徒然草庵 (別館)

人、木石にあらねば時にとりて物に感ずる事無きに非ず。
旅・舞台・ドラマ・映画・コンサート等の記録と感想がメインです。

波乱万丈前代未聞、2020年の振り返り

2021年05月09日 | 日記
まさか前回の日記からまる1年放置していたとは。(フルダ編は未完放置してあった) 反省しきりの庵主です。ええ、コロナにも感染せず、なんとか生きてます。(笑) このままでは草庵どころか廃屋になってしまう、と思い、この週末は少し手を入れることにしました。 まずは「去年何やってたっけ?」という、リハビリを兼ねての書き起こしから…。 (結構記憶をたどると抜け落ちてるイベントが多いことに気づいた) . . . 本文を読む

聖ボニファティウスの町 フルダ

2020年06月03日 | 旅行
(2020年6月執筆) 6月1日は「聖霊降臨祭の月曜日」で祝日でした。 ロックダウンの緩和で人の移動はかなり自由になりましたが、不要不急ゆえに一応「州を超えての移動はまだ控えよう」と思い、今回のリハビリ日帰り旅はヘッセン州内の目的地になりました。フランクフルトから約100km(急行列車で80分)というとかなりの距離ですが、フルダからさらに約100km北に行ったカッセルもまだヘッセン州内。フラン . . . 本文を読む

黄金のポルトガル エストレマドゥラと王妃の村(2012年1月)

2020年05月08日 | 旅行
これは日本に帰ってきてから知ったのだが、『ヨーロッパ百名城』というものがあるそうだ。ノミネートされている100件のうち、実に52件が世界遺産に登録されているという。この選定における「ヨーロッパ」の範囲は「ウラル山脈・黒海・マルマラ海・エーゲ海以西」となっている。城を「防御的構築物」と定義し、古代ギリシャやローマのように市街を城壁で囲って防御している城郭都市も 「個別城郭と共にヨーロッパ城郭の重要な . . . 本文を読む

黄金のポルトガル テージョ河の彼方へ(2012年1月)

2020年05月08日 | 旅行
このポルトガル旅日記でたびたび名前が挙がる、テージョ河。スペイン・アラゴン地方に源を発し、アランフェス、トレドを経てポルトガルを横断し、リスボンの西で大西洋に注ぐ。全長1000㎞に及ぶ大河である。滔々たる流れの向こうにはどんな土地が広がっているのか・・・海のように広がるテージョの対岸を遠く眺めて、きっと昔のリスボン人は思いを馳せたに違いない。 だからこんな名前がついた。 テージョの彼方=アレンテ . . . 本文を読む

黄金のポルトガル シントラ・ロカ岬・カスカイス(2012年1月)

2020年05月08日 | 旅行
"Aqui...Onde a terra se acaba e o mar começa" 「ここに地終わり、海始まる」 ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの叙事詩「ウズ・ルジアーダス」の一節を知らなくても、一度は「大陸の果てる場所」に立ってみたいと思っていた私。今回の旅で、はからずも夢が叶うことになった。この日、天気を調べるとリスボン近辺は一週間ほど晴れが続くらしい。冬に雨が多い、曇りがち . . . 本文を読む

黄金のポルトガル 黄昏のリスボン(2012年1月)

2020年05月08日 | 旅行
2012年1月2日、月曜日。当時の私たちは(欧州の拠点として)ロンドンに住んでいた。この日は昨日までのドンヨリとした雨雲がキレイに消えて、見事に晴れた。冬は天気が悪いと霧でフライトが欠航したりするので、まずは一安心。リスボンへは午後便であったので、のんびり朝兼昼を食べてから出発した。 ロンドンからリスボンへは1800キロ、2時間半のフライトである。空港は中心地から7キロと近いせいか、着陸のア . . . 本文を読む

黄金のポルトガル 白亜のベレン(2012年1月)

2020年05月08日 | 旅行
ポルトガルへの旅 (2012年1月アーカイブより) ポルトガルと言えば21世紀も20年を過ぎた今日、すっかりヨーロッパ内での「一流国」とは言いがたい立場に甘んじてしまっている。いや、これは随分控えめな表現かもしれない。何せ今ではギリシャと並んでユーロ経済破綻の引鉄となりかねない「経済三流国」なのだから。しかし世界史において、この国が最も輝きを放った瞬間も確かに存在していた。 大航海時代(初期 . . . 本文を読む

映画『ハゲタカ』(2009年)

