「風景の記憶を読む」
中沢新一×宮本佳明 ナビゲーター:五十嵐太郎
中沢新一を見たいから行こう!と友人が誘ってくれて、
じんましんのかゆみを我慢しつつ、青山ブックセンターへ。
『アースダイバー』の中沢新一(人類学者)、
『環境ノイズを読み、風景をつくる。』の宮本佳明(建築家)。
どこか不思議な風景に着目し、
そこに重層的に潜む記憶を解読していく。
風景解読の意味についてさまざまに語る、というのが講演会の趣旨です。
とってもおもしろかった!
「風景」に対する建築家と人類学者の観点や分析方法は違っているんだけど、
根底では一致しているというところが。
私は、都市デザインという視点から風景を考えるけど、
他にもいろんな解読法があるのだと思いました。
中沢さんは学者の家系に生まれながら、反アカデミニズムな感じ。
宮本さんは建築家でありながら都市計画にも携わっているそうだ。
関西の人なので、関西の事例が多かったです。
本当におもしろかったので、本はぜひ読んでみようと思います。
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続いて、南青山界隈を散歩。
芸能人を何名か発見。
私は全く気付かず、友人が「さっきの糸井さんだったね。」
と教えてくれたりしました。
南青山は、大きなブランドショップがある一方で、
昭和からあるような家も残っています。
静かで落ち着きのある所です。
青山学院大学~原宿へ。
原宿では、ベタに竹下通りでクレープを食べてみました。
竹下通りって80年代臭がする。
表参道と対照的な通りです。