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眞子さまが「自分で決めた」結婚は真っ当 「パートナー選びはギャンブル。それも自由」鈴木涼美さん

2021-09-07 11:00:00 | 日記

下記の記事はAERAdotからの借用(コピー)です。

 秋篠宮家の長女眞子さま(29)が、婚約が内定している小室圭さん(29)と年内に結婚する方向で調整していることが報じられた。小室さんの母親の金銭トラブルは解決していない状態で、驚きの声が広がっている。社会学者で作家の鈴木涼美さんは、「皇室の女性ですら、自分で決める、ということができる」ことを眞子さまが証明したと話す。


「近年、ファッション誌でもエッセイでも『自分で決める』というのが重要なキーワードになっています。小室さんについて、大賛成して応援したという人は関係者ではほとんどいないでしょうが、それでもご結婚が決まるということは、本当にご本人たちの意思が通ったということ。これは少し前なら誰も可能だとは思っていなかったことです。皇族とはいえ、女性は結婚したら国民になるわけですから、意思が尊重されるようになったことは真っ当だとは思います」

 小室さんの母親と元婚約者との間で生じた金銭トラブルが発覚してから、世間からは反対の声が湧きあがった。

「小室さんの人格について他人がどんな感想を持つかは自由だけど、別に国民に好かれる義務はありません。本人同士、せいぜい家族同士の結びつきである結婚において、当事者以外の感想は正直どうでもいいのです」

 さらに逆風が強くなっても、眞子さまのお気持ちは揺らがなかった。

「小室さんや眞子さまの気持ちが、純粋な恋愛感情なのか戦略的なものだったり、家族と離れる口実だったりするのかはご本人たちにしかわかりません。ただ、個人的には少なくとも眞子さまにはこの人じゃなきゃ、という強い意志と恋心を感じます。残念ながら、周囲の評価は恋愛感情にはあまり影響しません。固執していて外からの意見を聞く耳を持たなくなっている可能性はありますが、それも特別なことではないと思います。私のまわりの一般社会でも、周囲が『あんな男はやめておけ』と言っているにもかかわらず、その男に固執する女はたくさんいます」

 4月、小室さんは金銭問題について自らの見解を文書で公表。自身の母親と元婚約者との間に生じたトラブルについて、計28ページに及ぶ文書で説明した。

「あの珍妙な論文形式の“小室文書”は、自分の賢さと自分が悪くないという主張を押し付けたいだけで、謝罪や説得をする気があるのか、関係者がなぜあれで良しとしたのか全く不明でした。内容を噛み砕いてひとことで言えば、『俺と母ちゃんは悪くない』ということ。読んだ人は誰も納得していなかったと思います。ただ、母親がどのようにお金を調達して生きてきたかは、彼の責任ではないところもあります」

 報道によると、「皇族であった者としての品位保持の資に充てるため」として支給される一時金を、眞子さまは辞退する意向にあるとされる。

「一部で、自分たちの税金が少しでも小室さんのために使われるのを許せないという声があります。心情はわかりますが、そもそもの制度の目的から、そのお金の支給には、人格が一定程度優れているなどの条件があるわけでなく、極端なことをいえば、相手がクズだってもらえる。歴史をひっくり返せば(詳細に点検すれば)、クズな人格の相手と結婚した皇族出身者だっているかもしれませんよ。『結婚するのはいいけど、一切お金は受け取るな』『小室さんは皇族のお金を使って弁護士資格を取得したようなものだ』と非難する声もありますが、お金の出所や使い道に対する批判や不満というよりは、お金そのものにまつわる妬みも含まれていると思います。そうでなければ、批判すべき税金の使い道は他にたくさんあるわけです。テレビ番組など見ていても、生まれつきセレブな人はうらやましがられるけど、幸運でほかの人が手にしないお金を手に入れられる場合は、ずるいと思われてしまう傾向がある気がします」

 眞子さまは、日本で婚姻届を出し、皇籍離脱後に米国で小室さんと生活する見通しだ。

「英国王室のヘンリー王子と結婚したメーガン妃のように、小室さんがリアリティーショーなどと契約してお金を稼ぐこともできる状態になるかもしれませんね。これだけ話題になったのだから、『結婚は反対』とはいえ、拒絶反応があるということは興味関心が高いということ。高視聴率をたたきだすのではないでしょうか。似たような家柄同士だったら通じるあうんの呼吸が、異なる家柄では通用しないということはあるので、常識と考える範囲が違ったり、想定外の発想で何かを始めるということはあり得るでしょう。夫婦の存在によって皇室が批判に晒されるような事態になれば、宮内庁は結婚後も敏感にならざるを得ないかもしれませんが、それはいろんな親が負っているリスクでしょう」

 小室さんとの結婚には賛否両論あり、まだ多くの国民が納得した状況とはほど遠い。結婚してから、誰もが納得するような日はやってくるのだろうか。

「パートナー選びはギャンブル。長年関係が続いているカップルに話を聞くと、『運が良かった』とよく聞きます。運が良ければ幸福だろうし、悪ければ傷ついて離婚することもあるでしょうけど、それは、もう一般人になったら自由です」

 婚約内定から4年。逆風に耐え、貫いた気持ちが報われることを祈るしかない。

(AERA dot.編集部 岩下明日香)



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