サロンの存在価値とは次の四点の徹底にあります。
1,顧客のニーズに的確に応えること。そこには以下のことが挙げられます。
◎親密な接遇によって精神的な満足を与えること。
◎顧客の都合に合わせた柔軟性のある対応、
つまり、営業時間・出張営業・特定メニュー等の便利性の提供。
2,独自固有の特徴を持つ。
◎自店独自の長所、特異性があること。特異性とは「独創性・意外性・感動性」を指す。
このように顧客のニーズを追求しつつ、自店が提供する技術な接遇のあり方を高めます。
3,経営に携わる全員に、経営理念の浸透を促す。
経営に携わる全員に対して、経営の理念を浸透させるためには、伝達の機会を繰り返すことが大切となります。
その方法として、従業員一人ひとりが自分の言葉に置き換え、経営理念を噛み砕いて説明する機会を設けるのが効果的です。
4,経営理念の具現化。
サロン経営上の政策や方針の策定は、経営理念を「見える化」するために具体的にするものです。
したがって、政策や方針の策定は、「顧客・従業者・サロン」の立場を明確にし、それぞれの利益を創造するところに経営理念具現化の本質があります。 明日に続きます