NPO法人 三千里鐵道 

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ウィキリークス創設者がクリントン長官に辞任を要求

2010年12月03日 | 六者協議消息
★写真のジュリアン アサンジ氏は、国際手配されている。クリントン辞任要求の理由とした「自国外交官、国連高官の情報収集」にはパンギムン事務総長も含まれているそうだ。どえらいことになりそうな気配だ。namsang


ウィキリークス創設者がクリントン長官に辞任を要求

ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジ氏(AP=共同)
 米誌タイム(電子版)は30日、内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ氏が同誌とのインタビューに応じ、米国務省が自国外交官に国連高官らの個人情報を収集するスパイ活動を指示した公電が暴露された問題で、クリントン国務長官に辞任を要求したと伝えた。
 
同氏は居場所を明らかにせず、インターネットを活用した電話サービスで話した。
 同氏は、長官が解雇されようと辞任しようと「大差はない」としながらも「長官が国連で米外交官にスパイ行為をするよう指示していたことがはっきりすれば、辞任すべきだ」と言明。
 同氏は「(米公民権運動のような)市民的不服従」の立場を取っているのか問われ「全く違う。われわれの目的は世界をより良いものにし腐敗した組織に立ち向かうことだ」と述べ、秘密文書の暴露は非合法ではないとの認識を示した。

米韓が南北統一後を協議…ウィキリークス入手の秘密外交公電

2010年12月03日 | 六者協議消息
米韓が南北統一後を協議…ウィキリークス入手の秘密外交公電25万点

 民間の内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」は28日、米国の秘密外交公電約25万点を入手したと発表、順次公開を始めた。米紙ニューヨーク・タイムズは同日、電子版で内容を報道。同サイトの事前提供とみられ、米韓両国当局者が南北統一後について協議したとの内容などが明らかになった。最近3年間の公電が大半。英ガーディアンなど欧州4メディアも同時に報じた。

 ウィキリークスの関連サイトは約25万点のうち5697点が東京発の公電で、このうち1660点が「機密文書」だと伝えた。
 ギブズ米大統領報道官は同日、ウィキリークスに対し「無責任で危険な行為」との非難声明を発表した。

 ニューヨーク・タイムズによると、駐韓米大使は韓国政府側と、北朝鮮が経済苦境と政治権力継承の問題から内部崩壊につながる場合に備え協議。今年2月に在ソウルの米外交官から伝えられた公電は、南北統一国家と米国の同盟関係に中国が懸念を示した場合、経済的な見返りで対処するとの韓国側立場を報告。
 北朝鮮がイランに中距離弾道ミサイル「BM25」19基を提供したとの秘密情報分析結果を伝える別の公電もあった。

 今年1月の公電は、中国指導部が米インターネット検索大手グーグルの中国内システムへの侵入を指示したと、在北京の協力者が米大使館に明かしたことを報告。2002年から米国と同盟国、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世などのコンピューターに侵入しているとした。

 パキスタンの核問題やキューバ・グアンタナモ米海軍基地の収容施設、アフガニスタンの汚職疑惑をめぐる公電内容も明らかにされた。

 ウィキリークスのサイトによると、公電約25万通は約270の在外公館とのやりとりで、うち約1万5000通が機密文書。創設者のアサンジ氏は今月4日、新たな秘密文書を近く公開すると発表していた。AP通信によると、ウィキリークスは、サイト閲覧が困難になり「攻撃された」と述べたが「ウィキリークスがダウンしても入手文書は欧米5メディアが報じる」とした。(共同)

歴史は繰り返される?ー韓国政府だけ知らない韓半島の運命

2010年12月03日 | 六者協議消息
歴史は繰り返される?ー韓国政府だけ知らない韓半島の運命


2010年12月02日(木)12:15:54金致寛記者ckkim@tongilnews.com



ウィキリクスが暴露した外交文書に、韓半島問題処理過程で韓国政府が疎外されている密約が次から次へと明らかになった。

●先月30日日本<共同通信>が伝えたウィキリクスの暴露した米国務部外交専門には、中国が昨年4月北朝鮮の核問題解決のため北中米3者対話を米国に秘密裏に提案したという内容が含まれていた。

当時韓国政府は、北朝鮮の核問題解決のための6者会談開催を反対、韓米同盟だけ丈夫ならば何の問題もないという立場だった。

したがって中国政府としては、韓国政府とは北核問題を議論してみても何の得るところがない、どうせ米国の立場が変れば韓国はついて行くという計算が敷かれていたのだ。

もちろん中国の秘密提案は、米国の拒絶で成就しなかったが、韓半島問題に韓国が当事者として扱われなかった具体的事例として、憂えるべき大事に違いない。

●さらにノムヒョン政府時期の大統領府外交安保秘書官を担当したパクソノン米ブルッキングス研究所招へい研究員は、30日(現地時間)午後自身のフェイスブックに10月中旬ワシントンで会った高位関係者の衝撃的な発言を伝えた。

米国高位関係者が
“キム・ジョンイル政権はまもなく滅びるはず。韓国が北朝鮮をみな接取すれば中国が嫌がる、少し割譲しなければならない”
と話したしパク研究員が“何の話か、北朝鮮の領地渡すことかいっているのか?”と尋ねると、すぐに“そうだ!”と答えたということだ。 また“どこ? 新義州や羅ソン地方?”と問い直すと、高位関係者は首を縦に振った”といった.

統一された韓半島に関連し米国と中国が領土の一部をどうのこうのする話が進行していることを、 インターネットでは“桂-タフト密約”の再現と嘆いている。

パク研究員は
“新羅が三国統一する時、高句麗半分以上を割譲したことが浮び上がる”
としながらさらに
“韓国の役人たちが米国との秘密対話で青信号をつけたと疑わざるをえない”と韓国政府の事前了解の疑惑を提起した。

外交部次官時期チョン・ヨンウ外交安保首席がスチーブンス駐韓米大使に
“キム・ジョンイル死後2~3年内に北朝鮮は崩壊するだろう”
“中国の若い指導者らは、韓国が統治して米国と友好的な同盟に連結された統一韓国を安らかに受け入れるだろう”
ヒョン・インテク統一部長官はカット キャンベル米国務部東アジア太平洋次官補に
“キム・ジョンイルは現在の政権を確かに掌握しているけれど2015年以後まで生きることはできないと見る”
とするなど根拠ない北朝鮮崩壊論と韓国主導統一論の甘い幻想を抱いている間に、米国と中国は韓国政府も分からない秘密提案をやりとりして韓半島の未来を決めようとしている計算だ。

韓国政府の高位統一.外交.安保役人たちの根拠がない虚勢を尻眼にして、米国と中国は実質的な韓半島の未来を議論する席に韓国を除外している今日の現実は、現政権の恥ずかしい外交成績評価だ。

米国のイラク'侵攻'が真っ最中だった2003年リ・ヨンヒ先生がある討論会で
“米国と中国が北朝鮮問題でのやりとり(Give and Take)で、中国が台湾を受け入れる代価として、北朝鮮を米国の支配下に譲り渡すシナリオも可能だ”
と当時としては衝撃的な展望を出したお言葉が耳に残っている。

2005年6者会談で9.19共同宣言が採択された。韓半島の運命を私たちの手で拓いたと報告したソン・ミンスン当時6者会談首席代表の自負心を、現政権からはまだ見ることはできない。