この間ムスコが、
「オレね、代表委員になった」
と言って帰ってきた。
代表委員とは、まぁいわゆる学級委員長のこと。
ゲッ!自分でやりたいって言ったんか!?
「うん、立候補した」
ゲゲゲッ!他にもやりたいって子いなかったんか?
「いたよ、NとK」
ゲロゲロ~ン、NとKといやぁ、お前と仲良しのいつものおバカメンバーじゃねーか。
授業中うるさくして怒られて正座させられただの、給食中騒いで職員室に立たされただの聞くお前と同類のメンツじゃねーか。
で、どうやって決めたんだ?
「クラスのみんなにきいたの、手挙げて選ぶの、そんでオレが選ばれた」
だって。
うわ~気の毒~。
こんな三人からクラスの代表を選出しなければならないなんて、なんと気の毒な有権者たち。
究極の選択だよな。
どいつもこいつも・・なヤツらしか立候補しなかったんだからしょーがないやね、先生も頭痛いと思うわ。
で、先ほどムスコのぐちゃぐちゃになった机の本棚から明らかに母に見せまいとした数々のプリントが・・・
40点だの10点だの、×だらけの解答用紙であった。
コラー!のび太みたいなことすんなー!
ちゃんとテストは見せろやー!
こんなのが代表委員でいいんだろうか!?