さて、前回は、転職の際の手順を以下のようにざっと説明しました。
1.人材紹介会社(以下エージェント)に転職したいと登録します。
全てWeb上で申し込みます。(担当者と対面面談をするところが大半です。)
2.エージェントから募集を出している企業の求人票が届きます。
3.M氏がその企業に興味があれば、M氏の履歴書と職務経歴書(職歴書)をその企業に提出し、
書類選考してもらいます。
4.書類選考がパスすれば、面接になります。2次面接、3次面接まである企業もあります。
5.内定通知が届き、お互いの合意の基、正式採用となります。
そして1つ目のハードルが、
エージェントから適切な求人票が届くかどうかであるとお話しました。
興味のある求人に受験意思があることを伝えると、早速応募手続きに入り、
履歴書と職歴書をエージェント経由でその企業に提出し、書類選考結果を待ちます。
大半の人はここでNG判定を受けます。エージェントによれば、2割程度しかPassしないとのことです。
ここが2つ目のハードルでしょう。
M氏の場合は結果的には6割以上の確率で書類選考はPassしています。
その理由ですが、そんなに難しくはありません。
M氏が書類選考で合格するための書類作りは、以下です。
-履歴書よりも職務経歴書に重点を置き作成する。
=>履歴書はむしろおまけ、職歴書に履歴書と被った内容も記載される事になるので、
職歴書の完成度を上げることに集中しました。
-職歴書には、これまで在籍した社名を明記し、そこでの職種と日常的に使用していたスキルや能力、
新たに学習できた事を箇条書きでまとめる。
=>面接で自己紹介をする際のメインの内容になるのでうまくまとめ、暗記できるくらいにしておく。
-これまでの成功事例があればそれを明記し、どのスキルによるものかをアピールする。
=>面接で、「成功事例」や「失敗事例とその後の処置」の質問はよくされました。
-職歴書の最後にアピールポイント欄を設け、その企業に対しての貢献できそうな内容を箇条書きにまとめていった。
=>現在のスキル、能力で求人に書かれている職務についてはこなして行けるとアピールする一方で、
今後こういう面でも貢献していけるのではないかと言う点を盛り込みアピールする。
志望動機にもつながる。
-職歴書をエージェントにチェックしてもらい、洗練していく。
=>その道のプロに、読みやすいか、内容は十分か、アピールポイントが伝わるか何度も確認してもらいました。
履歴書はこれまでの自分の履歴・経歴の事実を書いていけばいいだけで、履歴書で何かアピールできるかと言うと、
それほど無いと思います。
職歴書は、割とフォームも自由度が高いし、他の人と差が付くように作り込めます。
この職歴書はすべてがアピールポイントになるように見直しに見直しを繰り返し、
分かりやすい表現、見やすいまとめ方をして、先方に読んでもらいアピールポイントを十分に汲み取って
もらえるように作り込むといいと思います。
こんな感じでまとめていったら、大体、6割の通過率を達成しました。^^
明日は、これまで受けた面接についてお話します。
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