2020年05月08日 | 映画
(2010年1月のアーカイブより) 映画『ハゲタカ』DVD発売とコメンタリーから、「劉と守山」二者の関係性への一考察 完全にネタバレしていますので、映画未見の方はぜひ見てからどうぞ… なお、NHK土曜ドラマ版の『ハゲタカ』(大森南朋主演)に続く続編のような形なので、個人的には「まずドラマ全話見てから映画」を強くお勧めいたします。でないと、人間関係に秘められた思惑が深く伝わってこないので…。も . . . 本文を読む

ライン河畔、ワインのふるさとへ

2020年02月05日 | 旅行
フランクフルトからの1日旅🚞 📎 フランクフルト中央駅(Frankfurt HBF) ↓🚞 マインツ中央駅(Mainz HBF) ↓🚞 ビンゲン(Bingen am Rhein/Bingen Stadt) ↓🚢 リューデスハイム(Rüdesheim am Rhein) ↓🚶‍♀️🍇🌿 ニーダーヴァルト戦勝記念碑(Niederwalddenkmal)🏰 ↓🚶‍♀️🍇🌿 リューデスハイム(Rüdes . . . 本文を読む

2019年ロンドン観劇総括(メモ)→ 2020年はドイツにて

2020年01月19日 | 日記
大変ご無沙汰をしております。庵主です。m(_ _)m 気が付けば昨年のイースター休暇後(4月)から更新しておりませんでした。書くことがなかったわけではなく、その逆!ありすぎて書く暇がない+ロンドン生活はとてつもなく忙しかった、ということで。紆余曲折あり、2020年から拠点をドイツのフランクフルトに移しております。 ロンドンは物価や税金は高くて、交通インフラも不便はあったものの、多国籍・多人種・多 . . . 本文を読む

1年半ぶりのイタリア、エミリアロマーニャ気まま旅

2019年04月27日 | 旅行
渡英後4か月が経ちました! 冬の暗く長い夜を体験した後の春の訪れ、陽光の明るさは理屈抜きで「ありがたい」と思えるものです。北ヨーロッパの人たちがハルを待ちわびる、短い夏を堪能する気持ちが身にしみてわかった4ケ月でもありました。 さて欧州にはこの時期「イースター(復活祭)休暇」というものがあり、毎年暦が変わるものの今年は土日をはさんで4連休!どこ行く?!何する?!答えは明快!「食べ物が美味しくて幸 . . . 本文を読む

観劇&ミュージカル ロンドン編開幕

2019年02月16日 | 舞台
大変ご無沙汰しております。この半年多忙を極めておりました庵主です。(生きてます・笑) 気がつけば最後の更新が昨年7月のaccess&TRFジョイントコンサートだったので、おおよそ7か月ぶりになります。本館(twitter)ではいろいろと報告しておりましたが、実は2018年の12月より仕事と住まいの拠点がイギリス・ロンドンに変わりました。というわけで、ロンドン編開幕記念と、2018年観劇振り返り、 . . . 本文を読む

access & TRF ジョイントライブ 大阪公演

2018年07月12日 | ライブ・コンサート
東京公演(7/27)もあるのでネタバレ回避と思いましたが、忘れてしまいそうなので、メモだけしておきます。 ★ TRF side ★(順不同) 寒い夜だから EZ do Dance Crazy Gonna Crazy Boy Meets Girl survival dAnce 〜no no cry more〜 Overnight Sensation Masquerade Love & Peace . . . 本文を読む

無伴奏ソナタ2018 大阪大千秋楽 一言挨拶

2018年06月25日 | 舞台
2018年6月24日 キャラメルボックス『無伴奏ソナタ』 大阪公演ツアー大千秋楽キャスト一言挨拶 ダイジェスト 何か今回はいろいろ万感胸に迫り、メモどころかほわーっと聞いていただけなので、多分こんなこと言ってたな、と言うレベルです。あれこれ細かいこと違ってたらごめんなさい、スルーしてください。(^^ゞ ☆ カテコ仕切りは安定のあの方、達也さん♪ (以下、敬称略) ◆大滝真実(リスナー・リン . . . 本文を読む

access Electric Night 2018 名古屋セットリスト 4/28

2018年04月28日 | ライブ・コンサート
GW初日は『伝説の地 by ヒロ』の名古屋に参戦してきました! 期待通り大ちゃんもヒロもカッコ良くて可愛くて! 大阪では聞けなかった曲も入っててとっても満足♪ と言うことで、名古屋1日目のセットリストです。 今回はちゃんと全曲あるかな?(笑) 書きもらしがありましたら、温かくスルーをお願いいたします。m(_ _)m ☆ ELECTRIC☆NIGHT Another Day S Joy . . . 本文を読む