大阪心斎橋にある、対面鑑定と四柱推命&タロットスクールの
占い店「占いサロン・イリス」です。
こんにちは、翠川琉妃です。
さて、タイトルの「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」ですが、
自尊心はプライドでもあります。
誰だって自尊心は持っているはずです。
ですが、プライドと言うものは多少厄介なものでもあります。
そのプライドを自分自身がどのように扱っているか、
上手に使っているか、はたまた手に負えないのか・・・
を書いて行きたいと思います。
皆様は中島敦の山月記はご存じでしょうか?
国語の教科書にも載っているほど有名ですから、
多分知っている方も多いと思います。
山月記は中国の寓話「人虎伝」をもとに書かれた小説です。
人が獣の虎になり果てる物語ですが、そこに至るまでが物悲しいです。
簡単にあらすじを書きますね。
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舞台は1300年前の中国です。
主人公の李徴(りちょう)は頭脳明晰で美しく年齢の割には早く出世しました。
ですが、李徴はそれを満足とせず、前々から志していた詩人への道へ進もうと思います。
官職を離れ、妻子と共に故郷に帰ります。
世を捨てたように外との交わりを避け、詩を創ることに没頭します。
いつか、後世に名を残す詩人となりたいと切に思い続けます。
ですが、世の中甘くありません。
財産を食いつぶし、あまりの貧困に負け働きに出るようになります。
そこでは以前に自分が見下していた部下の元での仕事です。
不本意な仕事が嫌で出張先で突然姿をくらましてしまいます。
いろいろ探しましたが李徴の行方は依然分かりません。
そして数年が経ち、、、
翌年、エンサンという人物が役所の仕事でとある場所に行きます。
そこは夜になると「人喰い虎」が出ると言う土地です。
しかし、先を急ぐエンサンは夜明けを待たずに出発します。
突然、虎に襲われそうになりますが、その虎は
「あぶない、あぶない」と言い木の陰に隠れてしまいます。
その声に聞き覚えがあったエンサンは「李徴ではないか?」
とびっくりします。やはり李徴でした。
聞けば李徴は若い頃から自尊心が高かったと。
でも、己の自尊心を他人に知られるのが恥ずかしかったらしい。
才能があると思っていても、どこぞの門下に入ることも
同人達と切磋琢磨することも恐れた。
それは己の才能の無さを知られる事が、
また自分で認めることが怖かったと。
臆病な自尊心と尊大な羞恥心が自分自身を虎に変えてしまった・・
とまあ、まだ話は続くのですが、
それは山月記を読んで下さいね。
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こう言う気持ちって誰でも持っているのではないでしょうか?
例えば、
「私の方が勝ってるわ、でも、それを知られるのはちょっと・・・
私の方が仕事が出来るのに、どうして○子ちゃんの方が評価がいいの?
ふん!ゴマのすり方が上手いだけじゃないの。私にはそんな真似出来ないわ!」
こういう感じでしょうか
。
変にプライドが高いと相手を見下してしまいます。
ですが、自分の才能であったり、
プライドを表現することに対して罪悪感があります。
矛盾してますね。だけど矛盾してるからこそ悩むのです。
矛盾してない人は自分の才能をきちんとアピール出来るでしょう。
プライドが高くても隠さない人もいますね。
こういう人は楽に生きれますね。
プライドが高いのに羞恥心がある人は、
自意識過剰というのでしょうか、、、
それほど貴方に注目していないのにこれをしたらどう思われるか、
失敗したら馬鹿にされるのじゃないかな・・
と必要以上に思い込んでしまっているんですね。
自己矛盾を抱えながら生きて行くと鬱々となって
精神衛生上よくありませんね。
羞恥心は大事ですが、あまりに大きいと何の行動もできなくなります。
自尊心も大事ですが、隠しすぎると嫌みなって卑屈になります。
上手にバランスよくとって行きたいものですね。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございます
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羞恥心?人の心は難しいのニャー
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ぽちっとプリーズ
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こちらも宜しくね
占いサロン・イリス
占い店「占いサロン・イリス」です。
こんにちは、翠川琉妃です。
さて、タイトルの「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」ですが、
自尊心はプライドでもあります。
誰だって自尊心は持っているはずです。
ですが、プライドと言うものは多少厄介なものでもあります。
そのプライドを自分自身がどのように扱っているか、
上手に使っているか、はたまた手に負えないのか・・・
を書いて行きたいと思います。
皆様は中島敦の山月記はご存じでしょうか?
