神戸阪急で開催中のキルト展に、J友さんの作品が出展されているので、J友さん達と行ってきました。
ジュリ友さんは、「あのころ」多田紀子さん。
今、注目の「源氏物語」。私は現在「光るきみへ」に、はまっております。作られたのは15~6年前だそうですが、今にぴったりですね(^-^)
「源氏物語が書かれた平安時代の静謐を表現しました。」
「萩の花のアップリケと刺繍で、その内側にある華やかな時の流れを表しました」
多田さんから直接、制作にあたった時のご苦労などを伺うことが出来ました。
古布で作られた膨大な数の六角形、古布の微妙な色合いが集まって、ゆっくり流れていくような寂寥感を感じました。その上に、小さいけれど鮮やかな萩の花と葉の重なりが美しい。大きな全体を見ても、繊細な細部を見ても、見る者の心に訴えかけらえているような気がしました。源氏物語の姫君たちの揺れる気持ちの動きや、密やかな声。光る君にその声が届いていますように。
この大きな作品の一針一針に、作者がどれほどの緻密な時間を要されたのかと思うと、しばらくその作品に見とれ、ほっとため息がもれました。素晴らしい作品を見せて頂いて、有難うございます(^-^)
こちらのテディベアの作品の中には、ジュリーのミニチュア人形を作られている、OSAGEさんの作品が中にあるそうです。
可愛い小さなベアちゃんたちがいっぱい!! この中のどれを作られたのかしら?と思いながら一体一体のあどけない愛らしさに、思わず笑顔がこぼれました。
どれかわからないな~と、思っていたら、一緒に行ったさんごさんがOSAGEさんに連絡をとられたそうで、こちらでした。テディベアの周りには・・
ボケていますが、とっても小さなジュリ~(笑) この極小ジュリーに見覚えがあります(^^)
とぼけた表情も面白いです(^-^)
三浦百恵さんのキルト作品「静寂の薔薇」
同じ六角形でも多田さんのものとは見た目も印象も違う、さらにさらに小さな六角形の集合体に、大胆な大きな紫の薔薇の花。その周りを囲むのは、落ち着いた色合いのテキスタイル。百恵さんがご自宅の中で、一心不乱に針を刺しているお姿を想像してしまいました。華やかな忙しい日々よりも、これこそが望んだ生活だったでしょう。作品を通して、静かに充実した、お幸せな毎日を過ごされているのだろうと想像しています。
昨日の特番『石原裕次郎&山口百恵 昭和レジェンド図鑑!!』で、ジュリーの「時の過ぎゆくままに」の映像が流れたそうですが、見ていませんでした。残念!
その他の作品も見応のある作品ばかり
神戸をテーマにした作品群。
目を見張るような大胆な大きな柄や、いったいどんな技法で作られているのか不思議に思う作品、色合いの華やかさや美しさ、地味な色合いの中に惹きつける力強さを持つ作品など、まさに作者の数だけ全部が違う、様々な技法のキルト作品が有りました。
画像は、多彩な作品の中のほんの一部だけです。
いったいどれだけの労力と手間と時間をかけて作られているのか・・ 気の遠くなるような繊細な手仕事に驚くばかりです。
日頃はキルトとは無縁な生活の私。自分が知っているキルトの世界は、実はごく狭いものでしか無かったとわかりました。作品展は全然違っていました。キルトが持つ表現の方法の多彩さを、心打つキルトの力を始めて知ったような気になりました。
J友さん、素晴らしい作品を有難うございました。
私の気持ちも豊かになりました
(※多田さんのジュリーをテーマにした作品、今回の展示には有りません)
※OSAGEさんの過去のジュリー作品はこちらから
④大千秋楽「SHOUT!」東京フォーラム11.28 - (移転しました)Saoの猫日和/old
※画像を追加しました。(^-^)ライブ前も楽しかった、大千秋楽「SHOUT!」東京フォーラム。お会いできた皆さま、どうもお世話になりました。有難うございます。初めてお逢いす...
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ジュリ友さん達と、美味しいランチとケーキ、食と芸術の秋の一日になりました。
30日からは、梅田阪神でドリフターズ展です。(^-^)