産興商会のブログ

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冷凍食品と保湿性

2016年07月13日 | 日記

 一般に言われている「冷凍焼け」とは、食品を冷凍することによって食品の細胞から水分が抜け出て、そして酸化することで起こります。

 最近では急速冷凍などの技術がありますが、いずれにしても食品を空気に触れないようにして温度管理をすることだと思います。

 それでも冷凍焼けが起こる場合は、保湿性のある物質またはビタミンC・ビタミンEなどを配合した酸化防止剤を使用すると良いかもしれません。食品に練り込み、あるいはタレまたは水に薄めて食品を漬け込み成分を浸透させます。水分の多い食品の場合、保湿性のある成分を加えるとドリップを防ぐため味が良くなります。そして脂の多い魚・肉の場合はビタミンC・Eが配合されたものを使用すると、変質を防げると思います。

 冷凍食品に添加する場合は、冷凍作業の前に行いますので、すでに冷凍された食品には使用できません。そして、すでに冷凍焼けを起こしてしまった食品には、添加しても効果が望めないため、冷凍食品を製造される現場でのみご使用いただくことになります。

 

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