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童話

2015年09月18日 01時47分39秒 | Weblog
もともと、絵本として書かれたお話ならそれでいいんだけど、童話として書かれたものを絵本にする、というのは果たしてどうなんだろうか?
ってことを考えてしまった。

例えば、宮沢賢治はたくさんの童話を書いたけど、そのほとんどは彼が亡くなってから世に出たもの。
死後に見つかった作品は今は本になったり絵本になったりしている。
彼は書きためてたけど発表はしてなかったから、まさか後に絵本になるとは思ってなかっただろうな。

だから、そういうのをあえて絵本にするというのはすごく難しいと思う。
作者と相談して絵本にするわけじゃないから、絵を描く人が作品を読んで想像した世界を描くしかないからね。

けどそれはどうなんだろう?
絵本にしちゃうと読む側の想像力が欠けてしまうんではないかしら。

グリム童話もアンデルセン童話もしかり。
絵本やディズニーの映画とかがみんなの頭に残っちゃって、作品を読んでその文章から自分であれこれ想像して世界を広げる、っていう行為を妨げてしまうんでないかねぇ。

絵本の読み聞かせボランティアをやってるけど、ふと、そんなことを思ってしまった。
絵本として書かれたものなら問題ないんだけど、童話作品ならあえて絵本を見せるんではなくて、文章を読むだけにしてみようかね。
コメント
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