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「小室圭文書」を読破してわかった母子の野心のありかと嫌われる理由

2021-04-26 11:00:00 | 日記

下記の記事は論座からの借用(コピー)です

小室圭さんが解決金を支払う方向だと、ネットニュースが教えてくれた。4月12日、夕刻のことだ。すごい勢いでコメントがついていた。概ね、不評である。
 秋篠宮家の長女眞子さまとの結婚が延期されて3年と2カ月。改めてというか、やっとというか、とにかく母・佳代さんと元婚約者との「金銭トラブル」について説明する文書を4月8日に公表した小室さん。「(解決金を渡してしまうと)早期解決と引き換えに借金でなかったものが借金であったことにされてしまう」「将来の私の家族までもが借金を踏み倒そうとした人間の家族として見られ続ける」と大見えを切っていたのに、わずか4日後、一転して支払い方向への方針転換。うーん、小室さん、どうも腰が定まらない。
 一貫して、眞子さまの恋心を応援してきた私である
婚約が内定し、記者会見にのぞむ眞子さまと小室圭さん= 2017年9月3日、東京・元赤坂の赤坂東邸、代表撮影
 皇室に生まれた女性は、誕生の瞬間から「男性でない」存在だ。それってつらいに違いないだろう。眞子さまは、「ここではないどこか」を求めている。だから小室さんとの結婚を望んでいる。それだけが「天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは、皇族の身分を離れる」と皇室典範に定められている「皇族女子」の選択肢。そう思って応援してきた。
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「小室圭文書」と橋田壽賀子さんの「渡鬼」から結婚と夫婦別姓の隘路を思う
 だから、小室さんの「方針転換」が「結婚への道」になるなら大歓迎だ。が、どうもそうならないのがつらいところ。小室さんの代理人弁護士の説明によれば、方針転換の理由は「話し合いでの解決を目指していたという方針を明らかにすることができたので」だという。うーん、だったら最初から、セットで支払う方向も示せばよかったのでは?と私でも思う。
 それに加えて代理人さんときたら、「解決金を支払うことがダイレクトに結婚に結びつくかは分からない」と語ったそうで、まるで評論家みたいな口ぶりではと思ってしまう。説明文書も方針転換も、眞子さま同意の上だとも報じられていて、お二人、大丈夫かなあーと思ってしまう。
「理解してくださる方」は1人でいいの???
 小室さん、「国民の理解を得られない」沼に落ちている。それが、最大の問題だ。結婚延期の発表から半年、2018年8月にアメリカの大学へ留学した。
米国に向かう小室圭さん(中央列、手前から3人目)=2018年8月7日、成田空港
 1年目が過ぎ、よい成績を修めている、論文で賞を取ったなどと報じられても、一向に風向きは変わらなかった。初年度途中の19年1月に金銭トラブルの経緯を説明する、この時は短い文書を発表したが、効果なし。
 それから2年3カ月、今回の文書は満を持してのものだった。普通、逆転サヨナラホームランを狙うものだろう。が、そうではないというか、そうなるかどうか瞬時にはわからないほどの長尺。その上、最初と最後に書かれていたのが「理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです」。
 えー、1人でもいいの? これって、謙虚さの演出? そんな悠長なこと言ってる場合?
 全国1億2000万人が思ったのではないだろうか。なぜなら秋篠宮さまは18年11月、記者会見の席で「多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ」納采の儀は行えないと条件をはっきり示したのだ。「多くの人」と求められているのに、かなり追い詰められているのに、「1人でも」って。お二人、大丈夫かなー。2度目の感慨だ。
秋篠宮家の長女眞子さまとの婚約が内定している小室圭さんと、選択的夫婦別姓が似ている。4月8日に小室さんが公表した文書を読んで、そう思ったという話を前回の最後に書いた。
「小室圭文書」を読破してわかった母子の野心のありかと嫌われる理由
 文書から見えたのが、楽ではない境遇を生きた母と息子の、さながら昭和の物語。何としても息子の教育を守ろうとする母と、一時は婚約していた男性からのお金。息子はそういうもろもろを背景に、眞子さまとの結婚という道を進んでいく。
 作家の林真理子さんは、文書公表前だったが彼のことを「背伸びしすぎている印象」と表現した(「「小室圭文書」を読破してわかった母子の野心のありかと嫌われる理由」)。背伸びしすぎた上昇志向が人を苛立たせ、嫌悪になる。一度そうなってしまうと、「双方が良いなら良いではないか」という結婚一般への理屈は通用しなくなる。嫌悪が際立ってしまい、一般論をふさいでしまうのだと思う。
小室圭さんは、母親の元婚約者に「解決金」を払うというが……
 これって、選択的夫婦別姓への賛否と同じ。そう思った。「選びたい人は別姓を選ぶ、同姓がいい人は同じ姓をどうぞ」。賛成する人間(私もそうだ)には、何の問題もなく呑み込める理屈。それがどうしても通じない。眞子さまの結婚以上に単純な理屈だと思うが、もう長きにわたり通じずにいる。「なぜだか、全然わからない」と憤っていたが、少しわかった気がしたのだ。「嫌なものは嫌って、こういう感情なのかもなあ」と。
「渡る世間は鬼ばかり」における苗字の多用
 小室さん発、選択的夫婦別姓行き。結んだのは、橋田壽賀子さんだった。4月4日、橋田さんが95歳で亡くなったことをきっかけに、しばし彼女の作品を思い起こした。あの「おしん」(NHK)が放送されたのは、社会人1年目の年だった。仕事で失敗すると「おまえも大根飯食っとけ」とからかわれ、思い返せばその先輩は朝ドラなどを見るタイプでは全くなく、それこそが「平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%」の証左なのだが、私はといえば忙しすぎてゆっくり見たことは一度もない。
 その点、入社8年目、1990年から始まった「渡る世間は鬼ばかり(通称、渡鬼)」(TBS)は時々見たぞ。なにせ2019年に3時間スペシャルが放送されるまで続き、一時は秋になると始まって、1年間も放送されていた。あの一家のことは基本的によく知っている。そう頭でたどるうち、はたと思い出したのが、渡鬼における「苗字の多用」だった。
 ご存じでない方のためにざっと説明するなら、「おしん」で大抜擢された泉ピン子さんが主人公・五月を演じている。高校2年で家を飛び出し、住み込みで働いた中華料理店「幸楽」の跡取り息子と結婚して、子どもが2人。怖い姑と五月の闘いの日々が、渡鬼の中心だった。五月の実家は岡倉という姓で、今の五月は小島姓。五月は実家を「実家」と言わず、必ず「岡倉」と言う。小島家の人々も「岡倉」と言う。
 「今日は岡倉に、少し顔をださせていただきます」。五月はそんなふうに言う。「岡倉のやり方がここでも通用するなんて、そんな道理、あるとでも思ってるのかい」などと怖い姑が言う。ちなみに「道理」という単語と「こしらえる」という単語は、渡鬼頻出用語。どちらも橋田さんの愛する「消えゆく日本語」なのだろうと耳にするたびに察していたが、それはさておき、苗字の使用例をもう少し。
「渡る世間は鬼ばかり」の発表会見で橋田壽賀子さん(中央)を囲む「岡倉ファミリー」=2010年9月
 岡倉家は5人姉妹。五月は次女で、



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