電話器が壊れました。
ある日、突然、使えなくなったわけではありません。
最初は、ファックスの、インクフィルムが、用紙と一緒に出てきて、
自力で、本体に戻ってくれなくなりました。
ファックスを受信したり、コピーするたびに、いちいち、カバーを開けて、
べろ~んと出てきたインクフィルムを、ちまちまと、手動で、巻き取っていました。
それから、子機のボタンが、気まぐれになりました。
呼び出し音の、微妙なタイミングに、びしっと、ボタンを押した時しか、通話できない。
2階で、洗濯物を干している時に、子機が鳴ると、ダッシュで子機に向かいます。
5回に1回くらいは、その微妙なタイミングに、通話ボタンを押して、相手の声が聞こえますが、
あとの、4回は、子機を持ったまま、どたどたと、1階の親機へ走るしかありませんでした。
次には、ナンバーディスプレイしてくれなくなり、登録した相手から電話がかかってきても、
「ジュシンチュウ」の表示のみでした。
そういえば、いつの間にか、受信履歴・送信履歴も、見られなくなっていたような・・・・・
そして、先月末、ファックスを送った時のことです。
イベント参加の、申し込みを、その日にしないといけなかったんです。
呼び出し音のあと、相手の声が「もしもし、○○です。」と聞こえて、
「ぴーーーーー!」と鳴って、相手が受話器を置く。
いつもなら、「ぴーーーーー!」に続いて、ぎしぎしと送信するはずが、
ぎしぎし言わずに、しーん、と終了。
あれ? 送れてないみたい。
もう一度、トライしても、同じでした。
たぶん、あと、50回やってみても、結果は変わらないだろうと思って、直接電話しました。
「もしもし、京都のSP♪と申しますが、今回のイベントの申し込み用紙を、さっき、ファックスで、
ちゃんと送れなかったので、電話でお願いしても、いいでしょうか?」
・・・・・と言いながら、なんか、恥ずかしい。
ファックスなんて、滅多に使わないし、壊れてても、べつに、いいかな?
うーん・・・・・でも、実際、今回みたいに、必要な事もあるかもしれないし。
ということで、新しいのに、買い換えました。
お願いだから、電話番号を押した時、わざわざ、復唱するのは、やめて~・・・・・