国語の教科書にも載っているほど有名ですから、
多分知っている方も多いと思います。
山月記は中国の寓話「人虎伝」をもとに書かれた小説です。
人が獣の虎になり果てる物語ですが、そこに至るまでが物悲しいです。
簡単にあらすじを書きますね。
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舞台は1300年前の中国です。
主人公の李徴(りちょう)は頭脳明晰で美しく年齢の割には早く出世しました。
ですが、李徴はそれを満足とせず、前々から志していた詩人への道へ進もうと思います。
官職を離れ、妻子と共に故郷に帰ります。
世を捨てたように外との交わりを避け、詩を創ることに没頭します。
いつか、後世に名を残す詩人となりたいと切に思い続けます。
ですが、世の中甘くありません。
財産を食いつぶし、あまりの貧困に負け働きに出るようになります。
そこでは以前に自分が見下していた部下の元での仕事です。
不本意な仕事が嫌で出張先で突然姿をくらましてしまいます。
いろいろ探しましたが李徴の行方は依然分かりません。
そして数年が経ち、、、
翌年、エンサンという人物が役所の仕事でとある場所に行きます。
そこは夜になると「人喰い虎」が出ると言う土地です。
しかし、先を急ぐエンサンは夜明けを待たずに出発します。
突然、虎に襲われそうになりますが、その虎は
「あぶない、あぶない」と言い木の陰に隠れてしまいます。
その声に聞き覚えがあったエンサンは「李徴ではないか?」
とびっくりします。やはり李徴でした。
聞けば李徴は若い頃から自尊心が高かったと。
でも、己の自尊心を他人に知られるのが恥ずかしかったらしい。
才能があると思っていても、どこぞの門下に入ることも
同人達と切磋琢磨することも恐れた。
それは己の才能の無さを知られる事が、
また自分で認めることが怖かったと。
臆病な自尊心と尊大な羞恥心が自分自身を虎に変えてしまった・・
とまあ、まだ話は続くのですが、
それは山月記を読んで下さいね。
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こう言う気持ちって誰でも持っているのではないでしょうか?
例えば、
「私の方が勝ってるわ、でも、それを知られるのはちょっと・・・
私の方が仕事が出来るのに、どうして○子ちゃんの方が評価がいいの?
ふん!ゴマのすり方が上手いだけじゃないの。私にはそんな真似出来ないわ!」
こういう感じでしょうか
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変にプライドが高いと相手を見下してしまいます。
ですが、自分の才能であったり、
プライドを表現することに対して罪悪感があります。
矛盾してますね。だけど矛盾してるからこそ悩むのです。
矛盾してない人は自分の才能をきちんとアピール出来るでしょう。
プライドが高くても隠さない人もいますね。
こういう人は楽に生きれますね。
プライドが高いのに羞恥心がある人は、
自意識過剰というのでしょうか、、、
それほど貴方に注目していないのにこれをしたらどう思われるか、
失敗したら馬鹿にされるのじゃないかな・・
と必要以上に思い込んでしまっているんですね。
自己矛盾を抱えながら生きて行くと鬱々となって
精神衛生上よくありませんね。
羞恥心は大事ですが、あまりに大きいと何の行動もできなくなります。
自尊心も大事ですが、隠しすぎると嫌みなって卑屈になります。
上手にバランスよくとって行きたいものですね。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございます
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羞恥心?人の心は難しいのニャー
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ランキング参加しています
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