10月28日 (土) 曇りのち雨
二週続けての週末台風、なかなか思った通りの計画になりません。
今週も風来坊さんの計画に乗っかりポンちゃんです。^^;
仰せのままに、待ち合わせ場所へ、仰せのままにナビをセットし黒木登山口へ向かいます。
登山口が近づくと早くも雨が!「天気予報からいうと、ちょっと早いんでないの?」
ここで風来坊さんから提案があり登山口の変更。
温泉の近い、平谷コースから登りましょう!と
黒木トンネルの手前からスタートです。
序盤は人工林の歩き。林道を横切ると次第に自然林へと変わって行きます。
途中からは岩場も出てきて楽しくなってくる
大木の多い山である。
樅の木がデカい!千年樫の古木も凄い生命力
このあたりではもう雨も上がって曇りながら、紅葉など楽しんで登ることができる。
平谷越に登りあがると台風の影響か風が冷たく強い。
山頂までは岩場の急登。山頂はこうでなくては!と思えるようなヨカ山です。
二回目の登頂
雨も上がって、ガスもとれしばし展望を楽しむ。
あ~来て良かったなあ!と思える風景である。
今日の条件でこの展望は奇跡的かと…
先週登った、志々伎山も遠望できた。
山頂付近の紅葉はツツジ系が多く
ここからは、多良岳へ向け縦走だ。
しかし、笹岳付近から本降りに。多良岳はあきらめ金泉寺山小屋へ一時避難
小屋では、暖かく迎えて頂き、ストーブが焚かれ、冷えた体とウエアを乾かすことができた。
ここで昼食。おまけに豚汁までごちそうしていただいた。
心もあったまったひと時でした。感謝
下山は縦走路を戻り、途中から巻き道で平谷越へ。
途中太ももが攣りそうになり、風来坊さんを待たせてしまいました。(詫び)
ソーメン滝
イッパイぶら下がってますね
今日は、花も終わって習った花も見ることができませんでしたが、登山路の雰囲気、植生を見て行くと相当豊かな山だと認識しました。
特に、クサヤツデの群生は凄かった。ツクシコウモリソウも広範囲に見ることができ、季節を変えると他の花の多さも期待できそうな新しい発見でした。
植生で見ると英彦山に良く似た感じがしました。しかしここは鹿の食害が無いので、地面に生える野草が多そうです。
縦走路に関しては、以前から思っていましたが、周回できる縦走路(九州)では、祖母傾(横綱)多良山系(大関)黒髪山系(関脇)
といった印象です。(この三つの山系地形がそっくりなんですよねえ)
他の御意見も多々ありましょうが、あくまで個人的見解ですので~
歩行時間6時間54分