5/4(月)朝食をたっぷり食べ、ウィーンのホテルをチェックアウト
プラハへ向かいます!
同じような時間にチェックアウトしていた一人旅の日本人男性(若者)と言葉を交わしました
日本人と話をするのは、旅行中これが2回目!
氷河特急の時と同じように、同胞に出会う喜びを感じます
同じホテルを選んでいたというところにも「同士」を感じたり(^-^
彼はプラハとウィーンを廻ってきたそうで、このまま空港に向かい帰国の途につくようです
お互いの旅の感想と情報を交換して別れました
夫と私は、地下鉄でウィーン中央駅へ
ウィーンの地下鉄もトラムもホームと段差の無い「低床式」だったので、楽にスーツケースを積めるのです
■【ウィーン中央駅からRJČD】
RJ72(レイルジェット)ウィーン中央駅発 09:07プラハ本駅着 13:18 に乗りたいと思います!
オーストリアからチェコへ、この列車で国境を越えます
鮮やかな色の車両が停まる
駅の風景を楽しみながら
名残惜しくなります...
RJČDは、チェコ鉄道版のレイルジェット
12月から運行開始されたばかりの新型車両☆
赤ではなく青いボディです!
予約せずに乗車しましたが、一等車もほぼ満席の人気ぶり☆
空いていた座席をそれぞれ確保した後 、食堂車へGO!
メニューの価格表記は、€とCZK(チェココルナ)が併記されています
(*1CZK≒4.88円/2015年5月現在)
夫はチェコビールを、私はタルトとカプチーノを頼みました
ハッピーアワーだったのか..? 支払い時に確認すると・・
夫の分(29CZK)私の分(75CZK)で104CZK .. 安い .. (゚o゚;)
クレジットカードで精算し、€コインでチップを置きました
食堂車から客車車両の自分の席に戻ります
途中駅で夫の席の向かいが空いたので、そっちの席に移動
4時間の列車旅・・
一等車では食堂車からデリバリーも頼めるようで、車両内に周囲の乗客の方々が頼んでいたパスタや肉料理の美味しそうな匂いがたちこめます
私たちはまだお腹がすいていなかったので、チェコで食べることにしていました
あ.. でも!「お茶を点てよう♪」ということに(^。^)
宿泊していたホテルではこれまでも朝は、①でご紹介した「野点セット」で点てて一服していましたが、電車では初めて!
水筒にはちゃんと、ホテルでお湯を入れてきています
①でご紹介した「野点セット」の出番!
私の後ろの席に座っていらした台湾人の男性が話しかけて来られました
東京の大学に通っているお嬢さんと、二人旅だそうです!
お父さんは英語、お嬢さんは流暢な日本語を話しました
「日本のお茶ですね!いい香りがしました」と褒めて下さり、仲のいいこの父娘と話が弾んで楽しかったです
車窓の色になんとなく古びた異国の風情を感じ取り、お財布の中をチェココルナ(CZK)紙幣に入れ替えておきます!(*日本から、約6,000円分だけ両替して持ってきました)
興奮して時間はよく確認していませんでしたが、プラハ本駅到着は30分位遅れたのでしょうか・・
・・そんなことどうでもいいことです!「プラハ」という言葉の響きにずっと憧れていたのですから!
ただし、現地で通用する発音はです(b^ー゚)★
★ウィーン:Vienna(ヴィエナ)
★プラハ:Prague(プラーグ)
■【プラハ本駅】
この右の車掌さんと一緒に写真に写りたくて、最後のお客さんが降りられるまでウロチョロし・・
お願いして、念願かなったのが①でもご紹介したこの写真でした
その後も、食堂車のカーゴの積み降ろし作業を見たり、ホームの風景を満喫したり、しばらく興奮状態が続いていましたo(^-^)o
プラハ本駅2階のドームは、1910年に造られたアールヌーヴォー建築の名作(建築家ヨゼフ・ファンタ作)
ファントヴァ・カヴァールナと呼ばれています
行ってみると、下の階の喧噪とは異次元の、誰もいない静寂が広がっていました
この贅沢な空間を去り難くなってしまい、ため息をつきながらしばらくの間立ち尽くしていました・・
時計が止まっている(狂っている?)のも「いかにも」です
1階に降りて、インフォメーションで「24hフリー交通パス(地下鉄・トラム・バス)」を購入
日本円にして≒540円ですが、結局地下鉄に1回乗っただけであとは歩きまわっていたので... 元は全くとれていません
食堂車での飲食に比べて割高になってしまいましたが「チェコの財政に少し貢献できた」と思えば嬉しいです
プラハ本駅からヴァーツラフ通りに面したホテルまで徒歩約7分、
公園を通り抜け、石畳をスーツケース転がして歩きます!
あちこち物珍しく立ち止まっては写真ばかり撮っている私に「いちいち止まらないでさっさと歩いてくれ~」と、ガミガミ (`-´メ) 夫
今日のプラハは夏の日差し
チェックインして休憩 &暑いので薄着に着替えます
歩いても行ける距離(一駅)を乗りたかった地下鉄で旧市街まで!
(あとにも先にもこの1回@プラハ、なのでアップします♪)
■【旧市街】
今回の旅行で訪れた街の中で、一番賑わっていたのがプラハでした!
*ティーン教会
*旧市庁舎
*旧市庁舎の天文時計
一年かけ一周する二つの時計は、上が天体の動き・下が四季を示しています
*旧市庁舎《塔》に上ります!(*二人で240CZK)
通路も狭く混んでいる上に手すりだけだったので、高所恐怖症の夫にはちょっと辛かったかも..
スロープ&階段で塔を下ります
ウンゲルトを通り抜け、ヴルタヴァ川に架かるマーネス橋(カレル橋の隣の橋)を渡り、プラハ城に向かって歩き続けます
ヴルタヴア川に架かるマーネス橋から、カレル橋方面を臨む
プラハ城東門へと続く長い坂道と緩やかな階段を上り続けます
■【プラハ城】
東門の衛兵さん
もう夕方で、建物の中に入ることはできない時間になっていました
みんなが城を出て帰っていく頃で.. 城内は閑散としはじめ、ゆっくりとした時間が流れます
聖ヴィート大聖堂
そろそろ閉門のようです・・
衛兵さんのこの日最後の行進と儀式(?)
正午の交替式は、音楽も演奏され大変混雑するらしいのですが、この最後の時間はひっそりとした中、見物客がいなくても粛々と執り行われていました!
正門に向かって西側の建物は、現在の大統領府でもあります
戻って来た衛兵さんの列についていったりなんかしちゃって.. (^。^)
この日のプラハ城を出る、最後の客だったような気もしています
■【ノヴィー・スヴィエスト通り】
この通りはかつて、お城で働く召使いや貧しい人達が住んでいた一角なのですが、今では芸術や文学を愛する人達が暮らす静かな地域になっているそうです
突き当たって、チェルニーンスカー路地を上がって行くとまた、視界が開けました!
なんとも不思議なラビリンス・・
わざと狭い階段を選んで坂道を下りていくと、またこことは別世界の賑わいが戻ってくるようです
カレル橋の方に向かうにつれて繁華街になっていきます
チェルトフカ水路
■【ヴルタヴァ川と夕暮れ・カレル橋・聖人像】
カレル橋を渡ると、来たときの逆ルートで.. 旧市街→ウンゲルト→ヴァーツラフ通り.. と夜の街を歩きます
途中、夫がビアジョッキを4つ買ったお店で《 店のご主人の行きつけ&一押し 》を教えて貰ったので、晩ご飯はそこに決めていましたd(^-^)
お腹はぺこぺこ、へろへろです~