いやぁ、すごかったぁ、テレビ東京でやってた番組て見たばれん職人さん。
ばれんって、みんな小学校で木版画やる時に使った丸いやつよ、木版に墨や絵の具ぬってその上に画用紙かさねて、その紙の上からこするやつ。
絶対誰もが一度はやったことっつーか触ったことあると思うんだよね。
多分学校で使ってるやつは安い大量生産みたいなものなんだろうけど、職人さんが作ると高級なものだと1個15万円だって!
すげー!
1個作るのに7〜8ヶ月だってよ!
しかし一つ一つ手作りのその工程を見ると、そら高いわけだ、と思う。
その番組では、あるフランス人の方が日本の浮世絵に魅せられて自分もオリジナル作品を作ってるんだけど、その方が日本に実際に来て版画の彫り師さんや刷り師さんの作業を見て学んで、さらにばれんを作る職人さんの所に行って学ぶ、というのをやっていた。
ただしそれは7年前で、今回はその時の映像と現在の活動が放送された。
いやぁ、浮世絵の製作するところが非常に興味深かった。
まぁこれまでも何度かそういうのをテレビで見たことはあるけど、改めて、すごかった。
彫り師の腕も神業だな、すんげー細かいところを手で彫ってんの。
並じゃない集中力がないと出来ん。
また摺師さんもすげー。
例えば雲や波などのぼかし(グラデーション)の所、水加減とか絵の具の伸ばし方とか紙に擦る時の力加減とか、自分の感覚だけで100枚全て同じく出来るそうな。
うがー!こちらも神業。
さらにばれんの製作工程も神業。
是非見てない方はTVerとかで見てほしい。
感嘆
ばれんって中身知らなかったよ、昔の和紙を50枚も重ねてるんだ、ほー。
さらに竹で作ったこよりを巻いて・・もう気が遠くなる作業
今後、浮世絵展に行って実際の版画を見る目が変わるな。
いいもの見たわ。
テレ東ありがとう!!