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大助・花子 歩くことすらままならなくても舞台に立ち続ける芸人根性に感服

2021-10-16 08:30:00 | 日記

下記の記事は日刊ゲンダイデジタルからの借用(コピー)です。

2019年6月から症候性多発性骨髄腫で休養をされている宮川花子さんと愛妻をかいがいしく看病されている宮川大助さん。

 最初は「腰が痛いねん、あかんわ年やな~」「蹴つまずいてコケましてん、ぶさいくでしょ」と笑いながらボヤかれていたのが、だんだんと楽屋で横になる時間が増え、それでも元気に話をされるので、それほどの難病に侵されてらっしゃったとは夢にも思っていませんでした。休養される直前のNGKの楽屋をお訪ねした時は舞台へもお弟子さんに支えられ苦渋の表情を浮かべながら袖まで歩き、舞台へ出ると別人のように元気な姿でしっかり笑いを取る。ところが客席から見えなくなると、倒れこむようにまたお弟子さんに支えられて楽屋へ戻って行かれました。ほどなくして休養が発表されましたが、病名は伏せられたままでした。

 YouTubeでも見られますが、休養から半年後、本社で車いすに乗った状態でご夫婦と医師同席の記者会見で初めて「症候性多発性骨髄腫」を公表。腰の痛みで足がしびれると思っていたものは腫瘍が神経を圧迫して麻痺していたことや、麻痺で痛みがわからず何カ所も骨折していたことなど、もう少し治療が遅れていたら命に関わっていたことなどを、時々笑いを取りながら説明をされています。会見の映像を見ながら、そんな状態でも「代演」で他の芸人さんに迷惑はかけられないと舞台に立ち続けておられた執念、芸人根性にあらためて感服し涙しました。以前、オール巨人さんがC型肝炎の治療中に、薬の副作用で倒れそうな状態でも舞台に上がり続けられていたことを思い出しました。

■トークショーに向けリハビリ中

 現在は懸命のリハビリを続けておられます。あの気丈な花子さんが「眠るのが怖い」、朝目覚めると「今日も生きていた」と感慨にふける。どんなにつらくても泣かない。泣くのはNGKのセンターマイクの前に立った時と決めてらっしゃる花子さん。NGKの舞台に立たれる時が一日も早く訪れることを願わずにはいられません。

 また、花子さんが回復されて元気になられることが「症候性多発性骨髄腫」で苦しんでおられる患者さんやご家族のみなさんに大きな夢と希望を与えると思います。くれぐれも無理のないよう、復帰される日を心待ちにしています。

本多正識漫才作家
1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。

 

 



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