環境ワーキンググループ(EWG)の情報によると、従来の農産物の最大98%が、がんの原因となる農薬で汚染されています。
代わりのおすすめ食品→オーガニックの野菜や果物の購入を優先してください。食べる前にはすべての野菜や果物を慎重に洗いましょう。
食べると癌になりやすい食品リスト!食べる前に知っておきましょう。
加工肉
加工肉とは、ベーコン、ホットドッグ、ソーセージ、ハム肉などのことを指します。世界中で販売されていて、今や生肉と同様、頻繁に調理されています。この加工肉処理では、大量の塩だけでなく、危険な化学物質、特に塩とともに食物を保存するために使用される硝酸塩や亜硝酸塩が追加されることがよくあります。添加剤は、その加工肉製品をよりおいしく長期保存できる望ましいものにすることを目的としていますが、発がん性物質を含む有害物質が多いです。
代わりのおすすめ食品→オーガニック肉あるいは加工処理されていても、防腐剤の含まない肉を選んでください。加工肉製品の表面は大量の化学物質に覆われていることが多いのでさらに、調理前には慎重に洗いましょう。Worldwide
食べると癌になりやすい食品リスト!食べる前に知っておきましょう。
ポテトチップス
ポテトチップスは癖になる食感と様々な味でついつい手が伸びてしまう、消費率No1の有名なスナック菓子です。しかし、このポテトチップスが体に有害であるという理由は、ほとんどのポテトチップスはトランス脂肪で揚げたものだからです。(リストの6番目、硬化油の項目を参考にしてください–そして、ポテトチップスを食べることによって硬化油を大量に体内で吸収するのです。)2つ目の理由は、塩分を多く含んでおり、がんのリスクだけでなく、心臓関連の病気のリスクも高めるからです。多くのポテトチップスには、防腐剤と人工着色料も含まれています。
代わりのおすすめ食品→スナック菓子が食べたいときは、プレッツェル、天然ポップコーン、バナナチップを食べるようにしましょう。家庭でジャガイモをスライス機にかけ、エアフライヤーを使用して少量の天然油でポテトチップスを作ることも可能です。
遺伝子組み換え食品
遺伝子組み換え食品の代表的なものにトウモロコシ、大豆、ジャガイモ、イチゴなどがあります。安全性については世界中で激しく議論されています。遺伝子組み換え食品は、有機食品よりも安定していて信頼性が高くなるように変更されているため、遺伝子組み換え食品が好まれる傾向にあり米国をはじめ世界中で普及されています。さらに、貧しい国では、農作物や穀物を栽培して輸出販売するより遺伝子組換えの作物を開発する方が簡単なのです。しかし、作物(食物)の安全性を確認する試験や検疫はほとんど行われておらず、現在のところそれらの長期的な健康への影響については未解明な部分が多いのが現状です。
代わりのおすすめ食品→オーガニックの食物であることと、遺伝子組換えでないラベルのものを選びましょう。
アルコール飲料(過剰摂取)
お酒やビールといったアルコール飲料も世界各国でとても有名です。国立がん研究所による研究によると、過剰なアルコール摂取は頭頸部、食道、肝臓、乳房、結腸の癌と関連があることを発表しています。特に過剰摂取を長期間した場合、癌が発生しやすいと言われています。癌だけでなくアルコール中毒や肝臓病の危険も大きくなります。ただし、適量のアルコールを摂取することについては、血流を良くしたり睡眠促進など利点もあるので、賛否両論です。一般的には適度に飲むことは、健康的であるとも考えられています。 Source: rd.com/
代わりのおすすめ食品→禁酒する準備ができていない場合は、アルコール消費量を低く保つよう努力しましょう。平均摂取量は女性は1日3杯、男性は1日4杯、女性は週に7杯、男性は週に14杯です。また、将来的にお酒をやめたい、もしくは長期のアルコール依存症であるならば、それは生命に危険な発作と喘息を引き起こす可能性があるので注意してください。
精製糖
有害な糖分については人工甘味料でも紹介されましたが、精製糖は人工甘味料とは違う糖製品です。ミネラルなどを含む糖蜜を結晶と分離して作るショ糖だけを精製した砂糖のことを指します。日本でも最も多く生産、消費されている砂糖で、ストレートな甘みが特徴です。上白糖、三温糖、グラニュー糖、ザラメ糖などが代表的です。ここでの最大の問題は、フルクトースコーンシロップ(HFCS)と精製糖です。大企業は糖蜜の一部を追加するだけで、自然な方法ではないため、市販の黒糖でさえ問題になります。精製された糖は主要なインスリンスパイクの原因であり、糖は癌細胞の成長を促進します。
代わりのおすすめ食品→包装食品を購入するときは、常に成分をよく確認しましょう。特に砂糖の使用量に注意しましょう。一部の健康食品でも、砂糖の量を見たら、あなたは驚くでしょう。甘いものが食べたいなら、健康のためにお菓子や飴などのかわりに果物を食べると良いでしょう。
トランス脂肪酸
硬化油の項目で紹介しましたが、トランス脂肪酸は、製造業者が液体油を固体脂肪に変えるときに形成されます。これは、水素化と呼ばれるプロセスで、さまざまな製品の寿命を延長します。ちなみに、トランス脂肪酸は発がん性のあるものだと発表され、2015年に、食品メーカーは製品から部分的に水素化されたオイル(PHO)を除去するために3年間を与えられました。代表的に使われている食品はサラダ油、マーガリン、フライドポテトなどの揚げ物類、パン、スナック菓子、ケーキ類、ファットスプレッドなどがあります。
代わりのおすすめ食品→脂肪の少ないものを食べる方が良いですが、どうしても必要な場合には、飽和脂肪であるバターにしましょう。しかし危険なことには変わりありませんので、食べる量には十分に注意してください。
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