10月1日 (日) 花曇り
久しぶりに三郡縦走を
昨年の逆コースで歩いてきました。
三郡縦走は、いままで5回ほど歩いていますが、一回目と昨年は途中で膝が痛みかなり苦労しました。
他のもっと長いコースを歩いても膝は傷まないのにこのコースを歩くと不思議に中盤から膝が痛み出します。
なんか呪縛があるんでしょうか?
そんなことがあるのかどうか、またまたやってしまいました。
昭和の森 5:50~皿山公園7:00~岳城山7:55 ~若杉山9:10~ショウケ越9:55~鬼岩谷 10:35~砥石山10:52
~前砥石山(昼食)11:10~三郡山12:25~仏頂山13:20~宝満山13:30~昭和の森15:20
9時間30分
ルート、グラフはYAMAPへ
夜が明けかかった昭和の森を出発。下って行く。下山の思想かな?
皿山公園へ向かう途中、東の空が焼けてきた
1時間チョイで皿山公園到着。トイレを拝借して(ふんどしのひもを締め直し(パンツですけどなにか?))登り始める。
林道歩きで展望台へ、背振の山並みがずっと続いて二丈岳付近まで見えていた。
山頂に立ち寄り、トラバース道を経て北西尾根へ。ここにサラシナショウマの群生地があるのだがまだまだ蕾でした。
若杉山の山頂では工事が行われていましたのでそそくさと通過
若杉ヶ鼻からの展望を楽しんでショウケ越えへ下って行く。
思いがけず、キバナアキギリ、タカクマホトトギス、ツクシミカエリソウが登山道をずっと飾ってくれてとても幸せな気持ちで歩けた。
特にキバナアキギりは雲仙の九千部岳で見た群生を上回る規模でたまがりました。^^;
橋は通行止めなので道路にいったん降りて登り返し。ここから鬼岩谷までの登り返しが篠栗川からの縦走では一番の難所、ゆっくりと行こう。
カエルに見えるような岩の横を回り込んで登って行く。鬼岩谷をすぎるころに膝に違和感が出始める。
「またか」と不安がよぎる
前砥石山で昼食(おにぎり2個) ストレッチをしてスタート
下りや登りで膝を深く曲げると痛みだす。ゆっくりと小股で歩いていくことにする。
鬼岩谷から三郡山までの縦走路は静かで一番楽しめるところ。最近はトレラン流行で、登山者よりランナーの方が多いようだ。
どんどん抜かれる。^^;
三郡山手前のブナの大木。いつもこの木のとこでちょっと休憩
三郡山は写真を撮ってすぐに移動
鉄塔下からはかなり遠望があり、雲仙、九重連山、英彦山犬が岳などが見て取れたが、写真ではわからんねえ
膝はだましだましでなんとか、宝満山へ
相変わらずの人の多い山頂。ちょっと休憩後下山。
ここでちょっと、そばで昼食をとろうとしていた家族の娘さんの弁当のパックが黒色だったのだが、そこへ小型のスズメバチが飛んできて、黒色の部分に何度もとまろうとする。娘さんは恐がって弁当を置いてお母さんの方へ逃げて行ったのだがスズメバチは弁当のおかずの部分にもとまったりして、ちょっと近寄りがたい雰囲気、しかしお母さんは、スズメバチには目もくれず弁当を奪還。
母は強し!の光景でした。
下山は、兎道と前回失敗した宇美新道で
サポーター代わりに包帯で膝をぐるぐる巻きにして下る。疲労はないのにゆっくりとしか下れずくやじい~!
何とか、下山。
今回も苦労しました。
何故なのでしょうか?三郡縦走と相性が悪いとしか考えられません。
もう三郡縦走はしないかも…
今日のお花
フユイチゴ、?(へこさんたのむ)
他は皆さん良くご存じ
ヤマハッカと、白花のタカクマヒキオコシ
ゲンノショウコのピンクが珍しい
キッコウハグマは準備中ですが花が咲くものが少ないので、「咲けよ~」と念を入れておきました。
サラシナショウマは縦走路でやっと見つけました。
今の時期のアサギマダラは長い旅に向け栄養補給に忙しそうです。
二輪だけみつけたセンブリ
この山系には少ないので嬉しい
宇美新道を下って小さな沢に降り立ったときに見つけたアケボノソウ
嬉しかったなあ