新 旧

どんどん時代が変わってって、新しくなってって、おいらはもうついてけないな～。

小学校の頃、ビデオテープにテレビの番組が録画出来るのー！？って、それはとても衝撃的だった。
それが今はＤＶＤも越えてブルーレイだやね。
中学生の時、ウォークマンが出て、それも画期的と思ったけど、それからＣＤウォークマン→ＭＤウォークマン、で、今はＭＰ３プレーヤーっつーの？
すごいねぇ。

ケータイだってこんなに普及したの大人になってからだし。
今は二つ折れのガラケーと呼ばれるものも古くなって、スマホだもんね。
それにタブレットだのなんだの、もうどんどん携帯するタイプのやつが変わってって、何がどういう機能を持ってどういう仕組で動いてるのか、さっぱりわからない。

わからない、っつーよりも、興味が持てない、って方が正解かな。
なんかね、もういいや、って思っちゃう。
覚えよう、知ろう、という気が起きない。
歳をとった証拠かな？

けど、だんなはすごいそういうのに興味があって、どんどん新しいのが出てくるとそれを知ろうと調べ尽くす。
はぁん、すごいなぁ、と感心する。
そういう意欲が持てることに感心する。

おいらが興味あるのは、新しいものよりも古いものかも、と今更気が付いた。
たとえば、この間熱海まで観に行った尾形光琳の絵とか。
絵でも、やっぱり現代アートよりも昔の西洋絵画や日本の浮世絵などに惹かれるし。
本も、毎日発売される新刊の本よりもちょっと昔の推理小説が読みたくなるし、古文漢文も好きだし。
うーん、今のものより昔のものを知りたくなるのはなぜだろう？

そう考えたら、それは今に始まったことではなく、高校生くらいの頃からすでにそうだったのかも。
高校生の時は通学電車の中で、よく夏目漱石の本を読んでいた。
明治期の話がどれも興味深かったな。
古本屋で本を見つけてはよく買っていた。

最先端技術に目を向けるだんなと、古のものに惹かれるおいら。
正反対なんだな。
けど、きっとそれがいいんだろうな。

Ｘ ＤＡＹ

いやぁ、家族で観てきましたよ、映画「相棒」新作。

まだ観てないかたのために詳しいことは書かないけど、主演イタミンだから細かいところがいちいち可笑しかったな。
もちろん話も面白くて。
良かったっす～。

あぁ、もうこんな遅い時間になっちゃったよ、寝ますわ、おやすみなさい。