１３０万円の壁

こんにちは！神奈川県高座郡寒川町商工会　渡辺です。

季節は春だというのに、まだ夜中とか寒いですね。着る物や温度管理が難しいです。

前回の続きからで、『１０３万円の壁』は税金の世界での話です。
これに対して『１３０万円の壁』は社会保険における収入の目安です。

パートで収入を得ると、所得税では３８万円の基礎控除と６５万円の所得控除があるので、１０３万円以下なら自分で所得税を支払う必要はありません。
また余談ですが、９７万円以下なら住民税もかかりません。

夫がサラリーマンの場合には、妻の収入によって、夫の収入から配偶者控除、または、配偶者特別控除が引かれ、税金を安くできます。
配偶者控除は、妻の収入が１０３万円以下なら使えますし、配偶者特別控除は、夫の収入にもよりますが、妻の収入が１４１万円未満なら、段階的に使えます。

ただ、税金とは別に、妻が働いて１３０万円以上稼ぐと、妻は夫の扶養家族ではなくなり、自分で社会保険料を支払わなくてはならなくなります。
妻が支払う社会保険料とは、国民年金と国民健康保険。
１２９万９９９９円だったら夫の扶養家族として支払わなくてもよかったこれらの保険料を、１３０万円を越えた途端に支払わなくてはならなくなりますのでご注意下さい。






　　　　　　　　　　　　
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