O家(おーけ)のドタバタ日記

我が家(O家)の日々の暮らしぶり、生活ぶりをつづった気ままなブログ(定期更新では有りません・・・)

新横浜から歩いたよ、あの日。(その6)

2011-04-26 21:45:44 | Weblog
多摩川を渡りきり、再びネットで交通網のチェック。
既にJRはこの日の運行を「終日運休」と発表。
私鉄や地下鉄は運休を発表してはいないものの、復旧の一報も無い。

「私鉄や地下鉄はJRへ習えだろう・・・」
と想像してしまいました。

結局、この日は、電車では帰宅は難しいのだろうと判断した瞬間でした。

腹は決まりました。
こうなったら家まで歩こう!
iPHONEで地図をチェック。
ここからなら環八でずっと北上すればいい・・・もうそう決めて歩き出していました。

寒い夜だったのを今でも覚えています。

新横浜から歩いたよ、あの日。(その5)

2011-04-25 20:17:21 | Weblog
さて、多摩川を渡っている時に、奇妙な光景に出合いました。
M氏は当然、歩道を歩いていたのですが、車道は車で大渋滞でした。
その車道の左寄を自転車が、渋滞の車と歩道の間をスイスイ通過していたのですが、
突然、猛スピードで原付きがその自転車の後方に接近。
そしてあろうことか、自転車に対して
「どけよ!ぼけ~!!」と言い始め、追突せんばかりに煽ります。
自転車のドライバーも退避スペースを探しますがありませんでした。右には車の大渋滞だしよけようが無いんですよね~(^_^;)
でもそんなことにはお構い無く原付ドライバーは怒鳴り続けます。
本当にたちが悪いです。
海外メディアから震災発生時の日本人の行動は称賛されていますが、こんなヤツもいるんですよ!
白いツナギと言うか、現場で着るような服を来ていました。ま、そんなような感じの仕事をしてるヤツなんだろーねー。
かなりタチが悪いね(∋_∈)

少しテンパっている人のあわてふためいている様を見た気がしました。

新横浜から歩いたよ、あの日。(その4)

2011-04-15 09:25:37 | Weblog
3月11日、その日の夜は風が強くおまけに冷たかった。
子安駅に僅かな期待を抱き立ち寄ったM氏は恐るべき事実を知らされる。
1 子安駅は予想通り開店休業状態。
2 首都圏主要JR線は運行終了。

!!??

(∋_∈)なんじゃそりゃ~?

そしてそのあとの私鉄各線の右へ習えが怖かった・・・
結果的には私鉄はこの日はキチンと利用者に便宜を図り夜通し運行をしていましたが。

さて、子安からも歩かなければならない事実を突き付けられ、覚悟を決めて多摩川を渡ります。
やはり冷たくて強い風が橋の上の歩行者には厳しいですね(>_<)
とにかく寒かった、とにかく長かった・・・
多摩川ごえをしているM氏が目の当たりにしたものとは??

つづく。

新横浜から歩いたよ、あの日。(その3)

2011-04-12 23:19:26 | Weblog
さて、久々の連載(?)再開です。
間に中国出張が入りまして・・・

3月11日、午後に地震が発生し、以来、交通網は麻痺状態です。

M氏はまず、目についたたい焼き屋さんで、たい焼きをひとつ購入し、アツアツを食べながら歩き出しました。
線路と平行な綱島街道をとりあえずは歩こう、いつ動くか分からない電車を延々とホームで待つよりは、歩こう、そう考えました。
仮に電車が復旧したらそれにすぐ乗ればいい、そんな感じでした。
鶴見川を渡るとき、大勢の人だかりに気が付きました。
皆さん、川を橋の上から覗きこみ見ています。
M氏も見てみました。すると・・・
川があらぬ方向へ流れています。
津波で海側から水が逆流してきていたのです。
ビックリしましたね~。

そして、綱島、日吉の停電エリアへ・・・
コンビニ、ガソリンスタンド、スーパー、みんな電気が消えてましたね。

当然ですが日吉駅も電車は動いていませんでした。

とにかく歩き続けるしかありませんでした。とりあえずは渋谷方面へ。

その先、子安の辺りだと思うのですが電気が付いている街並みが見えてきました。
自然と歩く速度が上がっていた気がします。
更にiPhoneの地図を見ながら歩くと、多摩川が近づいてきました。
ここは歩いて渡りたくないな・・・冷たく強い風が橋の上の歩行者には厳しいと思ったんです。

で橋を渡る直前の駅、子安駅に立ち寄ってみました。
電車復旧していないかな~って(^_^;)

しかし!
そんなに甘くはなかった・・・

つづく・・・

新横浜から歩いたよ、あの日。(その2)

2011-04-02 10:09:35 | Weblog
しばらく歩こう、まずはiPhoneの地図アプリで現在地とどこを通って行けばいいかの確認。
とりあえず、渋谷方面を目指す事にしました。
「うん、綱島街道を道なりに行けばいいな・・・」そんな感じでした。
幸いにもこの辺りはM氏は以前から何度も来た事が有るので、それほど不安にはなりませんでした。

そして、菊名駅を出発してすぐ、ふとタイ焼き屋さんが有るのに気がつきました。
なんとなく、そこでタイ焼きを1つ買い、「ほかほかで甘いなー」なんて感じで歩き始めました。
その日は時間が遅くなるにつれて風が強くなりしかも寒い北の風でした。
前チャックを閉め、コートの襟を目一杯立てひたすら歩きます。

同じ方面に歩く人、逆方面に進む人、かなりの人が歩いています。
中には会社から渡されたのか、会社のマークのようなものが印刷されたヘルメットをかぶっているOLさん達もいました。

鶴見川を渡っていると人々がざわざわしながら川を橋の上からのぞきこんでいます。
あるはずの無い川の逆流があったのです。
海に近い川には海からの津波が流れ込んできていたのでした。

普通では無い状況だと感じました。
そして、橋を渡り切ると、そこに見えたのはまた驚く状況でした・・・

次回に続く。