日本生活学会が主催する
『 「考現学」原点から未来へ 』
というシンポジウムに参加してきました。
○パネリスト
「今和次郎の思想」 川添 登 /建築評論家
「今和次郎の足跡とその現代的評価」 中谷礼仁 /早稲田大学准教授
「新しい考現学ツールの可能性」 石川 初 /(株)ランドスケープデザイン
(司会) 後藤春彦 /早稲田大学教授
「考現学」は、今和次郎が提唱した学問です。
関東震災後の東京の町を歩き、バラックのスケッチをすることから始まりました。
『考現学入門』においては、
銀座を歩く人がどんな洋服か
和装・洋装、小物、柄まで細かく統計を取る
⇒スケッチ、まとめ、分析
⇒そこから風俗が見えてくる
といったように、極めてアナログな手法で研究していたらしい。
今はパソコン、デジカメ、GPSを使って、データ化だもんね。